エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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エミヤによるエミヤの為の・・・

まず、朝、余裕を持って起床、同時に魔力を高速で循環させ一気に覚醒、朝風呂に入り朝食と弁当を用意したら道場で500キロの木刀を千回ほど振り、それを二本担いで蔵に行く。この時まだ朝五時、起床は4時半で固有時制御を使って料理や下ごしらえ、素振りをしていたのである。

蔵では日課の強化の鍛錬、今日は100本の刃物を同時にかつ使用に耐える強度で作り出す鍛錬だ。もちろん刃物の形状、性質はばらばらの物を一気に精製する。これを成功回数で五十回、魔力が切れたり失敗したら筋トレと八極拳の練習、これで五時間が経過、失敗数は五十回、最初より大分進歩した。その後一時間は固有時制御で自分を5倍速にして双剣の構えや戦い方の練習、素振りをし蔵を出る。午前六時、二回目の朝風呂に入り汗を流し、制服に着替える、鏡で見るが前世で出ていた腹はバッキバキで身体には傷跡が絶えない。本日の教科と弁当をカバンに入れてパソコンをいじる、しばらくすると玄関から桜が入って来るので挨拶をして一緒に朝ご飯を食べる、七時登校開始、桜は友達と行くので鍵を任せて縮地連打、今日のタイムは一分でした、カップラーメンもできねえ。

 

 

校門を通り弓道場へ先輩に挨拶し掃除をして退出、次に生徒会室でストーブとテーブルとパイプ椅子を直し書類をマッハで纏めて退出、職員室に行く途中遠坂 凛と遭遇気配からしてアーチャーは既に召喚済みのようだ、うっへ今日死なないとダメかなあ。

少し憂鬱になりながら大河先生に弁当を届け出席簿を回収、教室に行く途中一成がいたので挨拶、少し世間話をしていると教室に到着、さりげなく出席簿を教卓に置き教室をサッと掃除する。八時半に大河先生が教室に来て出席を取る、九時から授業開始。

 

 

昼休み、3冊書き取った授業ノートを貸し出し自分のは投影しておく。屋上で弁当を食べそっからジャンプ、何時も空いている生徒会室の窓から生徒会室に侵入し一成に挨拶、世間話と共に書類を纏めて退出、その後荷物運びや球拾い、ゴミ捨て場の粗大ゴミの修復、廃棄、弓道場の掃除をして教室に戻り午後の授業開始。

 

 

放課後は弓道場にて弓術の鍛錬を一時間その後掃除をして退出、学校中を歩き回り掃除や手伝いをして行く、すっかり人もいなくなり人払いの結界が張られたところで校庭を上から覗き見なう。

 

ガイン!ゴイン!ゴシャアアアア!バン!キン!

 

派手な音を立て赤い弓兵と青タイツが戦闘している。ここで赤い弓兵の剣と装備、青タイツの槍を解析、今回は運良く弓と剣弾も見れた、暫く見ていると青タイツが引くようなので上から奇襲する。装備は左に携帯、右手に双剣の白い方を構え全身強化をして突貫。屋上から派手に登場する。

 

「え、衛宮くん!?」

 

「なんだ?こいつ!」

 

ギャリン!

 

金属と金属がぶつかり合う轟音をたてながら槍と剣がぶつかる。途中からランサーの速度も上がって行くがこちらも固有時制御とマジカル八極拳で対応して行く。

 

「・・・・衛宮君て一般人・・・だよね?」

 

「さあな、しかし、私の知る者でも無いようだ。」

 

赤いのと赤いのがなんか言ってるが気にしない。

 

「あはははは!楽しいな小僧!」

 

「そうだな、いい戦闘訓練だよ。所でまだその槍は使わないのかな?」

 

会話中も高速機動しながらの戦闘なので舌を噛みそうである。

 

「ふははは!ほざけ小僧!っと言いたいとこだがいいぜ、お前位の相手となるとコッチも出し惜しんでやれねえ!『ゲイ・ボルグ』!」

 

「『固有時制御』6倍速!『概念:回避』!衛宮士郎突貫する!」

 

概念的な回避そんな最早魔術なのか怪しいものを使いつつ因果逆転の槍を回避、そのまま携帯をしまい黒い方も出しながら突貫、ランサーも自身の槍が避けられたことに驚きつつも隙を作らない、此処で相手の間合いギリギリで両手の剣を投げ捨てるように投げる、勿論相手は少し驚くが流石ケルト立ち直りも早い、すかさず槍をついてくるが6倍速の俺は既に両手に双剣を構えているので受け流し、切る!

其れをギリギリで回避するランサーだが背中に迫る双剣に反応するのが少し遅れ此処でワンヒット、右側の背中に剣が一本刺さったがもう一本は弾いた模様しかし隙が出来てしまう、此処で地面から100本ほどの赤槍を生やしながらの鶴翼三連を放ちランサーをミンチにする。全ヒットを確認、警戒する。

 

光になったランサーを見てから取り敢えず一言。

 

「ランサーが死んだ!」

 

「そりゃ、あんたが殺したんだからね!」

 

・・・流石に通じなかったか。




ん?衛宮士郎ってこんなんだっけ?

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