武器を持った奴が相手なら、覇王翔吼拳を使わざるを得ない   作:桜井信親

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オマケ IFルートその4 笑顔マシマシばーじょん


Z6 天翔覇王翔吼拳

孫策を剥いてしまうという事故から数日。

間違えた。

曹操様が袁紹軍を打ち破るという快挙から数日後。

 

伝令に従い街に戻り、北郷君の紹介でとある有名人と出会っていた。

有名と言っても、個人的に俺が(原作的な意味で)知ってるだけなんだが。

 

「どーもー。風は、程昱と申します~」

 

「初めまして、郭嘉と申します。呂羽殿の噂はかねがね」

 

発言してすぐ寝た程昱と、それを起こす郭嘉。

不思議ちゃんと真面目ちゃんの取り合わせは中々のもんだ。

 

北郷君の説明によると、今まで各地を旅していたのだとか。

それが今回の対袁紹多分最終戦で仕官することにしたらしい。

 

「風はお兄さんのことも気になってたのですが~、今はこちらの真・天の御使い様に惹かれてしまったのです~」

 

そう言って北郷君に寄り添う程昱。

真って言うな。

なんか偽があるみたいじゃないか。

 

「そんな……風が北郷殿に寄り添い、やがて二人は……ブーーーッ」

 

「は~い、凜ちゃん。トントンしましょうね~」

 

郭嘉の妄想大出血祭り。

非常に鮮烈な光景だが、気にしたら負けだ。

 

 

* * *

 

 

曹操様たちが凱旋帰還し、約束通り俺たちは去ることにした。

そんな俺たちのためにお別れ会を開催してくれるなんて、全く曹操様には頭が上がらないZE!

 

お別れ会と言う名の武闘大会、またの名を公開リンチ。

若干自棄になりかけたが、何とか自制して無難に全てを退けた。

全く覇王翔吼拳は最高だぜっ

 

もちろん凪への修行はちゃんとしたよ。

旋燕連舞脚に連舞脚、虎閃脚など足技を中心教えてみたり。

あとは凪が求めてやまない覇王翔吼拳の習得に向けた講座等々。

 

この時に深く注意したのが、凪に対する不用意な言動を慎んだこと。

余り細かいことは気にしない性格が災いして、結果的に文字通り災いを呼ぶことがある。

ソースは俺。

だから修行中はずっと、由莉か白蓮、あるいは牛輔が一緒で俺の言動を見張ってた。

 

それはいいのだが、何を思ったか牛輔が

 

「自分にとっての大事なヒトとか、そういうのちゃんと気にしないとダメですよねえ」

 

なんて、俺の方をジッと見ながら言うのだ。

ちょっと熱が籠ってる感じの視線だが、まさかそういう意味じゃないよな。

いくら見た目が月ちゃんだからって性別の差は越えられない。

…大丈夫だよな?

 

とりあえず凪については大丈夫だったと思う。

対応に不備はないはずだし、ダークサイドに堕ちるような感じもない。

 

問題は、いつの間にか由莉と凪の仲がとても悪くなっていたこと。

しかも修復の兆しは全くない。

俺の知らぬ間に何があったのだろう。

 

そんな中で白蓮だけがいつもと変わらない。

ああ、唯一の癒しだ。

ちょっとギュッとしていいかな……

 

 

「では私が首をキュッとして差し上げましょう」

 

 

笑顔マシマシ。

 

 

もっとこう、明るくて素敵な笑顔がいいと思うんだ。

いや笑顔はステキだったよ、とっても。

そもそもアレを笑顔と言っていいものか。

聞くところによると、笑顔と言うのは元々攻撃性を示すものだったとか。

だったら間違ってないのかな。

 

「では揚州に向かうということで」

 

「ああ、程昱の助言は助かったな。どうやらリョウのこと、相当気にしてるようだ」

 

「流石師匠。でもそれ、かなり研究もされてるってことすよね」

 

「ええ。しかしどんな相手でも、我らは引きません」

 

「ああ、そうだな」

 

「もちろんだ!」

 

はっ!

ふと気付けば揚州に向かう旅路の中。

 

益州の劉備ちゃんのところも気になったんだけど、少し回り道して孫呉の確認を。

こないだ少し、孫策と関わったからな。

気になってるんだ。

 

ただし、今は孫策という単語は禁句である。

間違って出してしまった日には、由莉と白蓮の顔から表情が抜け落ちてしまう。

そうなっては牛輔がいても頼りにならん。

華雄姉さんなら、空気を吹き飛ばしてくれただろうにぃ!

 

あと涼州は遠いからな。

ばっちょんとか気にはなるけど、推進意見は出なかった。

 

そんな訳で揚州にそろそろ入ろうかという頃。

前方に軍勢の影。

斥候が言うには、袁術配下の某が率いているらしい。

略奪紛いのことをしてるとも言ってたので、呂羽隊で包囲殲滅。

報酬に情報と糧食を得て、さらに南下。

 

無辜の民を救いながら孫呉の本拠地へ向かう。

敵勢は基本的に討ち果たすか街の守備隊に任せてるんだが、投降した奴らの一部が何故か呂羽隊に合流した。

 

どうもその中に、見たことのある奴らがいるんだ。

そこはかとなく高貴そうな空気を醸し出す主従。

原作知識を動員しなくとも分かる、どう見ても袁術と張勲だった。

何やってんの君ら…。

 

 

* * *

 

 

事態は紛糾した。

何せ袁術と張勲が合流してるなんて誰も思わない。

偶々気付いたのが俺だったのは良かったのか悪かったのか。

 

「丁度いいです。飛んで火に入る何とやら。孫呉への手土産としましょう」

 

冷徹に現実路線を語る由莉。

 

「面倒事になるのは目に見えてる。どこぞへ放流すべきだ」

 

色々あって袁家とは関わりたくない白蓮。

 

どちらも利があり理がある。

しかし煮え切らない。

いやまあ、乱世の世で何をとか、因果応報とか分かるけどな。

 

なんて考えてたら、袁術一味は逃げ出した。

しかし回り込まれてしまった!

 

「面倒事増やさないで下さいよ。で、どうすんすか。バッサリいきます?」

 

牛輔もこんな声出せるんだなー。

ま、相手が袁家なら仕方ないか。

月ちゃんや詠のことを考えればな。

そうだな、よし決めた。

 

「孫呉に引き渡そう。一応、極刑はナシの方向で」

 

「甘いですね」

 

否定はしないが、俺は格闘家であって政治家じゃなからな。

由莉だって笑ってるじゃないか。

 

「じゃ、奴らの管理は白蓮……いや、由莉すまんが任せた」

 

「ふふふ、承知しました」

 

白蓮に頼もうとしたら凄く嫌そうな顔されたからな。

牛輔同様、袁家アレルギーは強そうだ。

俺と由莉はほら、ただのクラッシャーだから。

 

 

* * *

 

 

孫呉の地、まずは寿春にやってきた。

 

そこで孫呉の将である韓当、一族の孫静に孫尚香。

まず彼らと出会い、色々確認してから孫呉の当主・孫策がいる建業へ。

 

「袁術を捕まえたのって、すっごいお手柄だよ!さすがだね、お兄さん」

 

案内役として一緒に動くのは孫尚香。

孫策の末妹で、やたら活発で好奇心旺盛なお嬢様だ。

しょこたんキター!

 

ちなみに護衛として周泰も一緒だが、こちらは実にそっけない。

それどころか、隠しきれない敵意が半端ないぜ。

 

これは孫策との一件が尾を引いてると見た。

 

「孫尚香様の衣服を吹き飛ばせば、流石の隊長でも死罪は免れぬかと」

 

「その時は、せめて私たちが断罪してやる」

 

能面のような顔をした二人に詰られる。

いやっ

あれは純然たる事故だったと言っておろうに!?

 

「師匠。結果が全てすよ?」

 

うぬっ

牛輔が諭されるとは!?

 

「ねえ、三人はお兄さんとそういう関係なの?」

 

「はい」

 

「まあ、概ね」

 

「どうっすかねー」

 

上から由莉、白蓮、牛輔の順。

少なくとも牛輔は否定しろよ。

 

しょこたんの目がキラキラしてる反面、周泰のゴミを見るような目がキツイ。

あれか、恋バナとか好きなのかしょこたん。

 

そこからきゃいきゃいと四人で騒いでいた。

だから牛輔は混ざるなと……。

 

「…呂羽殿」

 

「…なんだ」

 

温度の落差が激しいこっちは周泰と俺。

 

「袁術主従の免罪を願ってると聞きましたが」

 

「まあ、死一等だけはってな」

 

「聞き届けられる可能性は低いです。それどころか不興を買う可能性も高いと思います」

 

そうかもな。

しかし嫌われてると思ったが、心配してくれてるのか?

…目に敵意はあるな。

よく分からん。

 

「俺は俺が思う道を進むのみだ」

 

その結果がどうであれ、さらに道を切り開いて見せよう。

いずれまた凪とも戦うことになるだろうしな。

ある程度、覚悟はしてるんだぜ。

 

「そうですか」

 

そう言って周泰は視線を切り、以後建業に着くまで一切俺と視線を合わせることはなかった。

めちゃめちゃ嫌われてますやん。

好きなキャラだけにちょっとへこむ。

ま、しゃーないな。

 

 

* * *

 

 

建業なう。

 

「袁術以下一党、確かに預かったわ」

 

王様バージョンの孫策は初めて見る。

結構威厳があるな。

 

「願いも聞いている。が、即答はしかねる。追って知らせるわ。いい?」

 

「御意」

 

言うだけ、やるだけのことはやった。

後は流れに身を任せるのみだ。

 

「さて呂羽、並びにその一党よ。目的は何?」

 

王様モード継続。

凄く違和感があるな、ひょっとして警戒されてんのか。

 

「目的とは」

 

「曹操が下から、わざわざ揚州まで来た理由を聞いている!」

 

強い調子で横から口を出すのは孫権か。

これまた好きなキャラだけど、これまた敵意が見て取れるなあ。

 

「…まあ、特にないな」

 

「……馬鹿にしてるのか?」

 

俺の適当な答えに場が緊張感で満たされ、孫権の口調が重苦しいものに。

適当に聞こえるかもしれんが、孫呉の状況確認以外に理由はない。

あとは流れに乗って、な。

 

「いいわ、蓮華」

 

「しかし姉様!」

 

「蓮華」

 

「……はい」

 

孫策は落ち着ておるのう。

いやホント、違和感しかない。

こっちの違和感の方が間違ってるとは思うんだけどな。

 

「さて呂羽」

 

はいよ。

 

「まず、手土産には感謝しよう。その礼に、願いは善処しましょう」

 

あざす。

 

「だが、仕官は許さない。…何か質問は?」

 

「特には。あ、一つ。領内の行動に制限は?」

 

「…ないわ、今のところ」

 

「承知した。問題ない」

 

「では、下がるがよい」

 

頭を下げて退出。

おおう、凄く疲れたぜ…。

 

 

* * *

 

 

「お疲れさまでした、隊長」

 

ふわー、凄く疲れたよ由莉えもーん。

 

「抱きしめましょうか?」

 

…いや、ま、いい。

危ない、理性が飛びかけた。

母性全開の由莉はヤバいんだ、マジで。

 

「あ、いたいた。お兄さーん、ちょっといい?」

 

しょこたんキター!

ん?

いやなんでいるのさ。

 

「孫尚香。何か用か?」

 

「むー、そんな構えないでよ」

 

孫呉の首脳部からの対応に不満があるらしい白蓮。

恐らく由莉も同じだろう。

牛輔は兵たちを見てて居ないけど、同じになる気がするな。

 

「で、どうした」

 

「うん。呂羽たちって、仕官しないんでしょ?だったらシャオの専属にならない?」

 

な、なんだってー!?

 

「呂羽隊丸ごとですか。それほどの分限があると?」

 

「あ、全部は無理だかけど、お兄さんとお姉さんたちくらいなら」

 

「話にならんな。隊員を養えなければ意味はない」

 

由莉と白蓮の意見は間違ってないけど、しかし随分と買ってくれたもんだな。

孫策が仕官不可としたってことは、首脳部の意見に反する訳なのに。

 

「だって!…シャオだって、呉のために強くなりたいもん」

 

「…その意気は買いますが…」

 

「そうだ!ねえ、シャオの先生になってよ!」

 

先生とな。

俺が教えられるのは極限流くらいだが。

 

「うん、お兄さん(の技)が欲しいの!いいでしょ?」

 

腕を絡ませ甘えてくるしょこたん。

ぬぅ、呉の末娘はテクニカル派か!

 

「シャオ様!?」

 

と、横から上がる悲鳴は周泰か。

警戒する相手に絡みつく護衛対象。

確かに悲鳴も上げかねん。

乙。

 

それはそれとして、由莉と白蓮の笑顔が怖い。

怖い笑顔マシマシ。

デジャヴ。

 

 

幸い、周泰に対する誤解はすぐ解けた。

というより、誤解があったことに気付けて良かった。

どこでどんなフラグが立つか分かったもんじゃないな、恐ろしい。

 

しょこたんお抱え極限流は難色を示されたものの、基礎体力構築の先生くらならと許しが出た。

周泰にそんな権限はない。

ただ単に、周泰は黙認するというだけのモノ。

 

「お姉ちゃんなら大丈夫。シャオが説得するから!」

 

ドヤ顔のしょこたん、非常に信用ならん。

だがまあ、急ぎで旅立つ予定もない。

しばらくゆっくり逗留しよう。

路銀を稼ぐ手段は、何も客将だけじゃない。

 

そうだよ、そもそも仕官する予定もなかった。

向こうが否定から入ってくれたから良かったけど、仕官を促されたら断ったり、また問題になってたかも。

なんだ、結果オーライじゃないか。

 

 

* * *

 

 

「呂羽、ちょっと時間をちょうだい」

 

「何だ?」

 

極限流、と言うより武術の基礎講座を開設してしばらくたったある日。

いつになくしおらしいしょこたんから従者の申し付けが。

 

本来なら断っても良かったのだが、普段と違う様子に着いていくことに。

 

「ありがと。…すぐ済むから、ゴメンね」

 

見知らぬ森に分け入り、進んで行く。

街から左程離れてないとはいえ、確かに一人で行くべき場所ではないな。

 

傍で従うのは俺一人だが、つかず離れずの位置に由莉が居る。

何かあってからじゃ遅いからな。

 

しばらく歩いていくと、石碑のようなものが見えて来た。

そして、誰か居る。

 

「姉様?」

 

どうやら孫策か。

二人がいるってことは、孫呉にとって大事な、あるいは墓のようなものかもな。

 

「シャオ。どうしてここに……って、呂羽……?」

 

顔を上げた孫策が驚いたようにしょこたんを向き、次いで険しい目付きで俺を見る。

あれ、何か警戒されてる?

 

俺は何もしてませんよー。

ただの背景ですよー。

無害ですよー。

 

って、気の巡りが!?

 

「呂羽…?」

 

しょこたん済まない、少し待っててくれ。

孫策も、眦を吊り上げてこちらを見るのは仕方ないが、とにかく待ってくれ!

 

「……そこ!龍激閃ッ」

 

「くっ!」

 

「ぐげっ」

 

「えっ?」

 

一人じゃないな。

飛来するモノ…弓矢か!

 

「無影旋風、十段脚!」

 

ハァァァーー、セイセイセイッ

どないや!

 

「由莉、確認!」

 

「はい!」

 

「よし、孫策。しょこたん頼む……ああ、孫尚香を」

 

やべえやべえ、モノローグが漏れちまった。

何事もなかったかのように軽やかに去るぜ…鳳翼!

 

「隊長、周囲確保。九人です!」

 

「よし!警戒継続…打ち上げろ」

 

由莉に周囲の警戒と連絡を任せて、俺は無粋者の掃滅だ。

 

いざ!

ハァァァーー、天翔ォォ…覇王翔吼拳!!

 

 

* * *

 

 

孫策暗殺未遂事件。

これは孫呉に多大なる衝撃を与え、次いで孫策の機嫌を大いに損ねた。

 

代わりに俺と呂羽隊の評価は急上昇。

特にしょこたんは天元突破。

 

「シャオは小蓮。シャオって呼んでね!」

 

真名の交換に至る。

孫策や孫権は渋い顔をしていたが何も言わなかった。

 

それよか孫策が超不機嫌。

というか激怒。

可愛く言うと激おこ状態。

 

「曹操め……」

 

なして曹操様?

 

 

その後、曹操様が孫呉へ侵攻。

暗殺者云々で激怒した孫呉が猛反撃。

 

経緯を知った曹操様も激怒。

スーパー撤退戦が展開されたらしい。

 

俺?

街でシャオと遊んでたよ。

もちろん暗黒微笑マシマシの由莉や白蓮も一緒だ。

 

牛輔は一兵卒として、こっそり戦場に出てる。

隊員も半分くらいは行ったな。

要はアルバイトさ。

 

俺もそっちが良かった。

 

 

ハイパー追撃タイムが終わって部隊が帰還した頃。

孫呉の首脳部から出頭を命じられた。

 

なんか犯罪者扱いみたいだな。

 

「呂羽。今回のこと、礼を言うわ」

 

そう言って頭を下げる孫策。

おや意外。

下げる頭なんて持ってないかと思っていたが。

 

周瑜や黄蓋、孫権などからもお礼を言われた。

その時に仕官の話も出たが、華麗にスルー。

 

「逃がさないわよ」

 

知らなかったのか?

王様からは逃げられない。

 

いつの間にやら、俺がよく知るふわっとした空気を纏う孫策。

彼女はニヤニヤしながら、爆弾を投下した。

 

「肌を見られてモヤモヤしてるところに命まで救われたら、そりゃ惚れるわよね~?」

 

「姉様!?」

 

悲鳴は孫権。

だが気持ちは俺も同じだ。

気が合うな、孫権。

そんな睨むな。

 

「仕官しなくてもいいわ。代わりに私を貰ってちょうだい」

 

思わず見惚れてしまうような、まるで花が咲いたような笑顔で言う孫策。

果たしてその花に、毒がないと言い切れるだろうか……。

 

 




要点だけに端折りましたが、まだ終わりません。
残り二話くらいで完結予定ですが、次回の更新日は未定です。
早ければ明日、そうでなければ二週間後くらいを見込んでいます。

IFルートであり、本編の後日談ではありません。
没ネタの孫呉ルートが解放されました。


・天翔覇王翔吼拳
一部のKOFでユリが使う、対地用覇王翔吼拳。
地上から駆け上がるバージョンもあります。
使い道は多種多様で威力は抑え目、無敵はない。

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