エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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一体俺にどうしろと!?byEMIYA

デカイ、いやいや、いやいやいや!?

 

「ちょ!?おま!剣は百歩譲って良いけれどでかくなんのは不味いから!?」

 

「良いのです!私はもう、私のマスターといちゃいちゃする小説の構想を練っているのです!そして、自らの手で!ハッピーエンドを作るのです!ぶっちゃけ巨神化とか、セファールとか!!私だけシナリオにブッコロされてるじゃないですか!!」

 

質量だけでも圧倒的、それに速度と技術が載ったら・・・・どうする?諦める?にげる?これは戦略的撤退?

 

「俺は・・・・・俺はそうは思わん!」

 

「なっ!馬鹿な!魔改造とは此処までの物なのか!?」

 

剣の切っ先をアヴァロンモードで打ち返す。

 

質量が足りないなら足せば良い、幸い俺にはアヴァロンモードがある。白兵戦が出来ない?俺の集中はなんのために有るんだああああああ!変形でもなんでもシテヤルわあああああ!アルトリウム!フル!バアアアアアストオオオオオオオ!!!

 

魂の叫びの力か、それとも元からあの巫山戯た宇宙船が此の機能を付けたのか、それは定かではないがグレンラガン的ビックリ変形で人型機体になったEMIYA!最早原型が無い!

 

 

久しく忘れていた、数千年、数万年、そんな永い時間を俺は何を守るために修行や鍛錬をして過ごして来たんだ?自分の為にか?信念か?楽をする為か?いや違う!俺の願いはたった一つ、シンプルで馬鹿らしい、だが衛宮士郎が此の身体の基礎である限り足掻き続ける、俺はなってやる!そう誓った筈だ!そうー

 

「正義の味方って奴にヨオオオオオオオ!!」

 

干将莫耶を握り締め、打ち返す!自分の中に蔓延っていた何かがパキンと打ち壊される音。

 

ドガアン!

 

「なっ!質量も、武器の性能も此方が上、ならばなぜ打ち負けた!?」

 

「お前も彼/彼女と組んで戦って来たならわかる筈だ!強いて言うのなら!『愛』だ!」

 

「・・・数日此処に居ただけであろう?」

 

「それでも、俺は此処に居合わせた、ちょっと邪魔をしてしまったかもしれないが・・・それはすまんと思ってる。全てを救うなんてことはやっぱり言えないけれど、俺の目の前で、俺の手が届くところで!自身の願いのために俺だけでなく此処ごと潰しそうなやつの好きにさせては置けん!」

 

「だが、やっぱりハッピーエンドは欲しいぞ?」

 

「それはあの高名な菌糸類のお方になんとかしてもらえ!少なくともそんな物で救われるより本編での方がずっと良い筈だから!」

 

剣を撃ち合う、気を抜けば吹き飛ばされる、しかし避けることは許されない。

 

「だが!そうまで言うなら私も、私のマスターとの『愛』の為に!あまねく全てを『破壊』してみせる!うおおお!バッドエンドは悪い文明斬り!!」

 

「ふぬううう!マイルームでイチャイチャは良い文明拳!」

 

「パクんな!パロディ死すべし慈悲は!無い!」

 

いつの間にか領土戦が始まっているが、まあ、キニシナイ、あと足元で『こうなったら並行移動するしグッフォ!な、何をするし!あ!アッーーーーー!』あ、アルキメデスってギャグパートあったっけ?

 




遊星の化身という名の最後にデレて、それでも消滅しちゃう系神霊アルテラ

vs

最近崩壊しすぎて原型が無くなって来たEMIYAをさらにロボ化すると言う暴挙もとい強化をされたEMIYA




うーん決着より先に此の規模で殴り合われると月がヤバイ希ガス。

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