エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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時間では解決できないのか!?

さて・・・・俺は今どこにいるでしょう!正解は・・・・・

 

「なんで俺がここにいるのだろうか・・・胃がいてえ。」

 

アインツベルン家である、もちろん冬木のだが。というか何を思って俺を連れて来ちゃったアイリスフィールさん!ここにいると俺はプリヤ世界線の衛宮士郎と会わなければならないんだぞ!?もうさいっこうに・・・

 

「面倒だ!」

 

「ただいま〜」

 

帰って来やがった、このタイミングでか、このリビングに俺しか居ない状況でか!

 

「あら、おかえりなさい士郎?実はね・・・紹介したい人がいるの。」

 

「はは、なんだよ母さんまた家族が増えるのかい?」

 

「ええ。」

 

「へーそうか・・・・ええ!?」

 

「ま、いいからいいから!」

 

うわー、アイリスフィールさん来たけどさらにややこしい、て言うか一般人のかれにどうせつめいすればいいんだYO☆リビングの戸が今・・・開いた!こちらを見て固まる士郎くん、うんそうだよね凄い知らない人だよね、君は本当にいつも俺の心の支えだよ!

 

「え、えーっと、こんばんは。」

 

「あ、ああ、こんばんは。」

 

取り敢えず互いに挨拶する。うわーどうすればいいんだ。と言うかどうしたいんだアイリスフィールさん!

 

「あ、えーっと、俺は衛宮士郎です。あの、お名前は?」

 

うわうわうわうわ、どうすんのこれどうすりゃいいんだ!?おい?

 

「こちらの方はね、衛宮士郎さんよ。貴方のうーん?可能性?違う世界の貴方?らしいわ。」

 

「いや、疑問系にするならその胡散臭い説明がさらに胡散臭い感じになってますよ!アイリスフィールさハボ!?」

 

唐突に抱きしめられとこうくびががががが

 

「まあ、そんな感じよ?仲良くしてあげてね?」

 

「は、はあ。」

 

え?これ誤魔化してんのねえ、これは誤魔化しとして成り立ってんの?と思いつつ窒息で意識を失う俺であった。

 

「グフ。」

 

「まあ!どうしましょう、気絶しちゃったわ!」

 

「・・・・なんでさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

目がさめると・・・また知らない天井だよおい、今日で2回目だよ、何回俺はアイリスフィールさんに苦しめられればいいんだ!?

 

「えっと、大丈夫か?」

 

衛宮士郎くんが心配なのか覗き込んでくる。

 

「ああ、目が覚めた、取り敢えず俺は衛宮士郎おそらくあったことがあるんだが・・・・判るか?」

 

「えっと・・・ああ!カフェの店長か!」

 

飽くまで一般人の衛宮士郎くんを魔術のドロドロした世界に引きずり込むのは忍びないので適当な話を作るまあ、アイリスフィールさんが絡んでるんだしなんか適当な話をしても大丈夫だろ。

 

「そうそれだ、でな、そこでアイリスフィールさんとあってちょっとした昔話をした後名前を答えたらここに連れてこられてしまったんだ。・・・・すまん、そんな顔をするな、俺が一番わけがわからない。」

 

まあ、そんな情けない顔になるのも判るがマジで俺が一番予想外のことが起きててやばい、これは・・・世界からのいじめかな?

 

ここでEMIYAは起き上がる。

 

「まあ、今度来た時安くしとくよ、今日はもう帰って寝たいー

 

「あら?うちで寝て行けば?」

 

「なんでさ!?」

 

おっと逃げ道が塞がれてしまったぞ?扉を開けるとそこにはアイリスフィールさんが立っていた。

 

「ふむ・・・仕方ない、『転移』」

 

「あらあら・・・逃げられちゃった。」

 

「!?イリュージョン?」

 

すまん、衛宮士郎、君はこれからもひどい目にあうだろうが頑張って生きてくれ。

 

こうしてなんとか逃げおおせたEMIYAだったがこれからほぼ毎日アイリスフィールが店に来るのは目に見えていたのでちょっと店を開けるのが辛くなった。精神的にと言うか、体力的にと言うか・・・そんな感じに。

 

 




めずらしく困ってるEMIYAを描きたかった、反省はしている!後悔はない!

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