エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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エミヤ君メガ進化

「ムフン!では、私の姿とシロウの鎧について説明しましょう。」

 

十三人前もの料理をペロリと平らげデザートのバニラアイスを貪りながら喋り出すセイバー、相変わらずがっつくので頬に食べカスがついている、まあ拭くけどさ、綺麗に食えよ。

 

「まず私のこの姿ですが・・・エクスカリバーとアルトリウムをシロウに、もっと正確に言えばシロウと同化していた生意気鞘にですが、吸収されてしまったのです。」

 

「ほう、アルトリウムが・・・・え!?聖剣も?」

 

「私達も全然理解できなかったわ、ただ確実に貴方の中に吸い込まれていったことだけは確実よ?」

 

「本当に信じ難いがね。」

 

「けれどまあ結局魔力の塊なので直ぐに再生成されましたが。」

 

鞘宮からの剣宮!だと?いやいや、いやいや!?

 

「訳がわからないよ?」

 

「その後、私の魔力とアルトリウムを使ってなのか知りませんがシロウを・・・その?何と言えば判らないのですが・・・鞘の再生時に出る青白い糸の様な物が包み込み、中で凄い音を立てながらナニカされていた様だったので・・・」

 

「時間短縮も期待して蔵に入れたのか。」

 

「ああ、持ち上げたのは私だったが振動していたり骨や肉が軋む様な音(軽めの表現)をたてて変形していたぞ?むしろよく無事だったものだ。」

 

おー、グロいグロい、俺そんなすんごい改造方法で改造されたの?まじで?しかも、俺とアヴァロンが合体するの促進してませんか?

 

「ん?でも其れって結局俺がアヴァロンと完全合体したってことだよね?」

 

「・・・・・」

 

「えとさ、別に怒らないから何であんな事をやらかしたのかいってみな?」

 

沈黙、と言うか怒られるのが怖い小学生みたいな反応である。

 

「・・・だからです。」

 

「?」

 

「シ、シロウなら何とかなる気がしたからです。」目逸らし

 

「ふ〜ん?」

 

「お、怒りませんよね?」

 

「デザート抜きね。」

 

そういってバニラアイスを奪い取る。

 

「うわあああああああ!それだけは!それだけは!勘弁してくださいお願いします!」

 

叫ぶセイバー、しかし解決?したとはいえ脳筋過ぎる、いやむしろ脳筋の方がまだ考えてるよ?

 

「いや、だって俺が幾ら頑丈だったとしても剣をしかもお前容赦無く胸に突き刺したら普通死ぬよ?」

 

「ヴァああ!何でやってしまった過去の自分!・・・過去を変えなければ!私のデザートを救わなければ!・・・ハイ、スイマセンだからアイスをゴミ箱に近づけないでくださいお願いします。」

 

まあいいけどさ?いいけどさ?本当にこのネタキャラは強いんだがいささかポンコツ過ぎるよ?刺された時ちょっとセイバールートのバッドエンドを思い出したからね?

 

「分かった、もうこんな事しないか?」

 

「はい!」

 

「とりあえず聖剣をブッパとか、とりあえず聖剣ブンブンとかも辞めるか?」

 

「はい!賢人バベジンにかけて。」

 

バベジンか〜久しぶりに聞いたわ〜。

 

「じゃあいいよ?」

 

「わーいシロウ大好きー」

 

 

本当に大丈夫か?これ。

 




EMIYAのステーたす!NEW!

真名 衛宮士郎
身長 190㎝
体重 75kg
補足
本人は気付いていないが髪の毛の中にアルトリウム精製機(アホ毛)が生えている。髪は赤銅から赤毛に金が混ざる様に成った、目に至っては左眼が碧眼、右眼が琥珀と言うすんごい色彩に成っている。骨格や筋肉のつき方から全て完璧に整えられまだ動かし慣れていない、しかし数時間も動けば何とかなる様だ。

ステータス
筋力B
耐久B
敏捷A+
魔力A+
幸運C
宝具?
保持スキル
武芸A 剣術、弓術、八極拳が合わさり最強に見える。
魔導B 魔術と科学の融合結果、便利。
心眼(擬)C 功夫が足りない。
家事A ブラウニー初段
集中B 構えた時に既に当たっている。
戦闘続行B 遂にゾンビの仲間入り。
祝福C 殴り合いが絆を育む!マルタさんのお気に入り、筋力と耐久をプラス、少しだけ聖属性が付く。
水精の加護C アヴァロンとヒロインXから間接的に加護を貰った
下克上C 相手と比べた時相手が強者であるほどチョット強くなる。アルケイデス戦の影響。
宝具人間EX 宝具は君自身だ!
改造A むしろ改造されている。
宝具(装備とか、使える技とか)
アヴァロン
言わずと知れたチート鞘、完全に一体化、しかし元がアーサー王限定装備なのであそこまで圧倒的な性能ではない、戦闘時に鎧として顕現するが基本的に常時発動、基本性能は首を切られてもくっつく程度の再生と、対魔力、対呪、対物理、対抑止力をA程度に押し上げる事、元の遮断とまでは行かないが、現代での性能としては破格。

無銘勝利拳
エクスカリバーが分解されグレードダウンした物が更にネタ補正されたのち原型がなくなるまで抽象化した技。一度に四回の打撃を重ねることが出来る。二重◯極み

今はまだ遠き剣の丘
固有時制御と衛宮士郎と言うデタラメへの信頼から生まれた中の人の固有結界の様なもの。自身の存在を格上げし相手を叩き落とす。

無限剣製
衛宮士郎の肉体とアヴァロンの融合、英雄王の蔵の中身を見た事でようやっと手に入った固有結界。

固有時制御
タイムアルタースクエアアクセル!
現在は十二倍速が限界だがアヴァロンによる事象の修復を使えば・・・ムフフ。
士郎の体は剣で出来ているそうなので剣も加速できる、異論は認める。

マジカル☆八極拳
相手は死ぬ

科学論理魔術
プログラム化された魔術は適正に関係なく供給される魔力を使い発動する。発動媒体は電子機器全般、便利。概念魔術や治癒などを使用するためにエミヤが苦心して組み上げてきたプログラムで、現在は魔術協会に特許申請中、その有用性、神秘の薄れを感じさせない威力に心惹かれる魔術師もいるという。

コンテンダー
切嗣の遺品、これに切嗣の遺灰から作られた『起源弾擬』を装填し使う、しかしものすごく心が痛むので使いたく無い武装の一つ。

手甲型盾付爆裂刺突杭、パイルバンカー
ACファンなら誰もが好きなあの浪漫武器、型月でも見られるほどワールドワイドな武装。
杭は入れ替えられるようになっており今回は火薬では無く魔術で杭を打ち込む、大きさはパイル部分とタンク、それを覆う装甲と排熱機構、推進力発生機構を合わせて自転車位のコンパクトサイズに仕上げられている。重さは五キロと衛宮君は言っているが実際は50キロしかしそれを二個持ってもケロリとして、しかもそれを持って高速機動しながらINOSHISHIやTUBAMEと戦える我らがエミヤは人類なのだろうか?最近起爆式の単純加速装置を着けようか迷っている。

タラスク一回乗竜券(命は保証しない)
マルタさんとの殴り合いの末勝利した馬鹿への贈呈品


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