もし阿良々木 暦が超能力者だったら。
あんまり続く気がしない物語。
もし阿良々木 暦と斉木楠雄超能力者が
混じり合ったらどうなるか?
史上最低の超能力者の完成だ。
気分が乗らなかったら一話で終了な。

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登場人物紹介だ

阿良々木 暦
 見た目普通の高校生見た目性格阿良々木 暦
 超能力は斉木楠雄という事になっている。
 中の人ネタも相まって設定上こういうわけだ。
 阿良々木 暦+斉木楠雄。
 物語は傷物語からスタートする。
 だが友達作りたくない側面以外でこの
 相反するこの二人を掛け合わせた結果なにができたか?
 世界一クズな超能力者の完成だ。
 おそらく元ネタ 斉木楠雄がいたら目障りだから
 念動以上にぶち殺したくなること間違いなしの
 どチートクズな超能力者である。
 こいつのせいでいくらシリアスと怪異と
 笑いのバランスの取れていた世界も
 笑いと冷めた目のオンパレードの物語に変質してしまう
 という狂った世界が生み出された。
 ちなみに超能力は斉木楠雄の流用で
 体に装備しているセーフティーはなにを隠そう
 全部僕が作った。
 細心の力加減と頭脳を駆使して一時鬱になりかけたが
 完成した後は達成感と充実感で一ヶ月間笑顔が耐えなかった。
 時々オリジナルっぽい能力も使う。
 変なアンテナセーフティーは嫌だから
 背中にオッサンの湿布みたいな緑色の奴を
 五つぐらい張り付け、寝るときはゲルマニウム指輪を
 はめて寝て、眼鏡もやはり
 初期設定上不可欠になってしまった訳だが
 原作よりも強力な仕様になっている。
 なぜ原作より強力な仕様になっているかは・・・
 後で・・・説明しよう。
 株でお金稼いでいるから小遣いには困ってない。
 だがおおっぴらにすると物語や人生がおもしろく
 なくなってしまう事もあって自重している。
 精々困ったときに大々的に助けれるぐらい隠し貯金している。
 
 斉木楠雄
 得にこんな奴に用は無いがツッコミ役がいないときに
 暇つぶしに出てきてやっている。
 物語には微塵も影響を与えない。
 現に物語に影響を及ぼす扱いであった場合
 見かねてこいつぶっ殺してるだろう。




屑物語

僕の名前は阿良々木 暦。

 中の人ネタで斉木楠雄の力を得た超能力者である。

 斉木楠雄の原作ではうっとおしくてたまらない兄がいたが

 僕には能力未知数でうざい事もあったりするが

 凄く本当に愛おしい妹二人がいる。(はぁはぁ・・・。)

 言っておくけど照橋まこと程酷く無いんだからな!!

 斉木楠雄 本当に僕が存在していたら不愉快極まりないな

 やれやれこんな奴がおんなじ能力を持ってるなんて

 見るに堪えないし・・・塵にしても足りないぐらいに・・・。

 だが強力な超能力に頼りきっていると

 人間強度どころか人格強度も絶望的になってしまうのは

 流石に嫌だから、まあ仕方なく歩いて学校に通っている。

 斉木楠雄 まあそこは同感だな。

 さらに見た目も気遣かってセーフティーシステムも

 違和感無い仕上がりになっている。

 詳しくは登場人物しょうかいで見てほしい。

 ちなみに眼鏡のセーフティーが強化されてる理由について

 僕はこの透視能力が目覚めた時、

 あらゆるものが気持ち悪く見えて仕方がなく

 相当精神がまいって、できることは透視しても

 問題ない漫画本を透視能力の射程を把握して

 スナイパーのように見て心を潤すしかなかった。

 斉木楠雄 結局エロ本か、僕にはまったく理解できないがな。

 そのわずかな希望を見て僕はセーフティーの開発に乗り出した

 斉木楠雄  その努力だけは賞賛してやろう。

 細心の力加減、念写で精根込めて作った設計図。

 苦労が何度も水の泡になったときの絶望感を

 乗り越えて乗り越えて・・・普通の人間として

 歩める毎日を夢見てついに

 作り上げたセーフティーシステム・・・そして・・・

 普通の人間のように生きていける充実感を味わい・・・

 エロ本が不要な充実した毎日を送ることになった。

 斉木楠雄 前言撤回だやっぱ死ね。

 まあ裸見飽きちゃったから服を着れる程度に

 眼鏡を調整できるように改造して今は

 誰しもが見ているごく普通の世界が目の前に広がっている。

 斉木楠雄 くやしいがその眼鏡欲しくなってきたな。

 裸に興味が無いとはいえ毎日筋肉と骨の標本ばっかり

 見るのは僕も気が滅入るからな。

 ちなみにその眼鏡は厳重に僕のたんすの中に

 セーフティーと一緒に大量に保管してある。

 斉木楠雄 どんだけストックしてんだよ、

 一つぐらい僕にくれてもいいんじゃないのか?

 そんなこんなで毎日を送っている僕は高校生活に

 意味を見いだせないでいた。

 斉木楠雄 そこは同感だがお前とは死んでも友達には

 なりたくないな。

 友達つくると人間強度落ちるから作らないことにしている。

 斉木楠雄 よかったな僕と同類じゃないか なんて絶対

 言わないからな!!

 そんなある日。

 羽川翼と出会い、原作ではパンチラを見て

 凝視したがばっかりに会話を交わして仲良くなるという

 流れだったが、一時裸を見慣れた僕からしてみれば

 パンチラなんて見るに値しない・・・。

 突然突風が吹く。

 生命力あふれる胸が震えてピンク色の

 色っぽいパンツが見える。

 わけが無いじゃないか~。

 海老に衣がついて香ばしさと見た目に気品がついたように。

 女子のあそこが色鮮やかな布で飾られてより一層

 美しくなるなんて最高じゃないか、嫌がおうでも凝視する!!

 この眼鏡のおかげでより貴重な映像に感じられて

 気分が最高にHAIってやつだ!!

 斉木楠雄 ドン引きだな・・・こんな流れで良く友達に

 なろうと考えたな羽川翼、お前に勇者の称号を与えたい

 気分だ。

 だが勘違いするなよ僕は断じて友達なんて作らない。

 心の奥底の言葉なんて筒抜けだし、

 本音を知れば大半の女子相手にこの 阿良々木 暦が

 恋に落ちるはずは・・・。

 羽川翼(でも・・・見た目悪くないし・・・馴染めそうで

 優しそうな人だな・・・よしなんとしても

 ともだちになろう!!きっかけは絶対大事にしなくちゃ。)

 ※本音。

 ズキュン!!

 強烈だ・・・。

 心読めているのに何なんだこのドキドキは!!?

 斉木楠雄 こうかは抜群のようだなこのヘタレが!!

 阿良々木 暦はこの町に金髪の吸血鬼がいる

 という噂についてふられたが頭にあまり残らなかった。

 だが、おどおどしながら思考まで使ってピンポイントで

 胸の急所にクリティカルで可愛い本音をぶつけて来る

 羽川翼を拒絶しきる事ができなかった。

 (あっ・・・それなら・・・うん・・・だったらこうして・・

 なんかほおっとけない不思議な人だな~。)

 馬鹿な・・・この僕が・・・この僕が・・・メルアドまで

 交換されておまけに思考は読めているのに・・・

 先の先を詰め将棋のように会話で追い詰められて

 友達になるだと!?

 何者だ羽川翼!?

 この僕を・・・思考すらも思いのままに読めて

 妹達に騙されたふりをして優越感にひったっていた

 この僕を!?

 超能力者のこの僕を!?

 斉木楠雄 内心凄く嬉しそうじゃないか。

 だが対した奴だ・・・あいつには照橋さんに通ずる何かを

 感じる・・・思考を読まれて勝つことは非常に困難だ。

 将棋やボードゲーム挑んでも勝つ気がしない・・・。

 さらに先を読んで勝ちそうな空気をただよわせているぞ

 あの巨乳眼鏡美少女!!

 斉木楠雄 そんなことは無い、僕だったらボロクソにして勝つ

 すげえな羽川翼、会話でおどおどしているにも関わらず

 思考読まれてるのに切り返しがやばくて度肝を抜かれる。

 思考を読んで先手取ってるつもりがいつのまにか後手に

 回っていてびっくりする・・・天才か!?

 まるで会話の伊藤一刀斉だぞ。

 最強の誘導尋問だぞ!!

 斉木楠雄 わけがわからないが原作より設定と動向が

 やばくなって無いか?そこまでいくと天然で念動や照橋さんを

 超えた何かを感じるぞ。

 帰り道超能力者という名の不審者は足を止めた。

 ・・・。

 斉木楠雄 どうした?

 色っぽいパンツ思い出したらなんかそわそわしてきた・・・

 ちょっとストーカーして眼鏡を調整して羽川の・・・

 ありとあらゆるところを・・・。

 エロ本なんて不必要だ・・・直に・・・見に行く!!

 千里眼を悪用して羽川発見!!

 テレポートで移動!!レッツハーリィー!!

 斉木楠雄 いい加減にしろこのド変態が!!

 ズバン!!!

 羽川自宅前で殴られた。

 吹っ飛んで電信柱にひびが入る。

 ちなみに羽川はお風呂。

 羽川「ん?猫が外で喧嘩でもしてるのかしら?」

 面識も無い緑色の眼鏡をかけたピンク色の髪の男に

 殴られてビビる阿良々木 暦。

 阿良々木 暦 誰だお前は!?

 斉木楠雄 やれやれ・・・絶対に物語に関わる気なんて

 微塵もなかったんだがな僕と同じ能力でこれ以上

 ヘドの吐きそうな凶行を行うなら今すぐ

 無に帰してやる・・・。

 本人登場。

 ツッコミ卒業間近。

 地球が破滅しそうなエネルギーを感じる。

 阿良々木 暦 待て待て待て!!まさかお前も超能力者なのか!?

 斉木楠雄 そうだが何か?屑みたいな自分と同じ

 能力者がうろうろしているとストレスがたまってたまって

 仕方がない・・・今すぐこの物語を終わらせてやろうか・・?

 阿良々木 暦 待って待って!!わかりました今後

 こういう行動は自重しますからやめて!!

 欲しい者あったらなんでもあげますから!!

 斉木楠雄 それは本当か?本当なんだな?

 斉木楠雄の顔がお化け屋敷のゾンビよりも怖い有様である。

 斉木楠雄  見ている皆は同じ能力者でもこのヘタレ野郎と

 僕ではどっちが勝つかは視聴者の君達の予想通りに

 なることはよくわかるだろう?

 じゃあ見逃してやる変わりに家にあるセーフティーセット

 半分を僕によこせ。

 阿良々木 暦 なんでなんだ!?僕が一生懸命丹精をこめて

 授業中ついやしてでも苦労していっぱい作ったのに!!

 コントロールできなくなった時困らないように

 たんすいっぱいになるまで高校生活3分の1を費やしたと

 言っていい血と汗の結晶なんだぞ!!

 斉木楠雄 授業中は自重しろ!!それはともかく

 じゃあ超能力によるガチな戦いで地球が滅んでも

 いいんだな、お前は無事でも地球とそれに乗っかっている妹が

 無事で済む保障は無い。

 冗談じゃ無いことは同じ能力者同士。

 嘘じゃないことが肌でわかる。

 阿良々木 暦 わかった!!わかったよ!!あげるよ!!

 あげればいいんだろ!?

 斉木楠雄 話がわかるようだ、よろしい自宅に失礼して

 半分ほどいただくとしよう。

 そのかわりお前が度を超した事をやらない限りは

 絶対に出てこないと約束しよう。

 阿良々木 暦 その取引僕利益率ゼロなんですけど!!

 斉木楠雄 僕が襲ってこない事が最大の利益だ。

 それに・・・制御装置が故障したとき、

 兄貴には絶対に頼みたくないからな。

 そういうと何事もなかったかのように斉木楠雄は

 テレポートして帰って行った。

 阿良々木 暦 ・・・何だったんだあいつは。

 

 序盤にして地球ごと滅びそうな思いをした

 阿良々木 暦はしょんぼりしながら自宅へ帰る。

 ふざーけんなよー。

 この心優しい 阿良々木 暦さんは羽川に危害なんて与えない

 なんでことは皆さんがよくわかるでしょう?

 それなのにあのピンキー眼鏡何なんだよ!?

 斉木楠雄 この物語じゃお前も眼鏡だがな。

 この物語に無縁じゃなかったのか!?

 展開に何の支障も与えないんじゃなかったのか!?

 ふざけんなよ~。

 とぶつぶつと口も動かさずに文句垂れてるところで、

 (なあ、助けてくれんかの?誰かぁ・・・。)

 テレパシーで誰かのSOSが伝わる。

 お人よしの僕は美人で気品あふれる声に

 助けてあげようかな?どんな状況かなって

 サーチしてみる。

 (わし手足ちぎれてうごけんのじゃけど。)

 はぁああああ!?どうやってそうなった!?

 もう千里眼で見てしまった以上・・・助けないわけにも

 行かないので渋々事故現場へテレポートする。

 だが原作では力の差まで感じて怖がっていた僕だが

 この世界では怪異の連中なんて怖くも何とも無い

 強さを誇って・・・こぇえええええよ!!?

 なんでグロい光景が目の前にあるの!?

 金髪の巨乳のお嬢さんがどうして手足がちぎれてんだ!?

 どうしてこうなった!?なぜこんなひどい目に・・・。

 (血液・・・欲しいのぉ・・・。)

 なんだ吸血鬼か・・・だからハンターにひどい目にあわされて

 こんなことになっているのか・・・

 テレパシーのおかげで状況把握に一分もいらない。

 ちなみにシャットアウトできる指輪はあるが、

 困っている人を気まぐれで助けらんなくなるので

 うるさいながらテレパシーはオープンにしてある。

 「取り合えずうぬ一人分の血が欲しいのぉ・・・。

 うぬの血肉が我ものになることを誇りに思え。」

 馬鹿か・・・そんなことしたら僕が死ぬじゃないか。

 だが僕は・・・。

 無視して帰ろうとした。

 焦らず冷淡に。

 (おねがいじゃぁぁあ・・・逃げんでくれぇ・・・

 本当に死んでしまう~自殺願望あったけどやっぱ

 死ぬのはいやじゃぁぁぁあ!!)

 能力上本音ただ漏れだ。

 「嫌だ嫌だ嫌だよおお・・・死にたくない死にたくない

 助けてくれたらなんでも言うことききますからあ!!!」

 やれやれ・・・なおさら見捨てずらいじゃないか・・・

 こんな人間見下した感拭えない奴はどうやら

 思考を読む限り最強の吸血鬼みたいだが

 金髪ムチムチで体も・・・容姿も・・・冷静にみれば

 悪くはない・・・見捨てたら良心の呵責で死にそう。

 今はこんな状態だが・・・やれやれ・・・ほら血を

 わけてやるよ。

 「うむ、うむは優しいのぉ・・・遠慮なくいただき・・

 ガブッ・・・!?」

 残念だったな、原作の 阿良々木 暦は糸も簡単に

 血液やエナジーを湯水のようにのまれまくっていたが

 この僕は違う・・・お前の歯なんて通らないんだよ!!

 はっはっはっはっは!!見下した罰だ、

 どうだ!!ライオンの食事で言えば

 最高級のお肉に超合金Zがコーティングされてるような

 理不尽な状況は!?

 お前がいくら最強の吸血鬼でも僕は最強の超能力者、

 あのピンキー眼鏡さえいなければ正真正銘最強の

 超能力者なのだ!!

 お前ごときの歯が通るほどあっまい存在じゃないのさ

 わっはっはっはっはっはっはっは!!!

 だけど・・・。

 「ふぇぇぇん・・・いじわるぅ・・・おにぃ・・・。」

 涙ぽろぽろ流して泣いてるぞこの金髪巨乳な吸血鬼。

 腕を噛みながら泣いているぞなんだこの構図は。

 斉木楠雄 さっきの威厳どこ行った吸血鬼。

 かわいそうになってきた。

 自分でやってってなんだが・・・流石に酷すぎたか・・・。

 まあ、能力で一日前に戻して助けてやれんでもないが

 血液あげたほうが喜びそうだから・・・どうしたものか。

 

 取り合えず、テレポートで病院の裏へ移動して

 病院の裏で捨ててあった血液パックを

 飲ませてあげたら回復したようだ。

 背丈は十分縮んだが。

 「かたじけないのぉ・・・わしの名前はキスショット・・

 ※以下略、ハートアンダーブレードと呼んでくれ。」

 びっくりしたよ、背が縮んで手足再生した時は。

 「再生力もあんま残っとらん・・・できれば生き血が

 欲しかったのぉ。」

 贅沢言うな。

 「でもこの血液なかなか甘くて美味よのぉ、相当な美人から

 抽出でもしたのかの?」

 それ糖尿病患者の血液な。

 ブーーーーーー!!!

 吹き出した。

 「何飲ませてんじゃおぬしわぁ!!?」

 当たり前だ、献血可能な綺麗な血液飲ませちゃったら

 医療で足りなくて死者が出ちゃうじゃないか。

 だから献血で没になった今日採取したての血液パックを

 わざわざ見つけてやったんだ。

 「・・・おいしいけどちょっぴり食欲失せたぞ

 どうしてくれるんじゃ?」

 何にも考えずさっきは必死にごくごく飲んでたじゃないか。

 献血でアウトが出た糖尿病患者と高血圧の

 奴だけ選んでプレゼントしたんだありがたく思え

 そいつらの健康面はアウトだが味はアウトじゃないはずだ。

 美味いものばっかり食べてきた結果の血液はなかなか

 格別なはずだが。

 「悔しいが味はいいけど病気になりそうでなんか嫌やのぉ。」

 相当堪能してるじゃないか。

 ちなみに中にはタバコとエイズであからさまにひどい汚れた

 血液があったがわざわざ除けておいたんだ優しいだろ僕。

 「・・・気遣いは感じるがなんか嫌やのぉ・・・。」

 文句言うな。

 「だがこの幼児体型じゃと吸血鬼狩りの連中に

 見つかったら八つ裂きでひとたまりもないのぉ・・・

 力がおもいっきり落ちてどうにもならんわい。」

 まあ、急にグラマーお姉さんが幼女に変貌するほうが

 びっくりしたが。

 「テレポート使うわ血液飲ませてくれんわのういの

 方がよっぽどびっくりのよ!!」

 ちなみにお前を人間に変えればこのいざこざは

 おさまるのか?

 無駄に名前のカッコイイ変な連中が頭に浮かんだわけだが。

 今の僕ならワンパンでかたがつく。

 でも人殺しは好きじゃないし・・・。

 「そんな神じみたごとがお前さんにできるわけないじゃろ

 お前は所詮テレポート使えるだけ、禁書目録じゃあ

 主役にもなれんレベルの力しかあるまい。」

 カチン!!

 ほぉ~今なんで言った?

 僕が誰だかわかっているのか?

 「変態の臭いのするテレポート覗き高校生物。」

 恩人に向かってひどい言い方だな!!

 だいたいあってるけどさ!!

 それと僕が変態生物みたいな言い方しやがって・・・

 いいだろうお前に身をもって俺の超能力をみせてやろう。

 自分の全盛期以上のヤバイオーラに思わず怯む

 幼女金髪吸血鬼。

 「へっ!!?おぬし何やつ!!?」

 僕は阿良々木 暦 高校生、斉木楠雄とかいう

 ピンキー緑眼鏡さえいなければ最強の超能力者だぞ・・!!

 「けけけ・・・けけ結局二番手ではないか?」

 ちょっと怯えはじめた金髪幼女。

 うるさい、だからこれから・・・。

 阿良々木 暦の上半身の服がパージする。

 背中から緑色のシップみたいな形で張り付いていた

 リミッターをサイコキネシスで全部剥ぎ取って

 力を爆発させる。

 「待て待て!!今の幼女のわし食べても美味しくないぞ!!」

 大丈夫だ僕が造り変えてやろう・・・お前と

 この世界をだ!!

 「ぎぃやぁああああああああああああああああ!!!!」

 頭を押さえ付けられてすざまじい光に包まれる金髪幼女。

 

 次の日

 朝日の太陽の光を浴びながら金髪巨乳の女子高生が叫ぶ。

 「わっはっはっはっは!!美しい!!ついに・・・ついに

 太陽を克服したぞぉおおおお!!!」

 金髪なびかせて防御力ひっくいスカートゆらしながら

 ジョジョ立ちというよりカーズ立ちでガードレールの

 上でポーズを取っている金髪巨乳の元吸血鬼。

 はい、そうですか。

 無表情で去っていく 阿良々木 暦。

 ジョジョのカーズみたいな台詞を吐きながら

 元金髪吸血鬼が太陽に吠えている。

 僕の背中には緑色のシップみたいなリミッターが

 五枚張られている。

 ちなみに一枚が斉木楠雄で言う頭の変な触覚二分の一に

 匹敵する。

 ちなみに僕が何をしたのか。

 斉木楠雄の原作ではマインドコントロールとかいってたが

 完全に大規模な遺伝子操作と精神操作に近い。

 何をどう変えたかって?

 まず狙っていた連中の思考を大規模操作して

 このハートアンダーブレードは一般人であると暗示をかけ、

 ハートアンダーブレード本人は吸血性と太陽に弱い

 等の負の部分を遺伝子レベルで消して

 現段階での彼女の肩書は七つの能力を持つ美少女

 となっている。

 念動力、影に入る能力、空間世界移動、再生能力

 変身能力、身体能力、不死が劣化して300年生きる具合に

 緩和されて若さが保てて毒が通用しない。

 つまりただの超能力者に落ちたのだ。

 つまり原作に出てきたエピソードもドラマツルギーも

 ギロチンカッターも誰もお仕事せずに帰ってしまう有様と

 なったのだ。

 まあ、両親はいないがあれだけ能力あれば生きていけるし

 無視して問題ないだろう。

 傷物語で300ページ余りの物語がわずが20ページも

 使わないで終わりそうな有様になった。

 羽川「おっはよう!!吸血鬼でも出会ってきた?」

 お前超能力者かよとこの優等生に朝早にまず突っ込みたい。

 特におっきくて気持ち良さそうな胸に。

 斉木 楠雄 やっぱクズか。

 だがもっと突っ込みたかったのは、

 転校生として先ほどジョジョ立ちごっこしていたような

 金髪少女が現れたのだ。

 「転校生の血月 忍君だ。」

 なぁにやってんだお前は!?

 僕はそんな設定にしてないだろ!?

 (頭の中で大声でうるさいのお、

 お前さんはこの頭に響く声自重できんのか?)

 まずお前が自重しろ!!

 

 なんでこいつ設計図に書いたように隣の席だよ何なんだ!?

 「ふっふっふっふ・・・・ういを甘く見すぎたの神。」

 僕はそんなに偉くない。

 「まず世界を書き換える時点で相当なやつよのお。」

 昨日俺を殺しに来たピンキー眼鏡もできるけどな。

 「何にも縛られないって素晴らしいのお~1000年

 以上生きてきたがこれほど晴々とした気分は

 久しぶりじゃ神。」

 声優は神谷だが神じゃない。

 とにかくどんな手続きふんでここに入ってきた?

 「身分証の偽装がたいへんだったわい。」

 まず偽装かよ。

 「後は催眠能力で先生きどった後輩達の脳みそを

 コントロールすれば完璧じゃ。」

 先行達を後輩呼ばわりって・・・何様なんだお前は。

 「七つしか能力がないとは先入観もはなはだしい、

 ういはお前さん程ではないが能力はいっぱい持っておるぞ

 原作者から数えるのがめんどくさいというぐらいはある。

 お前さんと比べたらバイクショップとスーパー程の

 規模の差はあるが」

 羽川(あの子誰だろう・・・どうして私嫉妬してるんだろう?)

 後方で委員長がやきもちを焼いている。

 心の声聞いただけで萌えるからやばいな。

 「ところでおぬしどんな能力持っとるのか?」

 教える義理は無い。

 羽川「あの・・・阿良々木くん・・・知り合い?」

 ああ、昨日糖尿病患者の血液をごくごく飲んでた変な奴だ。

 羽川「!!?」

 「お前が飲ましたんじゃろ!!しかもよりによって

 同級生に一体どういう印象を与える気じゃ!?

 ドン引きしとるじゃろ!!わしにも友達ぐらい作らせろ!!」

 めんどくさいがら僕以外で頼む。

 「無理じゃ!!おぬしのような面白い奴友達になるななぞ無理な

 話じゃ神!!」

 だから神神言うな!!

 羽川「ちょっとこの人成績大変そうだから放課後

 勉強見てあげるから一緒に勉強よ阿良々木君

 居残り追試よりマシでしょ?」

 優しく言っているが 阿良々木 暦の腕を強く巨乳で腕を

 掴むように引っ張る羽川翼。

 「あ!!わしもついていく!!」

 あ、こら、腰のベルト引っ張るんじゃない!!

 超能力者の僕に勉強は・・・必要無いってばぁ!!!!!!

 こうして昨日全力を出してヘロヘロの 阿良々木 暦は

 二人に連行されて勉強に付き合わされた。

 

 居残り終了後。

 やれやれ、羽川と元吸血鬼との板挟みと昨日の

 大規模能力解放でもうヘロヘロだ・・・帰ったら

 さっさと寝て・・・。

 母「親戚の事情でこの子を預かる事になったのよ、

 いろいろ事情はあるみたいでね~。」

 そこには今朝ジョジョごっこやっていた・・・。

 「その自己紹介分いい加減やめてくれんかのぉ

 恥ずかしくてどうにもならんわ。」

 火憐「可愛い親戚のお姉さんが来たのに悪態つかないの。」

 月火「そうだよ嫌われちゃうよ~。」

 こいつ家族手中におさめやがった!!

 「うぬと暮らしたいだけなんじゃ理解してくれぃ。」

 お前は永久誘導ミサイルか何かか?

 「お願いじゃ、おぬしに拒絶されて一人で生きるのは

 流石につらいから一緒に家にいていいじゃろ?の?の?の?」

 全部本音だから尚更達が悪い。

 こんなことなら喫煙者とエイズ患者の血液パック

 飲ましとくべきだったか・・・。

 「一緒のベットで寝てやってもいいぞ神」

 ・・・わるくないか、お腹に生命宿してみようか?。

 斉木楠雄 やっぱクズか。

 

 こうして

 原作では忍野忍だったキスショット・ハートアンダーブレード

 は血月 忍という超能力者としてこの世界に

 存在することとなった。

 

 ちなみに能力は 阿良々木 暦と斉木楠雄ほどは強くない模様。

 




気分が乗らなかったら
これで終わり。


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