エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

45 / 132
真っ直ぐに歪むくらいが丁度いい。byEMIYA

セイバーの魔力消耗が大きいな、やっぱり原本は荷が重いか?・・・・そういやネコ2匹が居ねえな・・・いやな予感がする。

 

 

 

 

 

 

 

「いやー、良いところに落としてくれたな、我がマスター。」

 

「いやー、本当にいい仕事振りニャ。ついついやり返したく成るくらいにゃ。」

 

「ぐえ!」

 

さて、ネコ2匹は管理者であるアルキメデスを足蹴にしつつムーンセルに近付いていく。それにつれてムーンセルは攻撃や排斥を強化していくがそもそもネコ相手にそんな子供騙しは効かない。

 

「さて、今宵はどんな喜劇が見れるかな?」

 

「楽しみだにゃー」

 

そう言ってネコ二人はムーンセルの三分の一を無理やり支配下に置きネコの世界を再構築していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

時を同じくしてムーンセルをクラッキングする一人の若芽がいた。

 

「うお!?いきなりファイアウォールが弱まった!これなら!!」

 

「おー!シンジすごいじゃないか!」

 

「フン!この僕にかかればこの舞台装置を三分の一手に入れるなんてお手のものさ!はーはっはっはっは!」

 

そして大量のワカメ兵器が目を覚ます。

 

 

 

 

 

バキン!ガリリリ!

 

じゅ、じゅ、重大なケッケケケッケ欠陥がガガガガガガガガハセハセ発生しました!端末、桜に現状の全機能、正常時の三分の一の権限をコピー。スリー・・・プ、しま。

 

「わひゃう!?な、何なんですか?権限!現状・・・うわ、最悪じゃないですか、取り敢えず集められる戦力をこちらに呼び出しましょう。『戦闘中止!戦闘中止!トーナメントの開催が不可能なレベルの欠陥が発生しました。至急生徒会室に集まってください。』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非常事態でもレベルの為にアリーナ内の敵をプチプチして居る本名「岸波白野」キャラクター名「白岸白野」とある人物の可能性の一つ。

 

 

 

「経験値が1匹、経験値が2匹、経験値が三匹・・・アレ?セイバー、なんか聞こえない?」

 

「奏者・・・走るぞ!撤退だ!」

 

「・・・・クラッキング、多数発生、イベント?いや、無い。この時期にそれは無い、まずい、バグか?それとも俺が二週目だから?」

 

「ええい!奏者!逃げるぞ!口を開けるなよ?」

 

英霊の敏捷性をもってしても崩壊と再構成の中学校に帰還できたのは運勝負だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

此処で、戻ってEMIYA、屋上から周りを見回す。

 

「やりやがったな!あのクソネコ供!いや、俺が落としたのが悪いんだけどさ。」

 

その視線の先にはお菓子の家や酒ビン、煙草、そして数多のネコ、まるで奴らの固有結界のようなカオスに顔が引き攣る。

 

「そして、こっちはこっちでやべえな。」

 

その左側、大量のワカメのような壁、そして巨大なシンジ君像、間違いない、天才ワカメだ。

 

「さあて、どうすっかな?」

 

 




ムーンセルの制御権、権限、能力を三分の一ずつに分けられてしまい根本から揺らぐ聖杯戦争。
一体どう成るのか、作者にもわからない!そして、レン!どうするのその海藻!次回!領土戦!次回もマーブル・ファンタズムーン!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。