エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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楽しいねぇ!ハハハハハ!

さて、さてさて、これはどうゆう状態ですか?

 

「マジカル☆トオサカちゃん!参☆上!」

 

「う、ううう、止められなかったでござる。また、遠坂殿のナニカが犠牲に!」

 

「わーい、変身だ〜!」

 

「魔法・・・少女・・・w」

 

「キラッ☆」

 

魔法少女としての人格を発現させて変身する遠坂とボロボロの佐々木、それを見て笑うセイバーと黒のアサシン。どうやら、ルーラーと戦っている黒いのと戦う為に魔法少女化するのをあまりの(社会的ダメージの)大きさから佐々木が止めようとしたがそこをセイバーと黒のアサシンに止められたようだった。

 

「ルーラーとしての権限の半分を喪失、危険です!」

 

「・・・僕はただ、世界に不幸を溢れさせたいだけさ!」

 

「これが、あのセイバーの力!」

 

「君も・・・邪魔をするのか・・・この世界も、抑止力も君たちも!俺の邪魔をする奴は皆死ねば良い!」

 

「クッ!」

 

「きます!」

 

ガイン!バキャン!

 

ジャンヌと・・・誰だ?ダークなオーラを纏い目が紅くなっている・・・ああ、天草四郎時貞かな?おっ!ジーク君が『デッドカウント・シェイプシフター』で黒のセイバーとしての能力を発動させてジャンヌと共闘か!

 

「まずいな・・・俺、今弱体化中なんだけど?」

 

「本当なのか?」

 

「・・・ケーキは嘘。」

 

「???」

 

そして、帰って来る途中ばったり会ったジナコと・・・これはどっちかな?

 

「ああ、月のランサーだ。」

 

「カルナの方か。」

 

「赤いのは・・・もうすぐ来る、敵としてな。」

 

そうだったな、カルナは自身の主人に逆らわないからな。

 

しかし、戦わない訳にはいかないので全ステータスがワンランク、さらに魔力が2ランク下がっているので弓を投影し使う。

 

と、思ったがお客さんだ!

 

「・・・ケモミミか。」

 

「何を言っている?まあ良い、貴様から危険を感じるここで死んでもらうぞ!」

 

「珍しく、弓での撃ち合いか!」

 

パキン!

 

現れた赤のアーチャーの矢を撃ち落としながら戦いは始まる。

 

 

 

 

 

 

「此方もか。」

 

「こうなるとどちらが勝っても可笑しくないな。」

 

「マスター、下が・・・・もう何処にいるのかわからない、だと?」

 

「行くぞ!」

 

「ああ、」

 

ドパパパン、ギャン!キイン!

 

此方は同一サーヴァント同士の戦いが始まったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「此奴は・・・・どうなってやがる。」

 

「聖杯は濁り、赤の陣営の中心人物は英霊だった。そして、今はあの黒いのに呑まれてて・・・取り敢えずクレラント撃っとくか?」

 

「そいつは・・・少し待ったほうがいい、今更かもしれないがまだ聖杯大戦は終わっちゃいねえんだ。」

 

「チッ!まあいい、俺も負けたくないからな。」

 

獅子劫界離と赤のセイバーは観察に徹することにしたようだった。

 

 

 

 

 

 


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