仮面ライダーウィザード ~Magic Girl Showtime~   作:マルス主任

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PCの不具合による買い換えで、二週間程更新出来ませんでした。申し訳ございません。
お待たせ致しました。いよいよ神のステージです。

そして、仮面戦隊ゴライダーなるものが発表されましたね。
ブレイド復活は非常に嬉しいですね。



第33話 出陣・鎧武

「た、たま、あの鎧武ってのと知り合いなのか?」

「まぁ、そんなものだよ。でも…本当に助けてくれるなんて…」

 

 

 

 たまとユナエルは、自分たちを救ってくれた戦士、仮面ライダー鎧武を見る。

鎧武は二人の方を向いて頷く。

 

 

 

「助けてって声は見過ごせない。そして助ける。それが仮面ライダーの役目さ」

 

 

 

 そう言った鎧武は、倒れているシスターナナを見つけた。

驚いて、慌てて駆け寄る。

 

 

 

「おいおい、とんでもないやられ方じゃないか」

「神様…鎧武さん。その人を助けてください!」

「あぁ。任せてくれ」

 

 

 

 たまの願いを聞き入れた鎧武は、自身の力でオレンジ色の光をシスターナナへ浴びせた。

光を受けたシスターナナは、まだ倒れているが、止血していた所の出血が治まり、刺されていた傷口も完全に消えていた。

どうやら、傷を修復したようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 丁度その時に、ヴェス・ウィンタープリズンとウィザードがやってきた。

ウィンタープリズンは、光を浴びて倒れているシスターナナに。

また、ウィザードは鎧武の存在に驚いている。

 

 

 

 

 

「な、ナナァ!」

「待て、ウィンタープリズン!って鎧武!?」

「ん?うおっ、ウィザードじゃねえか!久しぶりだな。ていうか何で分身してんだ?」

 

 

 

 ウィザードは今にも鎧武に飛び掛かりそうなウィンタープリズンを制止し、鎧武へ話しかける。

 

 

 

「ナナに何をしてるんだ!」

「落ち着け!なぁ鎧武!彼女は生きてるんだよな!」

「あ、あぁ勿論。血を流して倒れてたから治療してるだけだよ」

「治療…?ナナに一体何があったんだ!」

 

 

 

 シスターナナの事になると、途端に冷静さを欠くウィンタープリズン。

鎧武の言葉で収まるかと思いきや、より一層強くなってしまった。

すると、ウィンタープリズンの前にユナエルがやってきた。

 

 

 

「…シスターナナは、私が殺そうとナイフで刺した。ごめんなさい…」

「やっぱりお前らだったのか…!許さない…!」

 

 

 

 ユナエルの言葉で更に怒りをぶつけるウィンタープリズン。

 

 

 

「私のことはどう思ってくれたって構わない。…でも、たまの事は恨まないでくれ」

「…どういう意味だ…」

「ユナちゃん…」

 

 

 

 ユナエルは、一瞬だけたまを見ると、話を続けた。

 

 

 

「たまは、シスターナナの出血を止めようとしたりしてた。それに、さっきまでいた化け物から、シスターナナを守ろうともしてた。あいつは良いやつだから…」

「ウィンタープリズン、言いたい事はよくわかる。でもお前も一旦落ち着け。シスターナナだって死んじまったわけじゃない」

「…あぁ、そうだな。済まない、取り乱して」

 

 

 

 

 ユナエル、そしてウィザードの話で落ち着きを取り戻したウィンタープリズン。

今度はウィンタープリズンがユナエル、たまに詫びの言葉を伝える。

 

 

 

 

「ユナエル。君のしたことは許されるものではない。それでも、化け物…ファントムからナナを守ってくれたことは、感謝しよう。それと…」

「…?」

 

 

 

 ウィンタープリズンは、目線をたまに向ける。

たまは少し不思議そうな表情をしてウィンタープリズンを見つめる。

 

 

 

 

「今回のこと、君がいなければどうしようもないことになっていた。助かったよ、たま」

「えっ…いや、私なんか、全然力になれなくて…」

「そんなことないさ。たまがいなかったら、本当にどうなっていたか…」

 

 

 

 たまは驚きながらも感動していた。

これまでの人生、称賛されたことなど、ほとんど無かったからだ。

魔法少女となっても、誰かの指示に従うだけの“犬”だったたま。

それが今回、初めて自分の意見を貫いた。

直接的ではないが、結果として人の命を救うことが出来たのだ。

 

 

 

 

「おーい、これで大丈夫だ」

 

 

 

 鎧武が声をかける。

どうやらシスターナナの治療が終わったようだ。

 

 

 

「ナナ…」

「傷が治ってる!」

「あ、あんたが治したんだな…」

 

 

 

 目を覚ましはしないものの、傷が消えているシスターナナを見て、驚いている。

 

 

 

 

「あれだけの傷を治すなんて、鎧武、お前やっぱとんでもない力だな」

「まぁ、そりゃ神だしな」

 

 

 

 

 鎧武の能力に改めて驚くウィザード。

そして、安全を確認したウィザードはフレイムスタイルに戻り、分身を解除した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 王結寺で戦うウォータードラゴン、ランドドラゴン、そしてスイムスイム、ミナエル。

スイムスイムの猛攻が続くも、劣勢という訳ではなくカウンターで押し返すウォータードラゴン。

ミナエルをグラビティの魔法で封じ込め、ソードガンでダメージを与えるランドドラゴン。

 

 

 

「ぐうぅ…」

「どうだ、俺の魔法は」

「邪魔…!」

 

 

 

 スイムスイムが猛スピードで襲い来る。

薙刀“ルーラ”の攻撃は強力であり、丸腰で喰らえばかなりの威力になるだろう。

 

 

 

 

 

 

 バインド、プリーズ!

 

 

 

 

 

 

 バインドでスイムスイムを拘束する。

なんとかスイムスイムを押さえ込んだウォータードラゴン。

ランドドラゴンも、ミナエルを圧倒して吹き飛ばした。

 

 

 

 

「こいつら…強い…」

 

 

 

 再び戦闘態勢を整える二人だったが、相対するウィザード二人の前に魔方陣が現れた。

 

 

 

「おぉ、どうやら上手いこと行ったみたいだな」

「じゃあな、お前ら。もうこんなことはするなよ」

 

 

 

 

 そう言い残し、二人のウィザードは魔方陣に消えていった。

 

 

 

 

 

「なっ…待てよ!」

「…逃げられた」

 

 

 

 

 完全にしてやられたスイムスイム達。

向こうの思い通りに事が進んでしまったようだ。

 

 

 

 

「上手いこと行ったって…ユナは大丈夫なのかな…」

 

 

 

 ミナエルが相方、ユナエルの心配をしている。

もしユナエルに何かあったらと思うと、ミナエルも気が気でないのだろう。

 

 

 

 

 

「(ルーラだったら、もう少し上手に出来たのかな…)」

 

 

 

 

 スイムスイムには、そんな思いが頭を過っていた。

足止めされた挙げ句、現在ユナエルとも連絡が取れず、どうなっているのかも分からない。

まだまだ未熟なんだなと思いつつ、スイムスイムは新たな作戦を考えようとしていた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う…こ、ここは…?」

「ナナ!目を覚ましたんだな!」

 

 

 

 

 

 

 目を覚ますと、そこには自分の最も愛する女性が寄り添ってくれていた。

周りには、ウィザードにたま、更には見慣れない白銀の鎧を纏った戦士の姿。

そして、ピーキーエンジェルズの一人、ユナエル。

 

 

 

「あっ…!」

 

 

 

 ユナエルを見た瞬間に、先程までの出来事を思いだし、驚いた表情を見せるシスターナナ。

それに気付いたのか、ユナエルは詫びの言葉を話す。

 

 

 

「ごめんなさい…シスターナナ。あんたを騙すような事しちゃって…」

「いえ…いいんですよ。人は誰しも間違うこともありますしね」

「シスターナナ…ありがとう」

 

 

 

 シスターナナは、すぐに受け入れた。

これが彼女の包容力なのだろう。

 

 

 

 

 

 

 何はともあれ、シスターナナは救われた。

これも、たまや駆けつけて来てくれた鎧武のお陰だろう。

 

 

 

 

「鎧武、ありがとうな。助けてくれて」

「気にすんなよウィザード。俺達ライダーだって助け合いが大切だしな」

「あぁ、そうだな」

 

 

 

 鎧武に礼を言うウィザード。

鎧武もそれに応えた。

 

 

 

 

 しかし、鎧武は近くに何かが接近してきているのを察知した。

それは、数は少ないが、巨大な何かだ。

 

 

 

 

 

「おい、ウィザード。何かが来るぞ。あの娘達を避難させてくれ」

「何…?分かった。でも一体どんな奴が…」

「ただの化け物じゃない、とんでもない大きさだ…」

 

 

 

 

 ウィザードにも、ついにその化け物の姿が見えた。

正体は、巨大ファントム・ウロボロス。数は3体。

 

 

 

 

「マズイ、お前ら!今すぐここから逃げて家に帰れ!」

「ウィザードさん?どういうことですか?」

「とんでもない化け物が来やがった…!」

「化け物!?」

「とにかく急げ、ここは危険だ」

「ウィザードさん達は?」

「俺達はここで奴らを食い止める」

「大丈夫なんですか?」

「心配するな。俺達は負けない…」

「私達も力にはなれないか?」

 

 

 

 

 たまやユナエル、ウィンタープリズンが訴える。

ただ逃げるだけというのも性に合わないのだろう。

しかし、ウィザードは首を横に振った。

 

 

 

「お前らを助ける為だ、こんな所で死なせるわけにはいかない」

「ウィザードさん…分かりました。気をつけて下さい!」

「生きてまた会おう、ウィザード!」

「あぁ!任せろ」

 

 

 

 

 たま達を逃がした後、ウィザードは鎧武と共にウロボロスに立ちはだかる。

 

 

 

 

「一難去ってまた一難だな」

「悪いな、鎧武」

「気にすんなって言ったろ?さっさとやっちまおうぜ」

「そうだな。行くぞ、鎧武」

「あぁ!ここからは俺達のステージだ!」

「さぁ、ショータイムだ!」

 

 

 

 

 

 

 ウィザード、鎧武はウロボロス3体に立ち向かう。

ウィザードはドラゴタイマーを呼び出し、オールドラゴンへ変化する。

 

 

 

 

 

 

 

 《ウォータードラゴン!》

 

 《ハリケーンドラゴン!》

 

 《ランドドラゴン!》

 

 《ファイナルタイム!》

 

 《オールドラゴン!プリーズ!》

 

 

 

 

 鎧武はベルト、戦極ドライバーに装着されている極ロックシードを操作して、アームズウェポンと呼ばれる武器を呼び出す。

 

 

 

 

 《大橙丸!》

 

 《バナスピアー!》

 

 

 

 

 オレンジモチーフの刀、大橙丸。そして、バナナをモチーフにしたバナスピアーを召喚し、鎧武は空を飛ぶウロボロスへ飛び込む。

 

 

 

 

 

「鎧武、お前空も飛べるのかよ」

「まぁな。神だからな」

「何でもアリかよ神…」

 

 

 

 

 ウィザードもオールドラゴンの力でウロボロスに立ち向かう。

オールドラゴヘルクローでウロボロスの頭部を攻撃する。

 

 

 

 

「コイツら、でっけえな…」

「まだまだ行けるだろ、ウィザード!」

「あぁ、この程度、大したことないさ!」

 

 

 

 

 鎧武はウロボロスの尻尾を大橙丸で切り裂く。

ウィザードはオールドラゴスカルから炎を放ち、頭部を焼却する。

 

 

 

 

「3体なのが面倒だな…さっさと倒さないと…」

「よっしゃ、任せろウィザード!」

 

 

 

 

 鎧武はヘルヘイムの植物を呼び出して3体のウロボロスを全て拘束する。

動けなくなったウロボロスに鎧武はバナスピアーと大橙丸で斬りかかる。

戦極ドライバーのカッティングブレードを一回倒し、必殺技を発動する。

 

 

 

 

 

《極スカッシュ!》

 

 

 

 

 

 オレンジとバナナのエネルギー波で、鎧武はウロボロスを吹き飛ばした。

ウロボロスの1体はそのまま爆発した。

 

 

 

 

 

「おいおいすげえな鎧武…。俺も負けてられないな」

 

 

 

 

 ウィザードは、オールドラゴテイルでウロボロスを弾き飛ばし、魔方陣で拘束する。

ドラゴンの幻影と共にウィザードはウロボロスに必殺、ストライクエンドを放つ。

 

 

 

 

「はぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

 ウィザードの必殺の一撃が、ウロボロスに炸裂する。

蹴り飛ばされてウロボロスは大きく爆散した。

 

 

 

 

「後は一体だな!」

「あぁ!一気に決めるぜ!」

 

 

 

 鎧武は再び極ロックシードを操作して、新たな武器を召喚する。

 

 

 

 

 《火縄大橙DJ銃!》

 

 《無双セイバー!》

 

 

 

 

 無双セイバー、火縄大橙DJ銃を呼び出して、合体させる。

大剣モードに変形した火縄大橙DJ銃を持ち、残り1体に立ち向かう鎧武。

今度はウロボロスの動きをヘルヘイムの植物で抑え込み、植物を使ってウロボロスを自由自在に操り、更に上空へ突き飛ばす。

ウィザードも、鎧武の援護をしてウロボロスに一撃一撃を与えていく。

ほぼ瀕死の状態までウロボロスを追い込んだ二人。

 

 

 

 

「さぁて、終わらせようぜ」

「あぁ、フィナーレだ」

 

 

 

 

 鎧武は火縄大橙DJ銃に、オレンジロックシードをセットする。

 

 

 

 

《ロックオン!》

 

 

 

 

《一、十、百、千、万、億、兆…フルーツバスケット!》

 

 

 

 

 

 

 大剣にエネルギーが籠る。

果物のオーラに包まれて、鎧武は一気に必殺技を放つ。

ウィザードも、オールドラゴヘルクローに力を込めて、一撃を放つ。

 

 

 

 

「セイハァァァ!」

「ハァッ!」

 

 

 

 

 ウィザードと鎧武の一撃がウロボロスに直撃する。

真っ二つに切り裂かれたウロボロスは為す術も無く爆散した。

 

 

 

 

 

「うっへぇ…つっかれた…」

「ふぃー…なんとかなったな」

 

 

 

 

 ウィザードと鎧武は地上に降りる。

二人は変身を解いた。

 

 

 

「久しぶりだな…って本当にすげぇ格好だなお前」

「この格好で会うと大体驚かれるよ…」

「そりゃそうだろ、多分永夢とかにもそんな反応されるぞ」

「ははっ…まぁとにかくお疲れ、ウィザード、いや、操真晴人」

「こっちこそ、お陰で助かったよ、葛葉紘汰」

 

 

 

 

 晴人は、変身を解いた鎧武、葛葉紘汰に感謝の言葉を述べた。

紘汰は、それに笑顔で応えた。

 

 

 

 

「そういえば、結局お前って何で地球に来てたんだ?」

「たまって娘の願いを聞き入れたってのが第一かな」

「そうなのか。たまも成長出来たみたいだし、本当にお前のお陰だな」

「まぁ、人助けが仮面ライダーの使命だからな。それに、この騒動も気になるしな」

「魔法少女とファントムの一件か?」

「あぁ。何やら嫌な予感がするんだ。俺にも協力出来ることがあると思ってな」

「そうか、それは助かる。これからもお願い出来るか?」

「勿論さ。一緒に戦おう」

 

 

 

 

 晴人と紘汰は、握手を交えて、協力を誓った。

 

 

 

「じゃあ晴人、俺は今からやることがあるから行ってくる」

「やること?」

「あぁ。でも、後に俺達の助けになることだ」

「そうか、分かった。そっちは任せる」

「おう、それと、たまの事も俺に任せてくれ」

「そりゃ助かる。じゃあ頼むな」

「あぁ。また会おうな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいおい、一体どこに連れてく気なんだよ…」

「すいません、仁藤さん。この先ですから…」

「全く、この男を連れてくる必要があったのか研修医。ウィザードと合流させれば良かっただろう」

「あぁ!?お前、この俺が邪魔って言いたいのか!?コノヤロー、今度お前のケーキにマヨネーズぶっかけてやる!」

「お前、それはやめろ!そんな物食えるか!」

「まぁまぁ二人共やめてください。もう少しですから」

 

 

 

 

 聖都大学附属病院の研修医、宝生永夢と外科医、鏡飛彩、そして仮面ライダービーストこと仁藤攻介は、ある場所に向かっていた。

目的は、永夢の知り合いに会って、この魔法少女の一件の手助けをしてもらうためだ。

 

 

 

 

「あっ、見えてきましたよ」

「なんだここ?」

「寺じゃないか。結構な大きさだな」

 

 

 

 目的地に到着した3人。そこには大きな寺があった。

ここが目的地である。

寺を散策していると、寺の掃除をしていた一人の男がこちらに話しかけて来た。

 

 

 

「お前達、何をしているんだ。参拝か、参拝なのか」

「い、いえ…その…」

 

 

 

 返答に困っている永夢の前に、また一人、住職らしき男が現れた。

 

 

 

「これ、ジャベル。お客方には誠意を込めて対応するのです」

「あの、すいません…」

「って!おやおや、あなたは!つまり何かあったのですな。呼んできましょうぞ、お待ちくだされ!」

「あっ、ちょ…」

 

 

 

 住職の男と、ジャベルと呼ばれた男は、寺の中へと入っていった。

 

 

 

「あぁ…行っちゃった…」

「ここの奴らは話を聞かない奴らばかりなのか…」

「融通きかない奴らだな!」

「お前が言うな、仁藤攻介」

 

 

 

 暫くして、寺から一人の青年がやってきた。

 

 

 

「ごめんね…騒がしくて大変だったでしょ?」

「いやいや、気にしないで」

「ところで、今日は何かあったの?」

「うん。忙しいところ悪いんだけど、君に協力してほしい事があるんだ。協力してくれる?」

「分かった。大変な事だってのは分かるから」

 

 

 

 その青年は、永夢の願いをすぐに受け入れてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとう。タケル君」

「困った時はお互い様だよ、永夢先生」

 

 

 

 

 

 

 

 永夢が尋ねた青年、天空寺タケルは、笑顔で協力することを決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 晴人、紘汰、進ノ介、タケル、永夢。

5人の戦士が次々とこの騒動に巻き込まれていく。

彼らが一同に会する日は、遠くないかもしれない…。




はい、お久しぶりの投稿でございます。
ちょっと今回は仮面ライダーメインで進めました。とにかく神を強くしました。
そして最後の一人が登場したことにより、いよいよ…!?
ですが、集合するのはもう少し後になります。
その日までお楽しみに。

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