やはり俺がこの終末世界を生き延びようとするのは間違っている。 作:きょうポン酢
これは八幡たちが避難所についてすぐの話である
津田「君たち危なかったな、間に合ってよかったよ」
男が俺たちに話しかける
葉山「間一髪だったみたいだね」
優美子「結衣!あんたら無事だったんだし!」
姫菜「結衣!良かった〜!」
戸部「ヒキタニくんたちマジやべーっしょ!」
戸部と三浦が話しかけてくる、相変わらず戸部はウザいな
結衣「優美子!隼人君に姫菜!戸部っちも!」
由比ヶ浜はあいつらの元へ近づく、どうやらあいつらが生きていたのが嬉しいみたいだな
戸塚「八幡!」
材木座「同志比企谷八幡よ!よもや戦場で相見えることになろうとは!」
あいつらも無事だった様だな、戸塚はいつ見ても天使である
沙希「あんたも無事だったたんだね」
川なんとかさんが話しかけてくる
留美「八幡...久しぶり...」
留美もいるのか
八幡「おう、お前らも元気そうだな」
静「ここは電気が通っているみたいだな」
いろは「せんぱ〜い、わたしお風呂入りたいですぅ〜」
小町「確かに女の子としては死活問題ですね〜」
風呂か...そういえば体を拭くだけで湯に浸かっていなかったな
雪乃「ここにはお風呂があるのかしら?」
静「どうやらその様だな、我々も使わせても
らうとするか」
小町「お兄ちゃんも入りなよ!」
女子たちは風呂に入りに行ったようだ
材木座「八幡よ!お主疲れておるな?風呂で休息を取ってくるがよい!配下を気遣うことも将軍の務めよ!!フハハハ!!」
材木座は平常運転の様だな
戸塚「そうだよ!八幡も入って来たらどうかな!僕たちはもう入ったから!」
戸塚が俺を気遣ってくれる やっぱり戸塚の性別は戸塚だな、戸塚風呂とかあるんだろうか?なにそれすごく入りたい
八幡「じゃあせっかくだし入ってくることにするよ」
俺は避難所の浴場へ向かう、男と書かれているしここだろうな 俺は脱衣所に入る、どうやら先客がいるようだ、俺は服を脱ぎタオルを腰にかける
???「あ!あたしシャンプーの替えとってくる!」
誰か上がってくるようだ、あたし...?
結衣「えーと、確かこの戸棚に...ってヒッキー!?」
何と浴場から上がってきたのはタオルを巻いた由比ヶ浜であった! なんで!?
結衣「ヒッキーなんで女湯にいるし!キモ
い!まじキモい!」
雪乃「比企谷君、遂に性犯罪者に成り果ててしまった様ね」
いろは「せんぱい!さすがのわたしでも裸を見られるとかいきなりすぎて無理です、ちゃんと段階を踏んでからお願いしますごめんなさい」
八幡「俺は何回お前に振られればいいんだよ」
小町「あららー、これはこれは」
浴場の方を見ると小町が不敵に笑っているようだ、お前が犯人か!
八幡「外に男湯って書いてあっただろ!」
小町「えー小町なんのことだか分かんなーい」
この確信犯め
八幡「俺以外が入ってきたらどうするつもりだったんだよ...」
小町「うっ!考えてなかった...」
八幡「おい」
我が妹ながら呆れる奴だ
静「比企谷、君も一緒にどうかね?」
平塚先生が俺に提案をしてくる
雪乃「ひ、平塚先生、それはこの男が女湯に入るという事をおっしゃっているのですか?」
静「比企谷はもう服を脱いでしまっている、風邪でも引かれて体調を崩すのを見過ごす事は出来ないよ」
マジで言ってんのかこの人..確かに寒いけどさ...
結衣「あ、あたしは別に構わないかなーなんて...」
雪乃「由比ヶ浜さん本気で言っているのかしら!?」
いろは「あ!わたしもやっぱり賛成です!一番大事なのはせんぱいの身体ですからね!」
小町「小町は別に構わないよ!小さい頃一緒に入ってたしね!」
いろは「雪ノ下先輩、もしかして自信無いんですか〜?」
雪乃「一色さんも何を言っているのかしら、それは私の胸部を見て言っているのだとしたらそれは大きな間違いであると気付くべきよ、そもそも女性の魅力というのは...」
結衣「ゆきのん落ち着いて!?」
雪ノ下は由比ヶ浜のおっ...胸部を見つめている
雪乃「...分かったわ、ここらで比企谷君がどんな体の女性に興味があるのか、浴場でハッキリとさせましょうか」
いろは「その話、のります!」
結衣「恥ずかしいけど...仕方ないもんね」
小町「やったー!盛り上がって来ましたねー!!」
静「どれ私も比企谷の好みには興味が湧いてきたぞ」
八幡「え?え??」
何で俺の性癖の話になってんの?国語学年3位のハチマンにもワカンナイナー、それと平塚先生、オラワクワクしてきたぞ!みたいに言われても困ります
静「比企谷を浴場へ連れて行くぞー!」
小町「お兄ちゃんには悪いけど目隠しするね」
俺はタオルで頭を縛られる
雪乃「由比ヶ浜さん、比企谷君の左腕を持ってくれないかしら」
結衣「ゆきのんおっけーだよ!」
俺は二人に両腕を掴まれる、ひ、左腕から何やらボリュームのある物体が!!右からは自己主張の激しいモノが!!
いろは「せんぱい押しますよー!」
一色が後ろから抱きついてくる、こいつ!着痩せするタイプだ!!
俺は浴場へと強制的に連行される 嫌だ!離せ!!戸塚助けに来てくれ!!!
八幡「アーッ!」
俺はこの日大人の階段を少しだけ登ってしまったのだった、休息が取れなかった事は内緒の話である
今回も読んでいただきありがとうございます。八幡は一つ大人になってしまいました。