生物兵器はその性質上意図しない形質が発現することもあり、初期の封じ込めに失敗した場合所謂パンデミック状態に陥った場合は人間の主としての保存を最優先に考えること、あなたの双肩には数百万の命がかかっている。寛容と労りの精神は今や美徳ではない
最初に声をあげたのは胡桃だった
胡桃「ちょっと待て!コレなんだよ!?何なんだよ!?」
美紀「生物......兵器...?」
悠里「そんな.........?」
凛音「...クソが」
薫男「生物兵器禁止条約もあったもんっじゃねえな...」
慈「なんで?どうして?私が最初にコレをしっかり確認しておけば...こんなことには...これは大人の......私の責任だ...」
ヒワインド「めぐねえ落ち着いて!めぐねえがコレを知ってたとしてパンデミック状態が起こるのを止められたのかい?」
慈「っ......!?」
由紀「そうだよ!めぐねえのせいじゃないよ!」
圭「でも!コレを作った人はこうなる事を考えてたの?」
ジョン「あくまでも最悪の場合だろうな...」
卓「......信じられない...」
薫男「だが、これでこの状況を創り出しやがったクソッタレに目星がついた訳だ。」
凛音「......ランダルコーポレーション奴らに死を...!」
ジョン「1歩目は?」
ヒワインド「鍵を手に入れろ!」
凛音「2歩目は?」
卓「学校からの脱出!」
薫男「3歩目!」
凛音「烈火の攻撃を!」
凛音「という訳で、作戦を考えましょう。」
薫男「うーむ...M9バズーカあれば良かったのに...」
ジョン「や め ろ」
卓「でもあった方が良かったなー」
凛音「全くだ」
ジョン「......あれ?」
ヒワインド「めぐねえ、テルミット反応の実験出来るもの化学室とかに無い?」
慈「えーっと...多分あるわ」
凛音「じゃあそれを大型にして...」
薫男「空き瓶にアルコールを染み込ませた布を入れーの」
卓「片栗粉を宙に舞わせて...」
ジョン「そこに投げ入れる!」
由紀「そうするとどうなるのー?」
薫男「大☆爆☆発☆」
胡桃「コイツらヤベー...」
かくして、対ランダルコーポレーション決戦の作戦はまとまった。
テルミット反応を応用した擬似ヒートチャージを作り、壁に大穴を開け、それと共に片栗粉を仕込んでおき、上手く行けばここでさらに大爆発、もし爆破しなかった場合はそこに火炎瓶を投げ入れる。
名付けて作戦名「絶対ランダルコーポレーション爆破する作戦」である
悠里「頭痛いわ...」
圭「もうめちゃくちゃだよ」
美紀「あぁ^〜ランダルがボンボンするんじゃあ^〜」
由紀「なんか分かんないけど。やっちゃえ、バーサーカー!」
慈「ランダルコーポレーション!貴様等は震えながらではなく藁のように死ぬのだ!」
胡桃「もうやだ。この部活...」
薫男「行くぞ!俺達の戦いはこれからだ!」
ジョン「それ打ち切りエンd凛音「キング・クリムゾン!」
今回はここまで!
次回が高校編最終回になります!