大陸沿岸部から少し離れた場所にある国トーラピリア、この星の赤道に近い位置に存在するが故に亜熱帯に近い気候であり、荒野の広がる大陸の中でも数少ない生命の息吹に包まれた密林が存在する。
開拓が進んでいるのは、王都付近のみであり、危険生物が生息する密林付近では度々魔物の襲撃が起こり開拓が中々進まないのである。
しかし、日本と国交を持ったことで開拓の安全性が高まり、襲撃してくる魔物も逆に狩れるので、開拓速度が大きく向上している。
ごく最近、密林の一角に発見された洞窟に調査部隊が派遣される事になった。
魔物が多く徘徊する危険地帯が故に、生物学者や地質学者などの護衛として自衛隊も派遣されている。
「まさか密林の奥地に、これだけの規模の洞窟が存在するとはなぁ・・・。」
「虫やコウモリの類で目も当てられない事になっているかもしれないぞ?転倒に注意しろよ?」
「あぁ、コウモリの糞や死骸だらけの所で転んだ上に虫に集られてはトラウマもんだ。」
「蛇型ロボットを先行させる、それでは調査開始、これより洞窟内部に侵入する。」
蛇型ロボットが洞窟入り口に設置され、起動を開始する。
無数のローラーが回転し、蛇型ロボットがうねりながら、洞窟内部に侵入を開始する。
「ふむ、内部は少し水没している部分があるみたいだな?少々濁ってはいるが、水の流れがあるからか、思ったほど汚れてはいない様だ。」
「コウモリは飛んでいないみたいだな?そもそもこの星にはコウモリに近い進化を遂げた生物が存在しないのか?」
「いや、爬虫類だが似たような生物が他の地域で確認されているぞ?ここには生息していないのかも知れんが・・・・。」
蛇型ロボットは、地下水脈の様な細道に入り、うねりながら泳ぎ始める。
元々災害対策用に作られただけあって、水中にも対応しているのだ。
『・・・・?』
地下水脈を泳ぐ蛇型ロボットを遠くから見つめる者が居た。
『何だあの生き物は・・・?蛇?いや、鎧虫か?』
槍を持った少女が、水に飛び込み、うねる様に泳ぎながら蛇型ロボットに近づく。
『こちらに気付く様子はないな・・・・よし・・。』
蛇型ロボットの背後から近づき、槍を握り締めると鋭い一撃を蛇型ロボットの関節部に繰り出し、硬質な音を立てて蛇型ロボットのパーツが爆ぜる。
『!?まだ動くのか?・・・このっ!!』
刺さったままの槍を引き、蛇型ロボットに組み付き、[下半身を巻き付ける]
『やっと捕まえたぞ、一体何なんだこいつは?』
そう、少女の下半身は足が無く、蛇の様になっていた。
彼女は洞窟に住む、未確認の亜人であった。
『妙な音を立てるな・・・それに、肉もないし食えそうにない・・・一体こいつは・・あふっ!?あひゃひゃひゃ!?』
捕らえられた蛇型ロボットが脱出しようとローラーを回転させ、鱗に覆われていない腹部を擦り、亜人の少女を悶絶させる。
『はふっ・・ぅぅふっ・・・ぬぅぅ・・・・こ、こいつめぇぇっ!!』
蛇型ロボットに突き刺さった槍を握り締め、勢いよく振り回し、鍾乳石に激突させると壊れてしまったのか、ピクリとも動かなくなる。
『はぁ・・・はぁ・・・良く分からんが破廉恥な奴め・・・しかし、今まで見た事が無い生き物だ、村に持ち帰って調べてもらうか・・・。』
地下水脈に集落を構える未知の亜人は、壊れた蛇型ロボットを抱えて洞窟の奥へと進むのであった・・・。
「一体何があった!?カメラが!!」
「い・・・いや、待て!誰かが蛇型ロボットを捕まえている!?」
「鱗?なんだ?これは・・・。」
蛇型ロボットの頭部に備えられたカメラが強く揺さぶられ、何が起きているのか分からないが、一瞬一瞬ロボットを捕える何かが映る。
「待て、押さえつけられたみたいだ・・・・こ・・・こいつは?」
「お・・女の子?」
槍と思われる棒状のものを持つ少女が、カメラをのぞき込む姿が映されている。
「おいおい、完全に捕まっちゃたぞ?どうすんだ?」
「ちょっともがいてみる。離してくれれば助かるんだが・・・・。」
蛇型ロボットを操作する自衛隊員が、揺さぶられるカメラ映像に目を顰めながら呟く。
『・・・・!!?・・・っ!!?』
脱出するために、蛇型ロボットを操作するが、ローラーが下半身を擦りつけてしまった為に、少女がくすぐったそうに体をよじると、顔を赤面させて怒った様に蛇型ロボットを振り回し、カメラが揺さぶられるとともに映像がブラックアウトする。
「おい・・・幾ら何でも女の子にその仕打ちはないんじゃないか?」
「ゴメンナサイ」
近くで様子を見ていた女性自衛官に「最低」と罵られ落ち込むが、先ほどの映像を思い出し、顎に手を当てて思案する。
「しかし、あの姿は・・・一見ウミビトの様にも見えたが・・・。」
「うん?あぁ、一瞬だが映っていたな・・・下半身が鱗に覆われていた。」
「でも、あの娘、魚というよりは蛇っぽくなかった?」
「マーメイドの次はナーガか・・・いよいよもって御伽噺だな。」
「ナーガは男ですよ。ナーギィが女です。」
「こまけぇことは良いんだよ!それよりも、原住民が住んでいるとは予想外だな。」
録画していた映像を解析しながら、自分達も洞窟に潜る準備を進める調査隊、蛇型ロボットの予備が無いために、細心の注意を払って進むことにした。
『川の流れが強いな・・・外で雨でも降ったのかな?』
『全く動かなくなってしまったが、改めて見れば見るほど奇妙な姿をしている・・・・おじじ様達は何か知っているのかな?』
滑らかな体をしならせ、狭い穴を潜ったり、鍾乳石に下半身を巻き付け垂直に登ったりしながら洞窟を進む亜人の少女。
『うん?道を間違ったかな?あぁ、気づかない内に流されて穴を間違えたか・・・引き返さな・・・何だ?』
来た道を引き返そうと、背後を振り返ると気配を感じ、槍を握り締める。
『何か・・・・来る?』
ヘッドライトを点灯させながら洞窟を突き進む調査隊、自衛官だけでなく学者を含む混成部隊であるが、フィールドワークを営む研究員たちは下手な土方よりも過酷な環境で調査する事もあり、自衛官にも負けない足腰を持っていた。
「蛇型ロボットのビーコンの反応が近くなっている・・・彼女は近くにいるぞ?」
「一応槍の様な物を持っているから、刺激はするなよ?ファーストコンタクトが肝心だ。」
「貴方・・・女の子のお腹をローラー攻めしたでしょ?第一印象も糞も無いでしょ?」
女性自衛官の痛烈な一言に「うっ」と呻き声を上げるが、直ぐに気を持ち直して、洞窟の奥をライトで照らす。
「兎に角・・・蛇型ロボットと彼女を探さないと・・・・!?あそこを!」
『っ!!』
一瞬だけ緑色の鱗がライトの光を反射するが、水しぶきを上げ人影は洞窟の奥に消えて行く
「待って!あぁ、行っちゃった・・・。」
「追いかけるぞ!」
亜人の少女は焦っていた。無数の明かりを持つリクビト達が、洞窟に侵入して来て、事もあろうにこちらの姿を見られてしまったのだ。
『な・・・何で!何でこんな所にリクビトがっ!!』
『くっ!こいつを持ち帰ろうとしている時に限って何で・・・ぅんぐっ!重い!』
狭い穴を通っても水没した道を潜っても、背後から迫る気配が遠ざからない。
どの道に進むか少し判断に迷っただけで足音が近づいてくる。
『な・・何で?何でよぉっ!!』
少女は半狂乱に陥りながら、地下水路を抜けるが、うっかり集落の者が近づく事を禁止する地に足(?)を踏み込んでしまった。
『ま・・・まだ追ってくるの!?・・・何処に行けば・・っっ・・・。』
彼女はふと赤褐色に染まった洞窟の壁の色を見て、急に頭が冷めて来て、どんどんと顔が青ざめて行く・・・。
『・・・いけない・・早くここから離れないと・・・。』
フルルルルルルルルルルルルッ!
『!?』
蛇型ロボットの放つビーコンを追いかける調査隊は、狭い洞窟をかなりの強行軍で突き進んだために、疲労困憊状態に陥っていた。
「くそぅ・・やっぱり地の利は現地住民の方にあるか・・・。」
「俺の娘と大して変わらん年の女の子に、ここまでまかれるとはな・・・。」
「いや、そりゃ下半身蛇だし・・・もしかして、親父ギャグ?」
「うるせぇっ!黙って・・・。」
『きゃああああぁぁぁっ!!!』
突如、洞窟の奥から少女の悲鳴が聞こえてくる。
「っ!急げっ!!!」
バシャバシャと水溜りを踏みしめながら、調査隊が悲鳴の聞こえて来た道を突き進むと、槍を持った亜人の少女が血を流しながら、巨大な鍵爪を持つ鎧虫と鍔迫り合いをしていた。
『大爪甲羅虫[クロド・タリサ]!!!こ・・こんなの私じゃ勝てっこない!』
槍の穂先を爪に当てて岩肌を支えにしているので、致命的な一撃はまだ貰っていないが、先ほどからストロー状の口吻を突き刺そうとして来ており、体をよじりギリギリの所で回避する。
ライトの明かりが、鎧虫に反射し、一瞬だけ目線を逸らすと先ほどの集団が近づいてくるのが判った。
『り・・・リクビト・・・こんな時に・・・。』
フルルルルルルルルルルルルッ!フシュルルルルルルルルルルルルッ!
『そ・・・そんな、群れなんて・・・は・・はははっ・・もう、終わりだ・・・。』
余りにも絶望的な状況に、少女の目から涙がこぼれ始める。
ダダダン!!ダダダン!!
自衛官が少女に当たらない様に、鎧虫の背中を狙い小銃をバースト射撃し、暗い洞窟をマズルフラッシュが一瞬だけ照らす。
奇声を上げながら鍵爪を持った鎧虫が仰け反ると、白濁とした体液を迸らせながら、狙いを自衛官に変えて突進を開始する。
「畜生!止まりやがれ!!」
連続した発砲音が響き、無数の銃弾を浴びた鎧虫は、頭部を潰されるとぎこちない動きのまま洞窟の壁に衝突し、動かなくなる。
「まだ居るぞ!油断するな!」
「うげぇ・・・死んだ仲間を食ってやがる・・・。」
洞窟の奥から無数の鎧虫が壁を伝いながら這いまわり、自衛隊の銃撃を受けて力尽きた仲間の死骸を食らう姿に、その場に居合わせた者は戦慄を覚える。
『あ・・ああああぁっ・・ああっ・・・・。』
亜人の少女は、目の前で起きた凄惨な光景に言葉を失い、体を震わせた。
「くっ・・・・埒が明かない!殺虫グレネードの使用を許可する!」
暴徒鎮圧用に開発されたグレネードランチャーを改造した物で、鎧虫対策に開発された薬剤を散布する弾頭を搭載した物で、大陸各地の日本の拠点に広く配備されている。
未知の生態系の広がる未調査領域では使用が制限されているが、緊急時には人命優先ために使用が許可される。
「よーい・・・・放て!!」
ビール瓶の栓を抜いたような音を立てて、殺虫グレネードが放たれ、鎧虫の群れの中心部で炸裂し、視界が白く染まる。
ギギィ!!グガガッ・・・キィィッ!!
散布された薬剤で霧がかり、奥の様子は良く分からないが、時折壁に貼りついていた鎧虫が落下する音が聞こえる辺り、上手くいったようだ。
「うぇぇっ・・・気持ち悪い・・・。」
「そうだ、あの女の子は?」
『あ・・あっ・・・あっ・・・。』
亜人の少女は茫然自失としており、こちらが近づいても反応しなかった。
「おいっ!大丈夫か?」
「ちょ・・ちょっと、近づいちゃダメ・・この子は・・・。」
女性自衛官が慌てて近付くと、背負っていた防水リュックから、大きめのタオルを取り出すと体に巻き付け、抱きかかえた。
「一体どうしたって・・・あぁ・・俺は何も見ていないからな?」
「見てるでしょ、デリカシーないわね。」
彼女のへたり込んでいた地面に黄色い水溜りが出来ており、その場にいた男性陣は少女から目をそらした。
『・・・・・。』
亜人の少女は抱きかかえられた時点で気を失っており、ぐったりと体を女性自衛官に預けていた。
「兎に角、ここから離れるぞ?一時撤収だ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
『・・・?ここは・・・。』
亜人の少女は目を覚ますと、見慣れぬ場所であった。
金属の骨組みに布で出来た壁、そして天井から吊り下げられた発光する球体。
『私は一体・・・はっ!!!』
少女は自分の姿に気づき赤面する。
着ていた服は、いつの間にか脱がされており、裸体に白い布が何重にも巻き付けられていたのだ。
『な・・何をされてあっ・・痛っ!!』
訳も分からず、包帯を剥がそうと引っ張るが、ずきりと響く痛みに手を離し、ふと自分の手を見ると僅かに血で濡れていた。
『そうだ、私・・・怪我をして・・これ、血を止める為に?』
少女は『一体誰が?』と呟きながら辺りを見回すと、縦すじの入った壁が左右に分かれ、奇妙な衣装を身にまとった女性が姿を現した。
「あら?目が覚めたみたい!」
『なっ・・・リクビト!?』
少女は思わず身構えるが、傷口に障ったらしく顔を歪める。
「おやおや、まだ無理をしてはいけないよ?・・・さっ、後は私に任せて。」
目を覆う透明な板が並んだ装飾品を身に着けた男が、女性を奥に下がらせ、少女に近づき、奇妙な椅子に座る。
『アー・・・アー・・・言葉、分かりマスカ?』
『・・・・・・。』
大陸共通語で亜人の少女に話しかけるが、無言で睨みつけるだけで、暫し時間が過ぎる。
『・・・・あー、言葉分かりませんか?』
『・・・・。』
「ダメかぁ・・・・。」
『分かる、それに何故訛り方まで知っている?』
不機嫌そうに、少女が口を開くが、目線は合っていない。
『おおっ、分かるんならそれで良いよ?そう言えば、確かに発音が聞き覚えあるね。』
『知らない。』
『えぇっと、ウミビトって知っている?』
『知らん。』
『うーん、取り付く島もないか・・・困ったなぁ・・・。』
目線を合わせない様にしているが、チラチラと男の方に視線を向ける少女。
少しの間を置き、ぼそりと呟く。
『リクビトが我らの住まう地に何の用だ?』
『未知の領域の調査・・・・と言った所でしょうか?それと、我々はリクビトではありませんよ?』
『リクビトでは無い?一体何を言って・・・。』
怪訝な表情で男性を上から下まで観察するが、次第に表情が無くなり始める。
『お前・・・死人か?何故魔力が無い?』
『私たちは日本人です。魔力を持たない人間なんですよ。』
『魔力を持たない・・・いや、死人ですら体内の魔石は残るか・・・お前は・・・お前たちは一体・・・。』
『荒野の民からはイクウビトとも呼ばれてますね。まぁ、我々は自分たちの事を日本人と呼ぶのでその呼び名は基本使いませんが・・・。』
『リクビトではない?それに・・・イクウビトだと?』
『聞いた事が無いのは無理もない、我々は少し前に別の世界から国ごと転移してきた存在なのです。』
『別の世界?一体何を言っている?』
『言葉どおり、この世界・・・アルクスとは別の世界からやってきたのです。』
『別の世界・・・・。』
コホンと、息をつくと男性は少女に目線を合わせ近づいた。
『君の名前は?』
『・・・・・ティア・・・・・ティア・マトラス』
『そうかい、ティア・・・君の怪我が治ってからで良いけど、君の集落に案内してくれないかな?』
『・・・この布は、やはり傷口を塞ぐための物だったのか・・・なぜ助けてくれた?』
『そりゃぁ、女の子が鎧虫に襲われていたら助けるだろう?』
『っ!!』
『幸い傷はそこまで深くないし、糸も極細の奴を使ったから傷跡は殆ど残らないと思うけど、無理はしない事だよ。』
『あの・・・有難う・・・でも、その・・・。』
『何だい?』
『服無いし・・・・見たの?』
奇妙な装飾品を付けた男性は、目線を逸らし苦笑いするが、少女はそれを見て顔を赤面させ布団に潜り込んでしまう。
後の事は、先ほどの女性に任せ、天幕から出ていった。
そして、数日後・・・・。
『こっちだ、リクビト・・・いや、イクウビトの脚ではあの柱を登れないから、こっちの道だな。』
『ねぇ、ティア、一応傷口が塞がったのは確認したけど無理はしないんだよ?』
『大丈夫だ、これより酷い怪我を負って此処よりも遠い場所から村に戻った事もある。』
『そう言う話をしているんじゃないんだけどなぁ、一応女の子なんだから・・・。』
『・・・そろそろ、見えてくる頃合いだな、あの坂道を超えれば直ぐだぞ!』
それなりに急な坂道を滑らない様に、慎重に歩き進んだ先は、急に視界が開け、広大な地底湖が広がっていた。
『これを見よ、この地底湖が我らがヘビビトが住まう土地、大水脈であるぞ!』
『・・・・これは凄い、なんて美しいんだ。』
地底湖は、ところどころ薄ぼんやりと青白く発光しており、魔鉱石の結晶が岩肌から露出していた。
「おっと、村の者がお出ましかな?さて、最初が肝心だぞ?」
「それって、ティアと出合った時にも言ったでしょ?」
鎧虫の脚と思われる棒状のものに蔦で魔石を固定した燭台を抱えた集団が調査隊に近づいてくる・・・。
これから日本国と、地底湖に集落を構える民、ヘビビトとの交流が始まろうとしていた・・・。
クロド・タリサ 通称.大爪甲羅虫
和名.カギヅメオオタガメ
主に亜熱帯に生息する巨大な水性鎧虫。
イボイノシシほどの大きさを持つ巨大な鎧虫で、基本的に水中を泳ぎ魚などを捕食するが、陸上でも俊敏に動き、鋭い鍵爪を振り回し獲物を仕留め捕食する。
針状の口吻を突き刺して消化液を送り込み、消化液で溶けた液状の肉を吸う体外消化を行うので、獲物は骨と皮だけが残る。
滅多に行わないが、一応背中の羽を使って飛行は可能だが、あまり得意でないのか人間が早歩きする程度の速度しか出ず、フラフラと飛ぶ為に、他の飛行が得意な鎧虫や魔獣に捕食される事もある。
産卵期には、水底や薄暗い洞窟に集まり、集団で交尾を行い、水流の少ない水中に産卵する。
今回はここまで・・・。
1週間投稿と言うよりは8日間投稿みたいになっておりますね(汗