エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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EMIYA、取り敢えず瀬戸際だけ抑える。

「ふう、緊急退避でもこれだけでしたか・・・」

 

生徒会にて此度の大崩壊について話そうときた桜の第一声である。

 

「何よ、そもそもこれは此処の管理者責任でしょ?」

 

凛の言葉、

 

「まあ、落ち着きたまえ仏のような静けさは無いが小生もこの通り珍しく布教して居ないのだから。」

 

ガトーのオッサン、が宥める。

 

「・・・一体今、何が置きて居るのです?」

 

ラニさんもちょっとお怒り。

 

「ムムム?主要人物も欠けるのか・・・やばくね?」

 

岸波白野っち。

 

「・・・・ランサー、私、必要?」

 

「・・・その遊戯ができなくなっても良いなら。」

 

「・・・やるわよ。」

 

ジナコ!生きて居たのか!

 

「えーっと、では現状の説明をします。

現在この聖杯戦争のマップが大幅に変更されすごい勢いで巨大化されていって居ます。

原因として、物理的な接触とそれと同時に行われたクラッキングによるものです。

また、クラッキング対象がムーンセル・オートマトン及びセラフのメイン機能だった為に聖杯戦争の継続が不可能な状況に追い込まれた為こうしてお呼びさせて頂きました。」

 

「な!物理的な接触ですって!?」

 

「はい、何者かがこの電脳世界に生身で入り込んで居ます。」

 

「そして、それが俺だ!」

 

「「「「ふぁ!?」」」」

 

隠蔽を解除し桜の隣に突然出現する俺氏。いやーみんなの驚く顔が見たくてな。

 

「エミヤ君?」

 

「知り合いか?」

 

「え、ええ。でも彼は・・・」

 

「案ずるな、俺はウッカリ並行世界からやってきて、ちょっと観光しようと思ったら色々とやらかしてしまった旅人Aだそんなに気にしないでくれ。」

 

 

 

(((((どう言うことだってばよ!?)))))

 

 

「さて、皆に謝らなければいけないことがある。

まず一つ、此処から右手に見えるあのクソネコ供の巣の持ち主の飼い主は俺だ。本当にすまん。

次、月から物理的に侵入してきたから色々とイレギュラーですいません。

だからちょっと、手助けをしておく、俺にはこれくらい、いや、別に解決してもいいんだが、その場合月ごと吹き飛んでもらう事になるので手加減しておく。 」

 

 

ポカンとして居る皆に悪いが今回はちょっと本気で行くぞ!校庭の端、エリアとエリアの境界線に全行程破棄して生み出された巨大な神造兵装を突き立てていく。そして、俺の血をつけて再度投影、なにぶん神造兵装は負担が大きいので大まかに出来ればいい。完成度はそこまで求めてないからな。

 

「『投影開始』!斬山剣イガリマ!」

 

まあ、こんな感じでいいだろ。

 

 

 

 

 

 

緊急事態と言う事で警備として緊急召喚されたアーチャーとキャスター、そして全てのマスターが見たのは人の形をしたデタラメだった。


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