初めての投稿でお見苦しいかもしれませんが、よければどうぞ〜
某月某日。
某所…では味気ないので、ここは敢えて場所を言わせてもらおう。
346(ミシロ)カンパニーの常務室。
女性「新人プロデューサーが、アイドルの卵に猥褻行為をしたとの情報を受けたのだが、其方は対処し終わったそうだ。…ああ。一つ空席が出来た。君の推薦の彼を新しく出来た場所へ送ろうと思う。…うん。…問題はないだろう。何せたくさんのプロデューサーを物としてしか見なかった君の推薦だ、相当な腕なんだろう。…何?……ハハハハハ!そうか…そうだな!それは面白い…ならばこの子達を送ってみるか。サポートは頼んだぞ……『千川』」
side ?
少し時間を遡り、渋谷のとあるレストランにて。
僕は緊張でガチガチだった。何せ高校時代の憧れの先輩、千川ちひろ先輩に急に呼び出しをされたのだから。
当時、吹奏楽部で飛び抜けて上手だった先輩。自分で言うのもあれだが、僕も上手い方だとは思っていた。それ故か、先輩のお気に入りだったらしい(この事は吹奏楽部の仲の良かった女子が教えてくれた。)
月日は流れ、今や5年経ってしまってはいるが、時々、メールが来るたびに喜んでいる僕がいる。
そんな先輩に呼び出しを受けたら、緊張しないほうがおかしい。
そんな時。レストランのドアが開いて、憧れの横顔を拝むことができた。
この後、僕の人生が変わる大事件があるとも知らずに。
side ?
今日は高校時代のお気に入りの子、日向(ひむかい)葵(あおい)に会う日。
あの時からどんな風に成長したのか気になります♪
待ち合わせ場所は、渋谷のとあるレストラン。私のお気に入りのレストランなんです。さて、お店に入りますよ〜。
?「予約した千川です。」
店員「千川さん、お久しぶりです!最近はやっぱり忙しいのですか?」
千川「そうですね、でも暫くは暇になると思うので、適度に足を運ばせていただきますね♪」
店員「そうですか。お待ちしております。あぁ、待ち合わせの方は彼方にいらっしゃいますよ。」
あ、注文は何時ものですか?」
千川「あ、彼来てます?それと注文は何時もので♪」
店員「かしこまりました。」
こうして私、千川ちひろは、お気に入りの子、日向 葵君の元へ足を運ぶのでした。
side 二人
千川「久しぶり、葵君。」
日向「お久しぶりです!千川先輩!」
日向は堅苦しく返して来る。相変わらずだなぁ。などとちひろは苦笑う。そんなちひろの心の中に、悪戯心が湧くのは仕方ない事だろう。
千川「そんな硬くならないでよ、ゆるふわヒマワリちゃん♪」
(補足すると、ヒマワリは漢字で向日葵と書く。)
日向「んなっ!///何人の闇に触れてるんですか!?」
相変わらずだ。この手の話になると急に恥ずかしがる。
可愛いのに。可愛いのに。
千川「マァマァ、今回はちょっとした相談なんだけどさ、ヒマワリは、芸能界に入りたいんだよね?」
日向「ヒマワリ…まぁ、目指してますけど…?」
千川「ならさ…
プロデューサーになって見ない?ヒマワリちゃん」
おまけ。
店員「店長特製、『大きいオムライス』です。」
千川「待ってました♪いただきま〜す。」
日向「あいも変わらず…どこに入って行くんですかその量…」
千川「ふふっ…探してみる?」
日向「ゔぇっ?///」
千川「冗談ですよ♪」
こうしてまた、日向はからかわれて行くのである。
尚、代金は割り勘の模様。
Wait to next 『STORY』