エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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そして叫べ!バースト・・・・グオ!?な、何をする!?

「クラスカードアーチャー!インストール!」

 

「クラスカードランサー、インストール。」

 

鏡面界に入った瞬間にイリヤと美遊がそれぞれクラスカードを使い英霊化し、その間に飛んで来る攻撃全てをEMIYAがアヴァロンの正式解放でガードする。

 

「イシュタル様、宝具の開帳をお願いしてもよろしいですか?」

 

「え〜どうしようかしら〜じゃあ貴方も最大火力を出してね♡」

 

「へいへい。」

 

今回は最大火力を一瞬で叩きつけるのが最も効率的な攻撃だと言う作戦であるまあ、つまり『ガンガンいこうぜ』である。

 

「二人共、終わったか?」

 

「うん、大丈夫。」

 

「変身、完了。」

 

二人の変身がすみイシュタルの魔力も高まって居るので俺も準備を開始する。さて、まず・・・

 

「左腕をPON☆」

 

「「え!?」」

 

イリヤと美遊の魔力の補助をして居るルヴィアと遠坂イシュタルの集中が乱れたが問題無い。

 

「うん、久しぶりだな!置換(エクス)投影(チェンジ)体は剣で出来ている(我が身は剣)エクスカリバー!投影。」

 

今回はカッコいい詠唱付きで威力は上げ上げでございます!

 

「バカ!?あんたそれ星の結晶よ?」

 

「案ずるな、問題無い。」

 

イシュタルが突っ込んで来るが大丈夫だ。ルヴィアはなんだかもう疲れちゃってる。・・・全員の攻撃準備完了!三体の補足完了・・・動く気は・・・無いみたいだ。

 

結界内から宝具の開帳を用意する魔力が荒れ狂う。

 

「束ねるは星の息吹!」

 

「我が骨子は捻れ狂う。」

 

「刺し穿て、死翔の槍。」

 

「ゲートオープン!これが私の全力全壊!」

 

そしてルヴィアの号令を待・・・いや?相手も宝具を開帳する気だ!?

 

「エクスカリバー!」

 

「クラレント・ブラッドアーサー!」

 

「ナインライブス」

 

先に打った方が負ける・・・いや、来るな!転移のような速さで後ろに回り込むセイバー(アーサー)その剣が輝くー

 

「イシュタル!後ろだ!」

 

「わかってる!」

 

「全員の宝具開帳を許可しますわ!」

 

それの号令と共に河川敷は・・・いや鏡面界ごと粉砕するような勢いで放たれた宝具全てがぶつかり合い、そしてー

 

 

 

 

 

 

 

「フン!今回も負け戦か・・・性に合わん!」

 

アルケイデスが捨て台詞と共にカード化、セイバー二体も身体が消し飛びカード化、代償として鏡面界内は全くの更地になってしまったが・・・問題無いだろう。

 

「うーんいい気分だ・・・よくやったな二人共!練習の甲斐があったじゃ無いか。」

 

「うん!」

 

「これが・・・カード本来の力。」

 

喜ぶ魔法少女・・・今は英霊少女か?わかんねえな。

 

「いやー、サッパリ吹き飛んだわね〜。」

 

「私も・・・戦いたいですわ!EMIYAさんなんとかなりませんの?ねえ!?」

 

「痛い痛い!取り敢えず左腕を着けさせて。後落ち着け、分かったから作るから!」

 

喜ぶ女神ツインテとやっぱり悔しいのかEMIYAの胸ぐらを掴み上げて振り回すルヴィア・・・こうしてなんとか今回の橋げたカード回収は終了したのだった。

 

 

 


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