エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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カオスの象徴

此処は鏡面界現在ネコ達の巣窟、若しくは歪みを発生させている大元である。

 

「にゃにゃにゃにゃ!我々は長いこと出番が無かった、そして在ろう事かトランクの中という謎空間に隔離されていた!」

 

「でも快適だったわよ〜?」

 

「マスターも偶に帰ってきて酒や美味いものを持ってきてくれていたしな。」

 

「ま、まあそれはいいのにゃ、ただ・・・カオスが足りないにゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

其処では広大な範囲を大惨事ネコの楽園に変換し、そのための魔力をクローンネコの大群が捕まえて来る生き物で賄っていた。まあ、死なない程度に生気を吸うだけだが。

 

「・・・ま、またアルクがやられて終わりだろう、それなら私の平穏は守られる。」

 

そう言って興味なさげに煙草を吸い酒を飲むカオス。

 

「プリヤ世界で出してくれないなんて・・・・全く最低なマスターだな!」

 

「あんたは盗撮とか色々やばいから閉じ込められてたんでしょう!」

 

「ふあ!?」

 

というか既に内部分裂が激しい、こんな黒幕で大丈夫か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時を同じくしてマトモになったルヴィアを引き連れ遠坂とEMIYAは三人の行方を捜していた。

 

「あいつら海の家で誕生会してたんじゃねえのか?」

 

「・・・いえ、此処には確かに居た見たい、だけど痕跡は有っても本人達がいないんじゃ。」

 

海の家ガクマザワ付近を捜索し見当たらないのでもう別の所に行こうかと遠坂、EMIYAが考えていると。

 

『呼びました?』

 

「「ルビー!」」

 

地中から呼んでないがルビーが出てきた。どうやら全員ネコの大群を見て地中に隠れた様だ。

 

『ところで〜?其方の美少女はどなたですか?』

 

ルビーがEMIYAの方を見て説明を求める。どうやらいつもの小学生モードとは別次元の変身らしい……全く気づいていない。

 

「俺だ!」

 

「EMIYAよ、貴女のよく知ってるね。」

 

『・・・・ハア!?』

 

遠坂の言葉に動揺、さらに自分の知るEMIYAと全く違う美少女っぷりにビビるルビー、そうしてルビーが固まっているとサファイア、イリヤ、クロエ、美遊がルビーの出てきた穴を広げて出てきた。因みにルヴィアはEMIYA特性髪飾り型転身魔術礼装を使用し魔法お嬢様に成ってネコを吹き飛ばしている。

 

「無事だったか・・・これでどうにかなりそうかな。」

 

「ん?誰?」

 

「ふーん?凛の知り合い?」

 

『誰でしょう?』

 

また説明しないと行けないのかコレ、と遠坂が呆れているといつの間にかイリヤの姿が無い。

 

「アレ?イリ「きゃあああ、可愛い!ぐふふふ!お、お嬢ちゃん!私と楽しいことしよ、ガフ!?」・・・魅了が完全に入ったか。」

 

「いや!遠坂!助けて!まじ服剥がれそうなんだけど!?」

 

なんとEMIYA(幼女)に飛びつきなぜか如何わしい方向に考えがぶっ飛んでしまっていた、幸いクロエがチョップで沈めたがなんと無意識でEMIYAを襲い始めていた。

 

「ちょっと!どう成ってんのよ!」

 

「サファイア、転身。あの子には悪いけど居なくなって貰う!」

 

『お、お待ちください!美遊様!今はイリヤ様を止める事を優先してください!』

 

ヤンデレなレズ美遊さんのナニカにスイッチが入ってしまったらしくイリヤが襲うEMIYAを消す方向に考えがぶっ飛んでしまったようだ、どうやらEMIYA(幼女)は周囲の判断力や思考力すら落としてしまう様だ。

 

 

なんとか美遊とイリヤを正気に戻す頃にはEMIYAはボロボロ、クロエと遠坂は満身創痍だったが説明を経てなんとか落ち着かせることが出来た。しかし!

 

「あー、死ぬかと思った、まさか小学生に殺されかけるとは思わなかった。」

 

そう言った直後、襲われもがいた為か上気した肌上目遣いでふざけて幼女ボイスで言った

 

「でも・・・強引なのも良いかも?」

 

を直で受けたイリヤと美遊が出血多量で気絶。そのあと無理やり二人を転身させ事なきを得た。

 

「い、今のはヤバカッタ、色々と。」

 

近くにいた遠坂も鼻から愛が垂れていた。

 

 

 

 

 




オトコの娘ってガッカリする人と完璧にハマってしまう人の二択だと思うんですよね〜。

まあ、俺は女の子の方が好きです。

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