竜の口から吐き出される激しい炎・・・を使い上手に竜の肉を焼くEMIYA。勿論戦場のど真ん中だがアヴァロンの隔離結界を舐めてはいけない、たかが竜のブレス程度防げなくてどうする。
「はいどうぞ。」
「「「わーい!!」」」もしゃもしゃ
イツノマニカセイバーとジャックが分離してたり。たくさん食べれるようにアルテラが元の大きさに戻ったりして居るが・・・キニシテハイケナイ。
「キュー、キュー!」
「あーはいはい、お前の分な。」
ブレスを吐いていた竜はさっき鹵獲した竜のドラちゃん。ネーミングとかはキニシテハイケナイ、何しろこの世界を救ったら霧のように消えてしまうのだから。
「いやー熱いね!竜の息吹!」
「センパイ・・・は、なんで直撃してんのんに死なないんですか・・・グフ!」バタン
「」ムッシャムッシャムッシャ
ほのぼのして居ると焦げたグダ子と無傷の青王、ボロボロのマシュが入って来た・・・まあリヨってるマスターがサーヴァントより頑丈なのはなんら不思議ではない、それより問題は青王がドラちゃんを齧り始めたことだが・・・まあ、そのうち諦めるだろう、ドラちゃんも抵抗してるし。
さて、この特異点だが・・・人理もクソもない、そのうち竜理とかできそうな勢いである。一応途中黒ジャンヌと白ジャンヌをセイバー、キャスターそれぞれのジルドレェと一緒に回収したがどいつも聖杯を持っていなかった。キャスターのジルドレェに話を聞くと召喚した竜?のようなものに聖杯を奪われてしまったようでしかも竜の特徴は金色だということ以外覚えてない様子で邪ンヌに至っては竜の話をするだけでガタガタし始める・・・竜の魔女が聞いて呆れるわ!
現在半径五キロ位はエミヤと魔法少女マジカル☆トオサカのおかげで安全な焦土とかして居る、もう人とか全然いないのである、ブッパし放題!それによって空の謎の円がようやく見えたり、その中心に巨大な金色のナニカが居るのが判明した。
『アハハハハハ!!空は楽しいな〜(アストルフォたんとくっつけるし。)』
『ま!マスター!彼処にデッカいのが!』
『へーそうかー「ズドオオオオオオン」』
コレが・・・グダ男とアストルフォの最後の通信だった・・・まあ、キャスニキがピンピンしてるからだいじょうぶのようだが機材系が粉砕されたらしく通信がない。この犠牲によって今回のラスボスがあの『バハムート零式みたいな見た目の聖杯強化されたヤバイナニカ』である事が判明したのだ。どうやら理性が吹っ飛んで居るらしく定期的にメガフレアじみた破壊光線を撃ってくるが俺が防いで居る。だってあれがまともに地面に当たったらフランスが吹き飛んじゃうからね。
「むむむむ?ここ何処?」
「マスター!今引っこ抜くから!ちょっと待って!」
場面は変わり墜落したアストルフォとグダ男である。アストルフォはマトモに降りれたようだが、グダ男はメガフレアを直に受け吹き飛ぶ地面に頭から突き刺さる犬神スタイルで着地し頭が地面の中だったようだ。
「プア!」
「やったー抜けたー!」
どうやら竜のいない半径五キロ以内に墜落したようだが・・・
「ム?漸く敵を見つける事ができたぞ!・・・う、少し目から水が・・・」
そこにはボロボロになりちょっと男泣きして居るブラド公がいたとさ。
「とりあえず!トラップ・オブ・アルガリア!」
「ふべ!?」
そして無慈悲なアストルフォの攻撃により転倒、まだ息があった竜の口に頭を入れてしまい食べられ死亡!
「ユガミネエナァ!」
何故か突然のホモネタに走るグダ男だが、どうやら探査の魔術を使って居る・・・というかそれが魔術回路起動呪文だと誰も気づかないだろう。
「よし!あっちの方だな!」
「じゃ、早く行こう!・・・マスター?」
突然アストルフォの肩を掴み引き寄せるグダ男。
「・・・もっとあざとく!」
「ぼ、ぼくもう早くイキたくて我慢できない!」
「よし!行こう!」
どうしてこの場面が必要なのかは作者にもわからない。