エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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アレから一時間が経ちました!

「はーい!しゅーりょー!お疲れ様〜これでお前さん達も立派な魔法少女DA!」

 

結界の全機能が停止され抑止力のフィードバックを一身に受けながらも爽やかなEMIYA

 

「ふふふふ・・・・これで・・・終わりなのね・・・かは!」バタン

 

「剣怖い、剣怖い、剣怖い、剣怖い、剣怖い・・・グフ!」バタン

 

そして身体的損傷は全く無いがそれ以外が大変そうな幼女二人が倒れ伏す。

 

『いやー!素晴らしいですね!もう一回くらいあっても良いんじゃ無いですか!』

 

『姉さん、イリヤ様達の心が持ちませんよ・・・確かに興味深かったですが。』

 

その相棒たる杖達はなんだかツヤツヤして居る。

 

「まあ、これで最高とまでは行かないが・・・ククク、素晴らしい才能を引き出せたよ!問題無い、よし転移と疲労回復用の超安眠魔術を奢ってやろう!じゃあな!」

 

そして邪悪な笑みを浮かべたEMIYAは激しいSYUGYOUに耐え抜いた二人をそれぞれの家の自室のベッドに送り込みスキップしながら夜まで不動産屋に行っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、時間は経ち夜である今日は橋げた最終攻略戦である。

 

「にゃははははは!おっす!そろそろだろ?そろそろ戦いの時間だろ?」

 

いつになくハイテンションな笑いと言動のEMIYA

 

「だ、大丈夫ですの?何か悪いものでも食べまして?」

 

普通に心配するルヴィア。

 

「さあね?でもこいつなんていつも可笑しいのがデフォルトじゃ無い?」

 

昨日の英霊化のせいか目の色がちょっと赤くなって居るような気がする遠坂が鋭い指摘と共に軽くディスって来るしかし彼女にはもっと気になることがあるようで魔法少女二人を見てさらに言う。

 

「それより・・・あんた達そんなに仲よかったっけ?そんなにピッタリくっ付いて?」

 

「うぐ!?」

 

「こ、これはその・・・特訓の内容が厳しすぎて傍にイリヤが居ないと厳しいとかそう言うんじゃなくてですね!?」

 

動揺しながらほとんど答えを言う美遊とEMIYAを見てちょっと足が震えてるイリヤ

 

「オイ、EMIYAちょっとこっち来いや?」

 

「なぜ真っ先に俺なんだ!「ああん?」・・・はい俺ですスイマセン。」

 

そして遠坂に引きずられ茂みに連れて行かれるEMIYA・・・彼の叫び声が響いた後出てきたのは妙にキラキラした遠坂だけだった。

 

少しして復帰したEMIYAが帰ってきたところで転身した二人の準備と女神遠坂化も完了したので此処で出発・・・と行きたがったが女神から一言。

 

「今更だけど・・・なんで貴方は宝具使ったり普通に英霊と戦ったりしてるの?なんなの?馬鹿なの?それとも飛び抜けた馬鹿なの?」

 

「安心しろ!俺はEMIYAだ、それ以上でもそれ以下でも無い。」

 

女神は言いたい事が言えたので満足したのかそれともEMIYAの発言や性能について言うのが馬鹿らしくなったのか「まあ良いわ。」と言ってジャンプ用の魔法陣の中に入る。

 

「じゃあ行くか。用意はいいか?よし返事がなくてもゴー!」

 

「「「「ええええ!?」」」」

 

こうして全く締まらないが彼らの戦いはもう一度始まった。

 

 

 


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