さばげーがえり!   作:一織

12 / 29
今戻った!なんか気づいたら書いてた。そして主人公ズの発想悪役すぎィ!


第12話 かわらないばしょ

凜音「ふう...疲れた」

 

 

薫男「俺ももう無理ー」

 

 

 

彼らさばげー生活部(ゴミクズ分隊)は私立巡ヶ丘学院高校に帰投していた。

 

 

ジョン「そう言えば、あのクズはどうした?」

 

 

 

卓「ん?後ろに引きずってるよ」

 

 

 

ヒワインド「当然の報いだね。」

 

 

 

ジョン「やることが派手だねえ」

 

 

 

凜音「もちろんです。(拷問の)プロですから」

 

 

 

薫男「取り敢えず、電波の復旧の見込みがこれじゃあな...」

 

 

 

ヒワインド「最悪、情報の証言を録画してメモリーとして取っておけば、殺しても構わない。むしろ、法律なんて機能してない、そうなれば、殺すのが1番だ」

 

 

 

 

凜音「それか、両手両足を縛った状態で、奴らの仲間入りをさせてやるのはどうだろう?」

 

 

 

薫男「苦しみを味わせてから殺そうってのか、良いセンスじゃないか」

 

 

 

ジョン「それいいな、そうしようか!」

 

 

 

そして5人は車を止め、気絶している責任者を叩き起す

 

 

凜音「目覚めの気分はどうだ?このクズ野郎...」

 

 

責任者「...うっ...」

 

 

 

薫男「取り敢えず、こんな事が起こった原因を嘘偽りなく吐け、嘘をつく度にお前の指を吹き飛ばしていく」

 

 

 

責任者「わ、分かった...全て話す」

 

 

 

ジョン「なんだ、素直だな」

 

 

 

そして責任者は全てを吐いた、パンデミックの起こった原因、そしてワクチンについて

 

 

責任者「これで知ってる事は全部だ...」

 

 

 

凜音「しっかり録画してメモリーに残したからな」

 

 

薫男「お前にもう用はない」

 

 

 

薫男はそう言うと、責任者の両手両足を縛った状態で奴らの前に放り出す

 

 

 

責任者「嫌だ!助けてくれー!頼む!うわあああああ!」

 

 

 

 

凜音「今、助けてやるよ」

 

 

凜音はそう言うとKTR03のトリガーを迷わず引いた

 

 

 

 

5人「やっと、帰ってきたな...」

 

 

 

5人「ただいま」

 

 

 

学園生活部「おかえり!」

 

 

凜音「まあ、何となく検討がつくだろうけど、ぶっ潰して来たよ」

 

 

 

悠里「良かった...無事でいてくれて...」

 

 

 

由紀「もう!ゆっきーは無茶しすぎだよ!」

 

 

 

薫男「わりい、わりい」

 

 

 

ヒワインド「今戻ったよ、慈」

 

 

慈「ヒワインド...」

 

 

 

 

ジョン「あー...その...なんでしょうか...?」

 

 

 

圭「じとー...」

 

 

美紀「じとー...」

 

 

 

2人「心配したんだから!バカジョン!」

 

 

 

 

ジョン「えぇー...理不尽...」

 

 

 

 

凜音「さて、再会を祝いたい所だが、まだ解決した訳じゃない。まだ学校の地下を探索してないでしょ?」

 

 

慈「ええ、まだ地下には行っていないわ」

 

 

 

ヒワインド「じゃあ、地下には俺と薫男の2人で...」

 

 

 

胡桃「ちょっと待ったあ!校舎内の奴らはほとんど居ないんだし、全員で捜索した方が良くないか?」

 

 

 

卓「...胡桃ちゃん」

 

 

胡桃「それに、最近シャベル振る訓練しかしてなくて実績が最近減っててなあ...」

 

 

 

由紀「胡桃ちゃんってば本当にシャベル好きだねー、シャベル君と結婚するの?」

 

 

 

胡桃「アホか!お前は!」

 

 

 

 

由紀「うっ...ごみぃ...」

 

 

 

薫男「どうしたもんか...」

 

 

 

凜音「今のゴミクズ分隊の隊長は薫男だぞ」

 

 

 

 

薫男「よし分かった。全員で地下の物資を確保しに行くぞ」

 

 

全員「了解!」

 

 

 

 

胡桃「...一体みたいだな、あたしが殺る」

 

 

胡桃はそう言うと飛び出し、奴が気づく瞬間には奴の足をシャベルで〝切断〟し、身体を捻る遠心力を利用してそのまま首を撥ね飛ばす

 

 

薫男「流石シャベルのプロだ」

 

 

 

ジョン「なんかシャベルで銃弾弾けそう」

 

 

凜音「後で教えておこうか」

 

 

 

ジョン「やっぱりあの戦い方教えたの凜音かよ!」

 

 

 

由紀「めぐねえもシャベル持ったら?そしたらシャベル先生だよ!超強そう!」

 

めぐねえ「先生重いものはちょっと...」

 

 

ヒワインド「でもロッカー使って奴ら叩き潰してたような...」

 

 

 

由紀「」

 

 

悠里「」

 

 

美紀「佐倉先生凄いですね(白目)」

 

 

圭「もうツッコミが追いつかない...」

 

 

凜音「そろそろ地下区画だぞ、気を引き締めろ」

 

 

 

薫男「由紀、俺の傍にいろ」

 

 

 

ヒワインド「めぐねえこっちに」

 

 

 

ジョン「みけコンビ、こっちだ」

 

 

 

美紀&圭「誰がみけですか!」

 

 

 

凜音「悠里」

 

 

悠里「ん」

 

 

凜音「行くぞ」

 

 

 

薫男「あまり奴ら居ないな...」

 

 

 

 

ヒワインド「多分この地下区画の存在を知ってたのはマニュアルを読んだ教員位だろう」

 

 

 

胡桃「...」

 

 

 

卓「......吐き気がするね」

 

 

 

胡桃「進もう...」

 

 

 

凜音「ここからは少し別行動にしよう。食料品を確保する班と薬品類を確保する班だ」

 

ヒワインド「Ok、じゃあ、俺はジョンと卓と組む」

 

 

 

薫男「久しぶりに凜音とか、モールの作戦以来だな。」

 

 

凜音「こっちで食料品を確保するから、そっちは薬品類を頼む。」

 

 

 

ジョン「でもよ、凜音って多少なりとも薬の知識あるだろ?だったら凜音達がこっちの方が良くねえか?」

 

 

薫男「あー...そういやこいつ医学系だったな...」

 

 

 

凜音「じゃあジョンと交換で」

 

 

ジョン「まあ、だよな」

 

 

薫男「よし、じゃあ行こうかね」

 

 

 

 

side凜音

 

 

 

凜音「もしかしたらこれは夢じゃないかと思う時がある、だが夢であって欲しくないとも思う」

 

 

卓「.........」

 

 

 

ヒワインド「......そうだな、夢であっては欲しくない」

 

 

 

慈「でも、あなた達には家族や友人が...」

 

 

 

ヒワインド「俺たちが居ないことで慈が死ぬのは嫌だ...それに圭もだ...」

 

 

 

凜音「俺たちは、救えた人も居たんだ...それを夢にはしたくない」

 

 

 

胡桃「......そうか...そうだな!」

 

 

悠里「凜音......」

 

 

 

 

さて、もう少しで保管場所だ、ワクチンはこの試験薬しか無いとあのクズは言っていた。恐らくそれは事実だろう、現に爆破した施設からはワクチンはこれと同じものしか無かった

 

 

 

side out

 

 

 

 

side 薫男

 

 

 

薫男「......なんでジョンと一緒に...」

 

 

 

由紀「まあまあ、ゆっきー、ジョン君が来てるって事はみーくんとけーくんも居るんだよ、ゆっきー最年長さんだね!」

 

 

 

薫男「それは凜音とりーさんでも同じだろ!」

 

 

 

由紀「あっ、そうだったよー、ごみぃ...」

 

 

 

ジョン「......なんか俺嫌われてるのか?」

 

 

 

圭「多分違うと思うけど...」

 

 

 

美紀「そもそも嫌われてるのなら薫男先輩の性格的にジョンは今頃粗挽き肉団子どころか粉微塵になってましたよ」

 

 

ジョン「.........それもそうだな」

 

 

 

薫男「まあ、ジョンだからな」

 

 

 

そして暫く進んだ時である、大きな冷蔵庫が見える

 

 

 

由紀「どどどどどうしよう!?」

 

 

 

薫男「おおおおおおお落ち着いてれれれれれ連絡ダダダダ!!」

 

 

 

ジョン「お前ら落ち着け」

 

 

 

 

side out

 

 

薫男『こちらブレイザー1巨大な冷蔵庫を発見した、至急戻ってきてくれ』

 

 

凜音「...こちらブレイザー4了解」

 

 

 

凜音「聞こえたな。薫男が巨大な冷蔵庫を発見したらしい。急ぐぞ」

 

 

 

 

ジョン「コイツはすげえな」

 

 

 

美紀「中身があるとは限りませんよ...」

 

 

 

圭「もう、美紀は夢がないなあ、もうちょっと期待してもいいと思うよ?」

 

 

 

美紀「そうかなー?」

 

 

 

 

圭「あ、凜音先輩遅刻ですよ。」

 

 

 

凜音「道が混んでた(大嘘)」

 

 

 

悠里「すごいわね...」

 

 

 

胡桃「...でも中身が生きてるか......」

 

 

 

恐る恐る冷蔵庫を開ける一行そして......!

 

 

 

 

 

一同「いっただきまーす!」

 

 

 

凜音「幸せだ...一体何ヶ月ぶりにお肉を食べただろう...」

 

 

 

薫男「あー......すげえなこりゃ」

 

 

 

ジョン「俺、こんないい肉初めて食った」

 

 

 

卓「.........美味しすぎ」

 

 

 

 

ヒワインド「これ、おいっしいー!」

 

 

悠里「御飯はたくさん炊いたわよ」

 

 

 

凜音「おかわりする人挙手!」

 

 

 

全員「はい!」

 

 

そう言って手を挙げたみんなは眩しい笑顔だった。




めぐねえ怪力説(笑)そして書き始めたのは11月29日
いい肉の日だったのでステーキ回です!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。