金剛 「車からケーブルが続いてマース・・・ 」
エドワード 「入江の方だな」
金剛 「洞窟デース! 宝探デース! 」
エドワード 「見えてきたぞ」
叢雲 「欠け一つもないわね」
金剛 「キレイな石積みですネー。何で出来ているんでしょうカ? 」
エドワード 「こいつで七万年以上経ってるはずだ」
金剛 「太古の神秘デース」
エドワード 「研究資料何かは残っているはずだ。探そう」
エドワード 「まだ奥まではあるな・・・」
金剛 「Hey! 提督ぅー! 人が居マース」
エドワード 「生きてるんだろうな!? 」
??? 「ああ、天使だ・・・ 天使が迎えに・・・ 」
金剛 「ナニ言ってるデスカ? 生きてマース」
エドワード 「そいつが生存者か。 話を聞こう・・・ 」
??? 「・・・ヒッ! 悪魔だ・・・ 殺される! 」ダッ
金剛 「OUCH! 突き飛ばさないでくだサーイ! 」
??? 「来るな! アサシン! どうせ話したところで、『最後に頼みがある。黙っていろ』グサッってなるんでしょ! 」
ガラガラガラ
エドワード 「通路の機材を崩しやがった! ・・・いつものことだな」
ダダッ タン フン! ハッ! 「待て!殺されたいのか!? 」 ターン!
??? 「・・・ ここまでくれば・・・ 」
ドサッ シャキーン
エドワード 「話してもらおう。」
??? 「ごめんなさい! 私は騎士じゃないんです! エデンの果実に興味があるだけの研究者なんですだから殺さないで・・・ お願いします」
エドワード 「俺は正直者が好きなんだ。あんたはどうだ? 」
??? 「それはもう。正直村の出身ですから」
ギリギリ
??? 「ああ、すみません。 私はDr.リネット・ケイン」
エドワード 「ドクター、ここにあるのは死者を蘇らせるエデンの果実なのか? 」
ドクター 「情報を実体を持つ形で復元することができるという仮説は建てられていますが、定かじゃありません。その根拠を見せましょう。 拘束を解いてもらっても? 」
エドワード 「いいだろう。おかしなことをするなら膝を吹き飛ばす」
ドクター 「ではさっきの部屋に戻りましょう」
エドワード 「通路はお前のせいで塞がってるがな」
ドクター 「あ、この地図を見てくださいよ。 これがグレートカタストロフ以前のこの周辺の衛星写真」
エドワード 「グレートカタストロフ? 」
金剛 「聞き覚えのない単語ですね」
ドクター 「知らない!? まさか死者が蘇るって・・・ 」 パン!
ドクター 「ヒッ! 」
エドワード 「聞いているのは俺たちだ。左手は空砲だが、右手のほうが狙いやすいぞ」
ドクター 「・・・ 答えます!答えますとも! 2012年12月に起こった太陽フレアの影響で地殻変動が起こって、それから全世界で群発地震が起こって、津波が世界中の沿岸部を飲み込んだっていうのがグレートカタストロフです」
叢雲 「最近酷いことしか聞いてないわ・・・ 」
ドクター 「続けます。 そしてこれが現在の航空写真。
これを取るために無人偵察機が何十機も潰されましたさらにこれがかつて来たりし者の生きていた七万年前の海岸線。ほら現在の海岸線とぴったりでしょ?仮に地殻変動の影響なら昔と完全に一致するなんてことはありえません!だからこの世界を七万年以前に戻そうとする力を推測しているわけですよ!そのトリガーがグレートカタストロフなのは確実でしょう。それと深海棲艦と呼ばれる化け物たちは2013年に入って確認され始めたんだけど、この島の周辺の変化はそれと同時期なのそれでね。それでね。秘宝の制御下で何かしらの活動を行ってるんじゃないかってさらにこの遺跡は放射年代測定にかけると約70年前なんです不思議でしょう?この遺跡が70年前に作れたかってモチロン不可能ですよ。その時は?そうです!太平洋戦争中です」
「「「・・・ 」」」
エドワード 「ドクター、ストップ」
ドクター 「フヒッ! すみません研究のこととなると喋りすぎてしまって」
金剛 「つまりどういうことですか? 」
エドワード 「ここにある秘宝を使えばあの化け物たちを殺して回らずに済むんだろ? 」
ドクター 「あなたたちはあいつらを!? 深海棲艦を殺せるんですか!? 」
エドワード 「生きてるんだ鉛玉を喰らえば死ぬだろ? 」
叢雲 「死ぬわ」
金剛 「DEATHデース」
エドワード 「ちなみに斬っても死ぬ」
そろそろ仲間を増やしたい、誰がいいかなと悩む