目がさめるとやっぱり妖精郷だったよ。しかし、マジでか〜此処ドラゴンとか色々居たよね?
「おい君?」
「!?」
いつの間に後ろ・・・・アレ?居ない?
「そりゃそうだな、だって僕は此処の塔の中に居るのだから。」
「・・・マーリン?あの性格の悪い大魔法使い?」
「・・・・・・・まあ、確かに良くは無かったけどね。で?何で君此処に来たの?と言うか来れたの?」
「いや、異界化させておいた工房の扉を開けたら此処だったんだが?」
「・・・・・・・・・」
なんか凄い呆れられて居る思念が送られてくる。と言うかあれだなコレを忘れてた。
「こ、コイツ直接脳内に!」
「・・・・・なんでこんなのが来たんだろう・・・・」
凄い呆れられてるんだけど?どうしたんだろう?
「あー、いや、多分なんだが君の工房と君の魔力はちょっとは繋がってるよね?」
「・・・もしかして、アヴァロンが俺の中に完全に融合した結果、妖精郷からの魔力や俺とアヴァロンの混ざった様な魔力が蔵に送られて・・・」
「ふーん?頭は良いのか、まあ概ねその通りさ。ただし一つ違う所がと言うか突っ込みたい所があるんだけど良いかい?」
「はい?」
「なんで彼女の宝具、『全て遠き理想郷』と合体と言うか融合と言うか・・・吸収?してんの?」
「こうなったの主にその彼女の所為なんですが?」
「・・・・ハア、そうみたいだね、少し記憶を見せてもらった。・・・て言うかハッチャケ過ぎじゃない?」
そこはキニシテハイケナイ。まあしかしこんなとこに来てしまったしパイルもあるし、マーリンさんと話してても何だから修行すっか。
「あー、で頼みがあるんだけど?」
「はい?」
「ちょっと今厄介なことになっててね、此処がちょっとピンチ何だ。助けてくれるかい?」
「良いですよ?」
「そうだよね、報酬・・・・え!?良いの?ヤバいよ言っとくけど今回の相手龍だよ?大丈夫?」
「龍か〜イイですね!何処に居るんですか?」
「・・・・きみも戦闘狂か?」
「いいえ?ただ純粋に戦ったことも見たことも無いので楽しみなだけです。」
「・・・まあいっか、とりあえず今のままじゃ案内どころか行く途中に死んじゃうからちょっと頑張ってね?」
「修行か〜、どんなのかな?」
「とりあえずこれからくる黒幕を百体位倒してね☆」
そう言って現れたのは・・・
「そう!儂じゃ!」
「うっわノッブかよ。めんどくさい。」
「ムウ、めんどくさいとは何じゃ!
だって、見た目が既に片目のナマモノ何だもの、ギャグ補正もあるし、何より・・・
「だって全員が全員、完璧なレプリカじゃん?三段撃ち百裂拳とか、きついんですけど?」
「まあまあ、お主も大概なのだから良いでは無いか?では修練を始めようぞ!」
黒幕じゃねえのかよ。
「テヘ☆」
「男のは殺意湧くよね。」
この馬鹿!鬼畜!マーリン!
一体黒幕は誰なんだ!そして、この続きはいつ出るのか!?