さばげーがえり!   作:一織

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※注意

キャラ崩壊注意
死亡フラグ立ってるけど誰も死にません


第3話 はじめまして

ヒワインド「高校もか......っ」

 

ヒワインドが唇を噛む

 

『ヤツら』「ヴァアアアアア!」

 

薫男「凛音ッ!?」

 

凛音「くっそ…」

 

凛音はそう言い、ハイキャパシティの引き金を引き、『ヤツら』の頭を砕く

 

卓「凛音、大丈夫?」

 

凛音「......大丈夫、噛まれてはいない」

 

卓「じゃあ、駐車場まで校庭を突っ切るよ!」

そう言うと、卓はアクセルを踏み込み、速度をあげ、『ヤツら』を振り切る。

 

ヒワインド「薫男、AA12だ、使えるな?」

 

薫男「ああ、こんな所でくたばれねえしな!行くぞ!」

作戦はこうだ、車のドアを開けると同時に薫男がAA12で寄ってくる『ヤツら』を蹴散らし、進路を開き、校舎内までヒワインドと走り抜ける

凛音はkrebs tactical rifle 03で薫男が仕留め損なった『ヤツら』を始末しつつ卓と共に前進し屋上へ続く階段までダッシュ

 

凛音「ッ......!?」

 

薫男「凛音!もうそいつは手遅れだ諦めろ」

 

凛音「...分かってる」

凛音は校舎内を疾走しながら強烈な吐き気に襲われていた。

 

それは凛音だけでなくヒワインドも卓も薫男もだったが

なんとか屋上の階段前まで辿り着いた

 

凛音「誰かいるんでしょう!開けてください!感染はしていません!」凛音がドアを叩くと

 

がチャリ

 

慈「貴方達何者なの!?」

 

薫男「今はそれより鍵閉めて!すぐにヤツらが来る!」

 

慈「え、ええ解ったわ...」

 

凛音「助かりました...」

 

慈「生き残ったのは...」

 

 

凛音「......すいません、俺たちの力不足で...助けられませんでした...」

 

慈「良いのよ、貴方達を責めているわけじゃ無いの、でも名前は教えてくれるかしら?」

 

凛音「あ、すいません。俺は掛名沢凛音と言います」

 

ヒワインド「ヒワインド=アイエフです」

 

薫男「白水薫男といいます」

 

卓「春日生卓です」

 

慈「私は佐倉慈よ」

 

由紀「めぐねえ...これからどうするの...?この人たちは?」

 

由紀は不安そうに慈に問いかける

 

慈「大丈夫よ、由紀ちゃんこの人たちが私たちを助けてくれるって。」

 

由紀「本当...!」

 

慈「ええ、本当よ。」

 

慈は笑顔で由紀に応える

 

胡桃「あのっ!ちょっと良いか?」

 

すると、胡桃が突然口を開く

 

凛音「ん?えーっと、ツインテールの子どうしたんだい?」

 

胡桃「あのさ、あんた達何者なんだ?自衛隊や警察じゃあ無いようだけど。」

 

凛音「.....俺たちがこの世界の人間じゃないと言って、信じるかい?」

 

胡桃「えっ......それは...」

 

凛音「それ位、自分たちでも訳が分からないことになってるんだ。今はそんな事よりも、ただ君たちの力になって、皆でこの世界で生き抜く。それじゃあダメかい?」

 

そう言うと凛音は微笑み

 

凛音「君たちの名前も教えてくれるかい?」

 

胡桃「あたしは恵飛須沢胡桃って言うんだ」

 

悠里「わ、私は若狭悠里よ」

 

由紀「丈槍由紀だよっ!」

 

薫男「もう良いか、凛音」

薫男が凛音に声をかける

 

凛音「うん、じゃあ、みんな今から俺たちは3階を確保しに行くから、此処で待っててね」

 

胡桃「まだ出会って間もないけど、絶対に死なないでくれよ...あんた達にいなくなられたら何だか嫌なんだ...」

 

悠里「私も同じ気持ちですから」

 

由紀「絶対に戻ってきてね...」

 

慈「絶対に危なくなったら戻ってきて下さいね。貴方達が私たちの希望ですから...」

 

一同「了解!」




3階の制圧描写は省略します。だって基本的にAA12でどうにかなっちゃうんだもん...

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