エドワード・ケンウェイ
1700年代初頭のカリブ海で活躍したウェールズ出身のアサシン海賊。ガレオン船のデッキですら難なく一掃する
後に故郷イギリスに戻りロンドンでアサシンとして活躍
叢雲
絶海の孤島でエドワードが出会った艦娘
ツッコミ担当
魚雷は投げるものではありません
金剛
深海棲駆逐艦のお腹から産まれた英国生まれ
ボケ担当賑やかし要員
エドワードが深海棲艦から剥ぎ取った艤装をアンと名付けて大事にしている
ドクター
アブスターゴ社研究員ではあるがテンプル騎士ではないらしい
説明担当、医者のドクターでもあるし博士のドクターでもある
研究のことを語りだすと止まらない
ジャックドーの船員たち
ジャックドーとともに蘇った優秀なクルー
エドワードが舵をとると大喜びする。かわいい
「船長が・・・ ひと泳ぎしてる・・・!!」
MEMORY01 『隠れ家』
叢雲 「やったら時代がかってる場所ね」
エドワード 「こいつが300年前の海賊の隠れ家さ。案内が必要か? 」
ドクター 「ぜひ! 」
叢雲 「どっから湧いてきたのよあんた!? 」
エドワード 「消し飛んだのかと思ってたぞ」
ドクター 「その可能性はありました。 実体を持って再生す・・・ 「とまれ」
エドワード 「聞きたいことはあるが、今はいい」
エドワード 「右が酒場、その裏が道具屋、向かいが娼館だ。ちなみに男娼は居ない」
叢雲 「誰がそんなこと行くっていたのよ!? 」
エドワード 「おかに上がったら、飲み食い騒いで歌って、呆けた頭で顔もわからないような女を抱いて眠る。それが海の男の生き方だ」
金剛 「ワタシから目を離しちゃNoなんだからね! 」
叢雲 「そんなことよりシャワーを浴びたいんだけど」
エドワード 「丘の上に白い屋敷があるその裏手に水場がある」
叢雲 「覗かれたらどうすんのよ? 」
エドワード 「撃ち殺せ」
叢雲 「へ? 」
エドワード 「そうすりゃビビって覗こうなんてしやしないさ。だが、優秀な船員が減るのは避けたい。だから見せしめに鼻を削ぐっていう手もある。屋敷の中は好きに使え」
叢雲 「わかったわよ! 水汲みからやれってことでしょ」
金剛 「それかDon't mindデース! 」
叢雲 「わたしは気にするの!! 」
エドワード 「お前は? 」
金剛 「紅茶デース! Tea Timeにしまショー! 」
エドワード 「道具屋にはあるかもな」
金剛 「Great! 探してきマース! 」
エドワード 「飲んでるやつを見たことはないが」
船員 「船長! 浜辺に何か打ち上げられてる! 海にも浮いてるぞ! 」
エドワード 「深海棲艦と言っていたな・・・ 」
ドクター 「それは駆逐艦とか呼ばれているやつっすね」
エドワード 「艦、こいつらも艦か・・・ それで何なんだ? 」
ドクター 「さあ? 」
エドワード 「でかいやつは腹を裂いてみろ何か出てくるかもしれん! 残りはバラして塩漬けにしておけ!」
船員 「船長! 女のほうもですかい!? 」
エドワード 「考えなくても分かんだろ!! 」
ドクター 「息があるのは私が見ます! 」
エドワード 「そっちのドクターだったのか」
エドワード 「昨日はよく眠れたか? 」
叢雲 「なかなかいいベッドだったわ。海賊の隠れ家にしてはだけど」
金剛 「汗臭かったデース! 」
エドワード 「そいつは俺のベッドだ」
金剛 「Wow! じゃあ今晩も使いマース! 」
叢雲 「じゃああんたはどこで寝てたの? 」
エドワード 「藁山」
「「は? 」」
エドワード 「藁山」
叢雲 「そう言えばあいつら、あれも艦なのね」
エドワード 「お前が最初に倒したでかいやつは駆逐艦と呼ばれているらしい。 仲間だな」
叢雲 「・・・・・・ 」
金剛 「Don't mind」
叢雲 「気にするわよ!」
エドワード 「それで二番目の女が戦艦。名前までは分からなかったが、新種だろうと」
金剛 「Oh! 船長から貰ったレアな装備デース! アンは一生大事にしマース! 」
叢雲 「あげるつもりは無かったとお思うけどね」
エドワード 「アンね・・・ 」
エドワード 「駆逐艦、軽巡洋艦、重巡洋艦、戦艦、航空母艦があるらしいが、スクーナー、ブリッグ、フリ・・・ 「帆船に直さなくても分かるから」
エドワード 「それでそいつの装備が艤装だと」
金剛 「船ですからネー」
エドワード 「面倒は船大工がまとめて引き受ける。見てもらいたけりゃ持っていけ」
叢雲 「よくできるわねそんなこと」
エドワード 「俺が日本語を喋れたりできるはずのないことができるのは記憶があるからだろうと」
金剛 「Memoriesですカ? 」
エドワード 「生き返ったとき別の記憶が取り込まれるってのがドクターの説だな 」
叢雲 「別人の記憶があるっていうの? 」
エドワード 「ああ、俺の場合ショーンの言っていたアサシンの記憶だろう」
叢雲 「私たちが人としての生活を送れるのも誰かの記憶ってわけ? 」
金剛 「打ち上げられてたのはどうなりますカ? 」
エドワード 「ドクターが見てくれているが、意識があっても記憶が抜け落ちてるみたいだ。名前どころか喋り方も忘れたやつが要る始末だな」
金剛 「Oh~ HEAVYデース」
エドワード 「放っておくわけにもいかないだろう」
金剛 「Seamanshipですネー! 」
叢雲 「シーマンシップの敵みたいな人間だけどね」
エドワード 「今日はジャックドーを出すぞ」
金剛 「哨戒デース! 」
エドワード 「いや釣りだ」
エドワード 「ものども声を上げろ! 」
<Now we are ready to head for the Horn,
Weigh, hey, roll an' go!>
エドワード 「ふん。 舵輪の重さ・・・ 変わらないな。どんな嵐だろうと、艦隊だろうと俺のジャックドーなら」フフン
金剛 「Shit! もとい嫉妬! 」
叢雲 「浸ってるところ悪いけど、なんでこのタイミングで釣りなわけ? 」
エドワード 「ジャックドーの船員が40人、 拾った奴らが20人。それから増えるかもな」
金剛 「Supplyは大切ネー! 」
叢雲 「油と火薬の味の肉を食べるよりマシってことね」
エドワード 「ウジの湧いたビスケットよりもな」
エドワード 「深海棲艦のせいで海上交易路もろくに機能しなくなって、海賊家業も無理だからな」
叢雲 「自給自足生活ってわけ? 」
エドワード 「方法は考えてるところさ 」
金剛 「最初はヨットで大きな島へ向かう予定でしたネ」
エドワード 「今の状況なら所詮島だ、洗い流されて日干しにされてるだろう」
叢雲 「じゃあ、みんなでオーストラリアに移住とかなわけ? 」
エドワード 「それも悪くないな」
「「・・・・・・」」
エドワード 「漂着した奴らをどうするかもあるぞ」
金剛 「全員Girlsばかりだって聞いたネ」
叢雲 「考えがあるわ。 武器でも持たせてみるっていうのはどう?」
エドワード 「危なっかしいな」
金剛 「武器を持った素性のわからない人間というならみんな同じですよ」
エドワード 「確かにな。 ムカつくやつの頭をいつでもぶち抜けりゃ、生きていきやすくなるな 」
エドワード 「戻ろう・・・ 」
叢雲 「なかなかな大漁だったじゃない」
エドワード 「そうでもないだろ」
金剛 「明日もFishingデース! 」
エドワード 「このままじゃ海賊船ジャックドーは、漁船ジャックドーになるぞ」
このSEQUENCE03は飛ばそうと思ったが、一応入れておくレベルの話
読み飛ばしても問題ないはず