コンパチヒーローズ・ザ・グランドオーダー   作:鳴神 ソラ

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ゆっくり霊夢「注意だよ。今回の話は年末記念でもありDr.クロさんの『プリズマ☆イリヤドライで援軍に来たのが美優の兄ではなく、世界を救おうとする最後のマスターと後輩たちだったら』とのコラボ話でもあるよ」

ゆっくり魔理沙「また、現時点で第3特異点までのネタバレが含まれてるんだぜ」

士「そう言うのは嫌なのはバックだ」

カズマ「それでもいい人はゆっくり下にスクロールしてね」


番外編
番外編:年越しに起こった出会い


 

 

第3特異点の人理修復を終えた面々は年末のパーティ準備をしていた。

 

ジャンヌオルタ「あー…なんで掃除しなきゃならないのよ」

 

箒を手にゴミを集めながらジャンヌオルタはぼやく。

 

その近くで雑巾がけをしていた大地が苦笑する。

 

大地「まぁ、元の世界でも年末だから大掃除はちゃんとしないと」

 

ウルトラマンX『その通りだ君達だって綺麗な気持ちで過ごしたいだろ?』

 

ジャンヌオルタ「そりゃまあそうだけど」

 

ブリュンヒルデ「お姉さま~着物はどれが良いですか~」

 

そう言う大地とウルトラマンXにそう返したジャンヌオルタはミニスカ着物を持って来たブリュンヒルデに着ないわよそんなの!と怒鳴った時…

 

ドカーーン!!!

 

突如爆発が起こる。

 

サトシ「な、なんだ!?」

 

Xライダー「爆発地点は…ダ・ヴィンチ氏のラボか!」

 

いきなりの爆発に誰もが驚いた後に掃除を中断して爆発が起きた場所に急行する。

 

守理「何が起きたの!?」

 

ヒロ「大丈夫ですか!」

 

誰もが駆けつけるとせき込むリウナスとダ・ヴィンチの姿があった。

 

雄二「おいおい、何があったんだ?」

 

リウナス「いや、ちょっと実験していたのがいきなり爆発して…」

 

ダ・ヴィンチ「順調だったのに何やら突然介入された様な気がするんだよ」

 

葉月「介入ですか?」

 

代表で雄二が聞くと返された事に誰もが首を傾げる。

 

???「ちょ、ちょっとルヴィア!あんたのせいで爆発したじゃない!」

 

???2「何を言うんですか!凛さんのせいでしょうが!」

 

???3「いや、2人のせいだと思うよ?;」

 

明久「あれ?なんか聞き覚えのある声が…」

 

マシュ「先輩の声もしましたね」

 

守理「え?あたし喋ってないよ」

 

すると煙の発生場所から聞こえてきた声に明久が反応し、マシュのに守理は手を振ると煙が晴れて驚く。

 

なんと、穴が出来ていて、その先に…明久達が見覚えのある凛とルヴィア以外に…守理がいた。

 

明久「凛さんにルヴィアさん!?」

 

守理「そ、それに…あ、あたし!?」

 

守理?「あれ?私?」

 

驚きの声を上げる明久と守理に守理に似た少女も戸惑うと隣にイリヤが現れてヒロや明久達を見てあーと声を上げる!

 

イリヤ「あ、明久お兄さん!?」

 

ベアトリス「あン?テメエの知り合いかイリヤ?」

 

明久「!君はあの時の!」

 

声を上げるイリヤの後に現れたベアトリスに明久は身構える。

 

雄二「落ち着け…もしかしてお前、マンションの時に出会ったイリヤか?」

 

イリヤ「は、はい!お久しぶりです!」

 

宥めながらそういう雄二にイリヤは頭を下げる。

 

しばらくして…

 

守理「えっと…刹那の方のダ・ヴィンチちゃんのラボので遠坂さんがうっかりを起こしてそれで爆発が起きて、収まったら私たちのカルデアと繋がる穴が出来ちゃった…と?」

 

刹那「まあそういう事だね;にしてもまさか私達よりのより少し前の時間軸の平行世界のカルデアと繋がるなんてね……」

 

話を纏めて言う守理に刹那は頷いた後にんで…とある方を見る。

 

エウリュアレ「まさかこうやって元の自分の姿を見る事になるなんて不思議よねアステリオス」

 

ウルトラマンティガ「テヤッ(こくッ)」

 

刹那エウリュアレ「そっちのアステリオス、ずいぶんと変わったわねぇ;」

 

刹那アステリオス「あ……すご、い……」

 

そこでエウリュアレと彼女を肩車したウルトラマンティガに刹那側のエウリュアレとアステリオスが向き合っていた。

 

守理「あー、あれ驚くよね。私たちでも驚いたから」

 

刹那「普通に驚くよね;」

 

そんなウルトラマンティガを見て言う守理に刹那もうんうんと頷く。

 

ガンダムDX「そっちも沢山いるなサーヴァント」

 

エリオ「確かに見慣れた人から初めて見る人がいますもんね」

 

刹那側エミヤ「まあこっちとそっちはかなり時間がずれているようだからな」

 

刹那側のを見て言うDXとエリオに刹那側エミヤはそう言う。

 

ティーチ「はいは~い!守理殿守理殿!拙者今名案を思い付いたであります!」

 

守理「え?どんなの?」

 

刹那「ん?」

 

なんだなんだ?と誰もがティーチを見る。

 

ティーチ「時間は違いますがお互いの時期は年末でこうやって出会ったのも何かの縁、どうせですし年末パーティを合同でやってみるのはどうでごじゃります?」

 

守理「あー、成程」

 

ヒロ「あ、それ良いですね!」

 

刹那「ティーチにしてはナイスアイデアだね!」

 

提案された事に誰もが賛同する。

 

ティーチ「デュフフ、そうでしょそうでしょ?バカ騒ぎするなら多い方が良いですし、なおかつツッコミ役が多くなるから負担が減る!」

 

雄二「最後本音出てるぞ」

 

刹那「え?そっちのティーチ、ツッコミ役なの?」

 

切実に叫ぶティーチに雄二はツッコミ、刹那は意外と驚く。

 

ティーチ「そうなのよそっちのマスター殿、そらねちゃんとツッコミ役の人はいるのよ。だけどね。ずれちゃう時あるの!それでなんか拙者に回るのよ!マジで拙者はボケ役の筈なのにそんな人やお仕置きが怖い人いるからボケ役になれないのよ!」

 

イリヤ「た、大変ですね……」

 

刹那「こっちも大変だけどそっちはこっち以上に大変そうだね」

 

叫ぶティーチにイリヤと刹那はそう言う。

 

ティーチ「でしょでしょ!流石にこういう時位無礼講で騒ぎたくなるもん…あ、だからと言ってプロレス技は止めてくださいお願いします」

 

Xライダー「よろしい」

 

頷いた後にXライダーへと土下座するティーチに本当に苦労してるんだなと思った。

 

ロマン「んー、なら守理ちゃんや一部の人が行きなよ。流石に同じ人が沢山いたらそちらも混乱や苦労しそうだしね」

 

守理「えっと…そっちは良いの?」

 

刹那「うん。大丈夫だよ」

 

そう提案するロマンに守理は刹那へと聞いて刹那は了承する。

 

エウリュアレ「そう、んじゃああっちがどうなってるか見に行きましょうアステリオス」

 

ウルトラマンティガ「テア」

 

明久「んー、僕はちょっと遠慮してここで料理しておくよ」

 

ヒロ「分かりました!」

 

刹那「それじゃあ早速案内するよ。私たちのカルデアに!」

 

そう言ったエウリュアレとウルトラマンティガに行くメンバーは続く。

 

葉月&ジャック&ナーサリー「「「お邪魔しま~す」」」

 

サトシ「行こうぜピカチュウ!オルガマリーさんも!」

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

オルガマリー「ちょ、ちょっと引っ張らないでよ!」

 

刹那「!?」

 

最後にサトシに引っ張られて続くキャスニキと似た格好をしたオルガマリーに刹那は驚く。

 

そんな刹那へとロマンは悲しそうな顔をする。

 

ロマン「………どうやら君の所の所長は消えてるみたいだね」

 

刹那「っ!」

 

そう言うロマンに刹那は顔を歪める。

 

ロマン「すまない責めてる様に言っちゃって、だけど僕達の方もギリギリだった。彼らがいなければ所長は消滅していたからね…これからパーティをするのに本当に気分を害してごめん」

 

刹那「……うん、大丈夫だよ……うん……」

 

謝るロマンだが刹那の反応から所長には留守番して貰った方が良かったなと後悔する。

 

刹那にとってオルガマリーのは衝撃だったのをロマンはその場にいなくとも簡単に想像できた。

 

ロマン「(年末パーティーで何も起こらない事を祈るしかないな…)」

 

それにロマンは心底心の底から願う。

 

刹那のカルデア

 

ヒロ「あんまり、僕達がいたカルデアと外装は変わりませんね」

 

雄二「まぁ、そうだな」

 

刹那側エミヤ「まあ大体は同じだろうな」

 

周りを見て言うヒロや頭を掻く雄二に刹那側のエミヤはそう言う。

 

ムッツリーニ「…………エインワーズの奴らがいるのは此処に連れて来たのか?」

 

子ギル「あー、確かにそこらへん僕も気になるな。そこんとこどうなのそっちの僕?」

 

刹那側子ギル「あーそうなんだ。あの岩山のでの戦いであの二人だけを捕まえてね」

 

イリヤ「今はなんとか和解しました!」

 

その後に気になったので聞くムッツリーニと子ギルに刹那側の子ギルとイリヤはそう言う。

 

子ギル「ああ、なーる。そっちではまだ戦い中と」

 

凛「ええ、そうなのよね」

 

ルヴィア「しかもこれに魔神柱まで介入しておりまして」

 

困った感じで言う凛とルヴィアのに子ギルはそりゃまた…と呟き…

 

子ギル「こっちだとウチのマスターが1人でぶっ飛ばしてるからそこまでじゃなかったけど大変だね」

 

イリヤ「そ、そうなんですか;」

 

そう呟いた子ギルのにイリヤは聞くとそうだよと子ギルは頷く。

 

子ギル「まさに龍の逆鱗に触れた様に黒化英霊をもふっとばしてるからね。ホント相手が悪かった」

 

美遊「そ、そうなんですか……」

 

士郎「そっちのジュリアン……南無」

 

肩を竦めて言う子ギルに美遊と士郎は別の世界のジュリアンに思わず同情した。

 

大地「それにしても、こっちで見た事もないサーヴァントもいるな」

 

ウルトラマンX『確かに色々といるな』

 

イリヤ「そうなんですか?」

 

大地とウルトラマンXの言ったのにイリヤは首を傾げる。

 

ウルトラマンX『ああ、時期が違うから我々の方では未来で会うサーヴァントと言う事になるな』

 

クロ「ええ、そうね。もしかしたらそっちでも私達と出会うかもしれないわね」

 

そう言うウルトラマンXにクロはそう言う。

 

秀吉「そうなるとワシらが知るイリヤ嬢かもしれんな」

 

オルガマリー「色々と大変ねそっちは…」

 

イリヤ「え、ええ……」

 

刹那側エミヤ「まあ魔神柱はともかく大変なことを承知でマスターは助けに行ったんだがな」

 

そう言うオルガマリーにイリヤは頷き、刹那側の衛宮はそう言う。

 

ヒロ「確かに知り合いのピンチをほっておけませんね」

 

サトシ「だな!」

 

大地「確かに歴史を戻すのも大事だけど、友達を見捨てられないもんな」

 

ウルトラマンX『ああ、良いマスターさんだな』

 

刹那側の青アルトリア「ええ、私達の最高のマスターです」

 

アレキサンダー「なんだか騒がしいけどどうしたのってえ!?」

 

ヘラクレス「■■!?」

 

そこに刹那の方のアレキサンダーとヘラクレスが来て、オルガマリーを見てぎょっとする。

 

守理「?どうしたの?」

 

アレキサンダー「しょ、所長さん!?」

 

オルガマリー「え?え?」

 

近寄って本人と確認するアレキサンダーにオルガマリーは戸惑う。

 

ガイ「……成程な…大地さん」

 

大地「え、あ…もしかして…」

 

そんなアレキサンダーの反応にガイが察して大地に声をかけて、大地もまさかとなる。

 

守理「え、えっと…本当にどうしたの?」

 

アレキサンダー「まさかだと思うけど……マスターと会ったりとかしてないよね?」

 

戸惑う守理や他のメンバーへとアレキサンダーは恐る恐る聞く。

 

ガイ「……すまないが此処に来る時にすれ違っている。配慮が足りなかったな」

 

大地「だね、あの時はサトシのゲッコウガのお蔭でもあったし…」

 

それにガイはそう言い、大地もギリギリの状況を思い出して言って、マジかーとアレキサンダーはヘラクレスと共に頭を抱える。

 

オルガマリー「もしかして…」

 

アレキサンダー「うん。ご想像通りでこっちの社長はレフに殺されているんだ。そしてそれがマスターの最大のトラウマなんだよ」

 

Xライダー「そうか…」

 

ヒロ「そうなると刹那さんが心配ですね」

 

困った顔でそう言うアレキサンダーのにXライダーは呟き、ヒロがそう言う。

 

アレキサンダー「ちょっと僕、マスターの様子見てくる」

 

大地「あ、俺も行くよ」

 

守理「私も」

 

オルガマリー「しょうがないわね。私も行くわ」

 

そう言うアレキサンダーに大地達もそう言い、向かう。

 

一方、刹那はと言うと

 

刹那「……はぁぁぁぁ……」

 

1人溜息を付いていた。

 

思い出すのは守理の方のオルガマリーで楽しそうであったのを思い出してまたため息を吐く。

 

刹那「所長……」

 

しょんぼりとした刹那は落ち込んでたらいけないなと思いつつも拭い切れない。

 

カツン

 

刹那「ん?」

 

すると足に何かが当たり、なんだろうと下を見る。

 

そこにあったのは聖杯で誰かが勝手に持ち出して落としたのかなと刹那は首を傾げる。

 

ポタッ

 

刹那「え?」

 

するとその聖杯から何かが垂れだす。

 

やばいと感じた刹那はそれを咄嗟に投げようとする。

 

ドロドロドロッ!

 

だが、それより前にドロドロが刹那を包み込もうとし、飲み込まれる直前にアレキサンダーや心配だと言う事で同行する大地達が来る。

 

大地「なんだあれ!?」

 

アレキサンダー「マスター!?」

 

それに誰もが驚いた後にドロドロは刹那を包み込む。

 

ウルトラマンX『大地!変身だ!』

 

大地「ああ!」

 

すぐさまウルトラマンXのに返した後に中央のバックル部分をエクスデバイザーを収める形に変更した仮面ライダーカブトのライダーベルト風なベルト、エクスバックルを取り出して腰に装着するとエクスデバイザーをセットする。

 

その後にUXサイバーカードをベルトにセットしたエクスデバイザーに装填する。

 

仮面ライダーUXにトランスします!

 

大地「KAMENRIDE!!」

 

音声の後に言いながらエクスデバイザーの上部のスイッチを押す事でエクスバイザーの側面パーツがX字に展開すると共に大地が光りに包まれ、光りが晴れた後に大地の姿が変わる。

 

腕を除き、青い所を白くし、胸のX部分を青くしたゴモラアーマーを装着したウルトラマンXへと…

 

UX、ライダーアップ

 

アレキサンダー「うぇ!?」

 

仮面ライダーUXに驚くアレキサンダーを置いといてUXは警戒する。

 

するとドロドロははじけ飛ぶ。

 

そこから現れた刹那の姿が変わっていた。

 

守理「姿が変わってる!?」

 

刹那?「…………」

 

UX「君は…刹那ちゃんなのか?」

 

驚く守理の後にそう問いながらUXは注意深く見る。

 

刹那の髪が伸び、服装も和風な感じになっている。

 

刹那?「……あは」

 

守理「え?」

 

刹那?「アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

突如笑い出す刹那に守理は戸惑った後、UXへと刹那は攻撃を仕掛け、UXはガードする。

 

UX「ぐっ!」

 

サトシ「大地さん!」

 

アレキサンダー「マスター!?何してるの!」

 

刹那?「……我は刹那にあらず。我が名は魔神セイバー。運命を終わらせる者なり」

 

防いだが後ずさるUXから刹那へと視線を向けてアレキサンダーはそう言うと刹那、否魔神セイバーがそう返して名乗る。

 

ヒロ「魔神セイバー!?」

 

アレキサンダー「あれ?そんなの居たっけ?」

 

刹那青アルトリア「魔神セイバーですって!?」

 

名乗った名前に驚くヒロの後で首を傾げるアレキサンダーの後に駆け付けた刹那側の青アルトリアが驚いた様子で叫ぶ。

 

ヒロ「知ってるんですかセイバーのアルトリアさん!」

 

刹那側青アルトリア「ええ。前にあることで戦いまして……」

 

ヒロの問いに刹那側の青アルトリアは困った顔でそう返す。

 

ガイ「とにかくこんな所で戦ったらやべえ、トレーニングルームに連れて行った方が良いな」

 

刹那側アレキサンダー「こっちでは仮想戦闘ルームだからこっちだよ!」

 

ガイのにそう返した刹那側のアレキサンダーの案内にUXは魔神セイバーを拘束するとジタバタする魔神セイバーを放さない様に進む。

 

アレキサンダー「此処だよ!」

 

ウィーン

 

アレキサンダーが扉を開けると共にUXは入り込んでそのまま魔神セイバーを放して距離を取る。

 

魔神セイバー「私は……運命を終わらせる。この力で奴を……消す」

 

UX「悪いけど、今の君を、そのままにさせない!」

 

ガイ「その通りだ。ここで知り合った縁だ。元に戻させて貰うぜ」

 

そう言う魔神セイバーにUXはそう言うと隣にガイが立って上部のリングと下部のグリップが無く、中央が大きいカラータイマーを模した透明な球体になり、上部分に横にボタンが配置された輪で出来たカードをディケイドライバーの様に2枚挿入する挿入口が前後に配置されて、左側にゴーストドライバーのレバーと同じポンプ式のレバーをセットしたオーブリング、オーブドライバーを腰に装着した後に1枚のカードを取り出して挿入口へとセットする。

 

覚醒せよ!オーブオリジン!

 

ガイ「行くぜ!カメンライド!」

 

挿入口の横にあるボタンを押す。

 

ライダーアップ!

 

音声の後にメロディが流れた後にガイの姿はウルトラマンオーブに肩に仮面ライダーオーズのトラアームの肩アーマー、胸をオーブリングの様なアーマーを装着した姿となる。

 

オーブ「俺の名はオーブ!仮面ライダーオーブ!銀河の光が我を呼ぶ!」

 

そう名乗りあげた後にオーブは現れたオーブカリバーを握り締める。

 

アレキサンダーも並んで立つ。

 

オーブ「はぁあ!」

 

まずオーブが駆け出して行く。

 

魔神セイバー「……無穹……三段!」

 

ズバッ!

 

オーブ「……ぐあ!?」

 

だが、魔神セイバーが黒い極太のビームのようなエフェクトを伴った突きをオーブへと放った瞬間、オーブはダメージを受ける。

 

オーブ「今のは…なんだ!?」

 

ヒロ「さっきの…沖田さんの奴に似てますが…!?」

 

刹那側信長「ええい、馬鹿者!いきなり突っ込むのではない!」

 

攻撃された場所を抑えるオーブへと刹那側の信長が注意する。

 

青アルトリア「もし今のが本気でしたら貴方死んでいましたよ!?」

 

信長「今の技は本気を出しておったら貴様は胸を概念ごと抉り取られていたぞ!」

 

オーブ「マジか;」

 

ヒロ「恐ろしいですね。ちなみにその時セイバーのアルトリアさんはどうやって攻略したんですか?」

 

そう言う刹那側の青アルトリアと信長のに冷や汗を流すオーブの後にヒロが聞く。

 

青アルトリア「……fateエターナルカリバーで倒しました」

 

オーブ「なんだその技名!?」

 

困った感じで答えられた事にオーブはツッコミを入れる。

 

ウルトラマンX『別に倒さなくても彼女に取りついたドロドロを引き剥がせば良いんだ』

 

UX「確かに」

 

守理「けどどうやって?」

 

アレキサンダー「もしかしてだけどそっちにそんなことができる人が居たりして……」

 

そう言うウルトラマンXのに頷くUXへ守理とアレキサンダーは聞く。

 

UX「ああ、俺達ならきっと、いや絶対に戻す!」

 

そう言ってUXはカードをセットする。

 

UX!パワーアップ!

 

音声と共にUXの前に虹色に輝く剣、エクスラッガーが出現し、UXは側面にある虹色のスライドパネルをなぞってトリガーを引く

 

UX「エクシードエーックス!!」

 

叫びながらX字に斬る動作をするとUXは虹色の光に包まれ、その姿を肩をゴモラアーマーに変えてベータスパークアーマーを装着したウルトラマンエクシードXへと変わっていた。

 

UXEX「UX!エクシードフォーム!」

 

アレキサンダー「姿が変わった!?」

 

驚くアレキサンダーの後にUXEXは魔神セイバーを見る。

 

ウルトラマンX『とにかくあの攻撃に注意して技を当てるのが彼女を助け出す手立てだな」

 

UXEX「そうだな…隙を突いてやらないとこっちが一気にやられる」

 

そう言って警戒するUXEXへと魔神セイバーは斬りかかり、オーブが受け止めた後にUXも加わり、斬撃を逸らしたり、防いだりする。

 

ガキィン!ガキィン!

 

魔神セイバー「ふっ!」

 

オーブ「くっ!」

 

ヒロ「強い!」

 

守理「全然隙が出来ない!?」

 

隙も無い斬撃を放つ魔神セイバーに守理はどうすれば…と考え…

 

アレキサンダー「プケファラス!」

 

魔神セイバー「!」

 

そこにアレキサンダーがブケファラスを突進させ、魔神セイバーは避ける。

 

UXEX「今だ!」

 

それにUXEXはエクスラッガーの側面にある虹色のスライドパネルを3回なぞってから逆手に持ち直した後に下部分のブーストスイッチを押す。

 

UXEX&ウルトラマンX「エクシードエクスラッシュ!!」

 

咆哮と共に自らと魔神セイバーを虹色のオーラで包み込む。

 

UXEX「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

そのまま魔神セイバーを高速ですれ違いながら二度斬り付ける。

 

魔神セイバー「あ、が、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

それにより魔神セイバーからドロドロが弾け飛んだ後に刹那に戻り、レギウディアになったヒロが刹那を助けて離れる間にオーブは蠢くドロドロを見る。

 

オーブ「まだ消えないか!」

 

アレキサンダー「マスターは大丈夫!?」

 

警戒するオーブの後にアレキサンダーは刹那へと声をかけるが刹那はごめんなさいを繰り返して返事をしない。

 

守理「ど、どうなってるの?」

 

アレキサンダー「ま、マスター?」

 

刹那「ごめんなさい……所長……助けられなくてごめんなさい……」

 

振るえる刹那に誰もが戸惑う中で刹那側のエミヤがもしやと言う。

 

刹那側エミヤ「マスターはドロドロのでトラウマを刺激されたのではないだろうか?」

 

守理「それがそっちの所長の事」

 

アレキサンダー「マスター……」

 

するとオルガマリーが刹那の顔を上げさせて目を合わせる。

 

オルガマリー「あんたね…しっかりしなさいよ!そっちの私はトラウマになる程あんたを恨んでいたの!?」

 

刹那「私は……助けられなかった。目の前で助けを求めた所長を……助けられなかった……」

 

そう言って目から光のない刹那にオルガマリーは怒りマークを浮かべ…

 

オルガマリー「ふん!」

 

ゴン!!

 

刹那の頭に頭突きをかました。

 

守理「ええ!?」

 

アレキサンダー「うわっ!?」

 

刹那「!?」

 

いきなりの行動に誰もが驚く中でオルガマリーは痛む頭を涙目で我慢しながら刹那の肩を掴んで自分と目を合わさせる。

 

オルガマリー「あなたね!そっちの私を助けられなかったからって引き摺ってるんじゃないわよ!あなたはこの世界の歴史を救えるただ1人のマスターでしょ!?私達がやろうとしていた事を1人背負わせちゃった状態のあんたにそっちの私はどう思っていたかは知らないけど、謝られるのはお門違いよ!」

 

刹那「しょ、所長……」

 

思いの限り叫ぶオルガマリーに刹那は目に光りを取り戻す。

 

ズズズズズズズ……

 

オルガマリー「邪魔!アンザス!!」

 

ボオオオッ!!

 

再び刹那を取り込もうと這いずる泥へと向けてオルガマリーは炎を放って怯ませる。

 

オーブ「これ以上の好き勝手はさせねえぜ!」

 

そう言ってオーブはオーブカリバーにカードケースの付いたリングを刃に通して、セットする。

 

オーブ「コスモスさん!エクシードXさん!」

 

ウルトラマンコスモス!エクリプスモード!!

 

ウルトラマンエクシードX!!

 

続いてリングのカードケースへとカードを2枚セットして音声の後にオーブリングで刃をリードする。

 

解き放て、オーブの力!

 

続いての音声が流れてからリング部分を高速回転させ、トリガーを引くとオーブの両隣にウルトラマンコスモス、エクリプスモードとウルトラマンエクシードXの幻影が現れてオーブと重なるとオーブカリバーが黄金の輝きを発した後に虹色に輝く。

 

UXEXもエクスラッガーを額に戻し、上から下へなぞる様に動かすと七色の光を発し出し…

 

オーブ「これで消えろ!オーブエクスミュームカリバー!!」

 

UXEX&ウルトラマンX「エクスラッガーショット!!」

 

2つの剣から同時に放たれた虹色の光線がドロドロへと炸裂し、泥を消滅させていった後に聖杯へと炸裂し…

 

バキン!!!!

 

聖杯を消滅させた。

 

サトシ「やった!」

 

アレキサンダー「よし!」

 

青アルトリア「やりました!!」

 

誰もが喜んだ後にオルガマリーはほっと安堵する。

 

守理「えっと、どこも痛くない?所長が頭突きした所以外で;」

 

刹那「うん、大丈夫。ありがとね助けてくれて」

 

確認する守理に刹那は頷く。

 

オルガマリー「ホント、心配させるんじゃないわよ」

 

刹那「うん、ありがとうね所長」

 

安堵の息を吐いてそう言うオルガマリーに刹那は礼を言う。

 

オルガマリー「べ、別に頑張る者同士だからよ」

 

刹那側青アルトリア「なんだか凛みたいな反応ですね」

 

頬を赤くして顔を逸らすオルガマリーに刹那側の青アルトリアはくすっと笑う。

 

オーブ「まぁ、これで終わりでパーティをしないとな」

 

アレキサンダー「そうだね!」

 

それに誰もが頷いた後にもう何もない事を確認して出る。

 

 

 

 

刹那側ロマン「大丈夫かい刹那ちゃん!?」

 

刹那側マシュ「先輩!無事ですか!?」

 

パーティ会場ので刹那側のロマンとマシュが心配そうに刹那へと駆け寄る。

 

他のサーヴァントや従業員たちも同じでそんな皆に刹那は大丈夫と笑う。

 

刹那「皆、ありがとね心配してくれて」

 

大地「守理ちゃんの様に慕われているね」

 

守理「そうですね」

 

ヒロ「ですね」

 

色んな人から声をかけられる刹那に大地達も微笑む。

 

刹那側ロマン「まあ刹那ちゃんは色々大変なこと乗り越えているからねぇ……」

 

守理「大変な事か…こっちも気合を入れないとね」

 

ヒロ「そうですね!」

 

エリオ「僕達も残る特異点を頑張りましょう!」

 

そう言う刹那側のロマンのに守理はふんすと手を握り締めて、ヒロやエリオ達のに誰もがああと頷く。

 

刹那「今そっちは第何特異点までいったの?」

 

守理「えっと、第3特異点をクリアした所だよ」

 

質問する刹那に守理はそう答える。

 

刹那「ってことは次はあそこか……あそこかー」

 

刹那側エミヤ「あそこだな……」

 

刹那側マシュ「あそこですね……」

 

その瞬間、刹那達はあーとなる。

 

ヒロ「?どうしました?」

 

刹那「……守理ちゃん」

 

守理「はい?」

 

話を聞いた刹那は守理の肩を掴んで真剣な顔をする。

 

守理「はい?」

 

刹那「次の特異点、マジでヤバイから全力で行かないと本当に死ぬよ」

 

ヒロ「それだけやばい存在が現れると言う事ですか」

 

エリオ「みたいですね」

 

バン「もしかして……ヒロがとあるマンションで聞いた魔術王が出るとか?」

 

刹那側エミヤ「そこは自分の目で確かめると良い」

 

出て来た言葉に戸惑うメンバーへと刹那側エミヤはそう返す。

 

守理「とにかく頑張ろう皆!」

 

大地「ああ」

 

ガイ「そうだな」

 

刹那「頑張ってね」

 

守理と刹那はお互いに握手しあう。

 

その後、パーティが始まり、各々にそれぞれの人物と話し合っていた。

 

守理「ところでさっきから気になっていたんだけどあのちっちゃいジャンヌは何?」

 

その中で守理は子供たちとはしゃぐ中にいる小さいジャンヌオルタを見て聞く。

 

刹那「ん?ああ、ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ・ランサーのこと?」

 

守理「……ん?あのもう一回……」

 

刹那「だからジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ・ランサー」

 

出て来た言葉にん?となる守理に刹那はそう言う。

 

雄二「ああ、小さくなった時のジャンヌオルタか…つまり1人のサーヴァントとして別れるのか」

 

刹那「うん、そうだよ。分けるのにはスカサハにやって貰ったの」

 

理解する雄二に刹那はそう言う。

 

雄二「しっかし、俺が知るのと違って、普通に子供なんだな」

 

刹那「そっちは違うの?」

 

呟いた雄二に刹那は聞く。

 

雄二「ああ、ウチは小さくても大人の時のジャンヌオルタのだったからな、んでブリュンヒルデが鼻血噴いた」

 

刹那「へー、そうなんだ;」

 

確かに離れた場所で刹那側のジャンヌオルタサンタリリィランサーを見て鼻血を流しているブリュンヒルデが見えてるので苦労してるな…と考える。

 

その後に刹那は少し雰囲気が違うブーティカを見る。

 

刹那「あのさ……あのブーディカさん、なんかオーラちがくない?」

 

雄二「ああ、そりゃああのブーティカはアベンジャーだからな。ちなみに俺のサーヴァント」

 

刹那側マシュ「あ、アヴェンジャー!?」

 

あっさり言う雄二に刹那側のマシュは驚く。

 

雄二「出会った最初は敵対してたが俺が賭けをして勝利したから俺のサーヴァントになった」

 

刹那「へー、そうなんだ。だから黒いんだね」

 

そう答える雄二に刹那は自分の方のブーティカと話すブーティカアベンジャーを見ながら呟く。

 

ガイ「しかしそっちには怪獣とかは出ないんだな」

 

刹那「いやいや、出たらこっち終わってたから;」

 

イリヤ「確かにそうですよね;」

 

そう呟くガイのに刹那は冷や汗掻いて言い、イリヤも頷く。

 

守理「良いな…こっち結構大変だったんだよね。それで主にウルトラマンになれる人達に任せっきりになる時あるし」

 

刹那「それはまぁ……仕方ないようん;」

 

そう言う守理に刹那は冷や汗を掻く。

 

ウルトラマンX『しかしやはり別の世界でもアーチャー…いやこちらでは普通にエミヤと名乗ってるんだったね。料理は上手いな』

 

大地「確かにそうだね」

 

刹那側エミヤ「ふ、褒めても料理しか出ないぞ」

 

刹那「それじゃあベリータルト頂戴」

 

そんな中でそう言うウルトラマンXのに不敵な笑みを浮かばせて言うエミヤへと刹那は注文する。

 

大地「1つ聞きたいけど、エミヤって自分の呼び方とかに拘りとかある?」

 

刹那側エミヤ「む?別にないが……」

 

ふとそう質問する大地に刹那側のエミヤはなぜそんな質問を?と首を傾げる。

 

大地「いや、俺達の方でも皆は自分の名前で通しているのにアーチャーだけはクラスで通してるんだ…明久のサーヴァントで子ギルを除いた皆に言えるけど」

 

刹那「へー、そうなんだ。なんで?」

 

そう答える大地のに刹那は聞くと雄二が代わりに答える。

 

雄二「本人曰く、明久と出会った事で新たな生を実感出来た。だから生前の名よりクラス名の方がその実感を掴める…との事だ」

 

刹那側エミヤ「ほぅ、そうなのか」

 

刹那側マシュ「そっちのエミヤ……いえアーチャーさんも良いマスターに出会ったのですね」

 

そう答える雄二に刹那側のエミヤはふっと笑い、刹那側のマシュは笑って言う。

 

葉月「お兄ちゃんもくれば良かったのにですね」

 

ランスロット「Arrr」

 

雄二「ちなみにあのちびっ子がランスロットのマスターな」

 

刹那「え?あの子が?」

 

ランスロットに肩車して貰っている葉月を指して言う雄二に刹那は驚く。

 

雄二「ちなみに他にジャックやメドゥーサ、エウリュアレとステンノもいる」

 

刹那側マシュ「五人のサーヴァントと契約しているとは……」

 

刹那「……なんだろう。メドゥーサが凄い苦労してそう;」

 

驚く刹那側のマシュの隣で刹那はそう言う。

 

雄二「ああ、メドゥーサは苦労してるな…と言うか明久以外複数のサーヴァントを仲間にしているからな…俺の場合はジャンヌオルタにブーティカやブリュンヒルデと清姫にエリザベート以外にこの場にいないがフランケンもいるからな」

 

刹那「まあ大変だけど慣れると楽しいからね」

 

そう答えた雄二に刹那は苦笑して言う。

 

守理「そう言えば刹那はどれ位契約してるの?」

 

刹那「私?私はえっと……84人ぐらいかな?」

 

守理「へー、そうなん……え?」

 

告げられた言葉に守理は言葉を無くす。

 

雄二「はぁ~多いな…よくそんだけ契約出来たな」

 

刹那「まあそれはカルデアのシステムのおかげってことで」

 

感嘆する雄二に刹那は頬をポリポリして言う。

 

守理「あ、そうなんだ……うちもそうなのかな……雄二くん達は雄二くん達で魔力の必要ないから羨ましいよなホント」

 

刹那側マシュ「えっと……落ち込まないでください守理先輩」

 

落ち込む守理を宥める刹那側のマシュだが刹那側のロマンは守理の言った事に慌てて質問する。

 

刹那側ロマン「ちょ、ちょっと待ってくれないか!?なんか魔力の必要がないと聞こえたんだけど!?」

 

刹那「あ、そう言えば……」

 

守理「なんでも正規のとは違う感じでの契約をしてるからそれで魔力とか必要ないみたいだよ。宝具とかもそこまで魔力を使わないそうだし、後遊戯王カードだっけ?それが契約の証だとか」

 

刹那「色々と凄すぎるね;」

 

そう答える守理に刹那はそう述べる。

 

守理「ホントだよね。けど、その絆も良いなって思った」

 

刹那「そうなんだ。そんなにあの人達の絆は凄いんだね」

 

それに刹那も感嘆してると…ぬぉぉぉぉ!!と言うティーチの声がして、何々?と刹那と守理は見る。

 

Xライダー「セクハラする腕はこの腕かな?この腕かな?」

 

刹那側ティーチ「ギブギブギブ!?」

 

メアリー「いいぞ~もっとやれ~」

 

ティーチ「だーから言ったのに…」

 

そこでは刹那側のティーチがXライダーに腕十字固めをさせられていて、メアリーが煽ってティーチは呆れた様に同情の目線を送る。

 

刹那「ティーチったら全く……」

 

守理「あ…」

 

それにはぁ…とため息を吐くと守理の声に刹那は彼女を見ている方を見る。

 

Xライダーの近くに…彼にお仕置きされたのか倒れた刹那側のカエサルとそんなカエサルを介抱してるクレオパトラの姿があった。

 

守理「やっぱりこっちでも真っ先にお仕置きされたか…」

 

刹那「カエサルも何やっているんだか……」

 

呆れた顔をする守理に刹那はやれやれと肩を竦める。

 

守理「そっちは大変だね。こっちは変態行為あるとXライダーが体術で抑えてくれるから」

 

刹那「へーそうなんだ。こっちはヘラクレスが成敗してくれるから助かってるよ」

 

お互いに止め役いるんだね~と笑う。

 

ティーチ「なんだろう。こっちの止め役がXライダー殿でマジ良かったと思った」

 

メアリー「力任せにやりそうだもんね」

 

刹那側アレキサンダー「うん、二人の想像通りだよ」

 

そう述べるティーチとメアリーに刹那側のアレキサンダーはうんうんと頷く。

 

ティーチ「なんと言うか…はしゃぎまわるって普通に苦労しますな」

 

刹那側アレキサンダー「まあね。でも楽しいから良いじゃん」

 

楽しいと言うのには同意ですなとティーチは頷いた後に周りを見て…ランスロットに筋肉バスターをされている刹那側のガウェインのが目に入った。

 

ティーチ「何やってんのランスロット殿ぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

ランスロット「Arrrr!!」

 

葉月「なんだか騎士のとかを置いといて1発入れとかないといけないと思ったそうです~」

 

刹那側アレキサンダー「あ~もしかして第六特異点のこと聞いちゃったの?」

 

それにティーチが叫び、理由を葉月が言うと刹那側アレキサンダーがそう聞く。

 

ランスロット「Arrr(コクコク)」

 

ティーチ「え?何、なんか色々とランスロット殿が一発入れないといけない程の事をしちゃったの?」

 

刹那側アレキサンダー「いやぁ……まぁそうだね」

 

訝しげに聞くティーチに刹那側アレキサンダーは曖昧に頷く。

 

そうなの?と聞く守理に刹那も同じように頷く。

 

Xライダー「それ程なのだな…気を引き締めないといけないな」

 

ヒロ「そうですね」

 

明久「おーい皆」

 

それに誰もが気を引き締めていると台車を引いた明久が来る。

 

雄二「なんだ?来ないんじゃなかったのか明久」

 

明久「そうだったんだけど、ちょいとあけみ屋でね」

 

刹那「あけみ屋?」

 

守理「えっと、こっちだとあたしの世界の人類史焼却が別の世界に余波を与えて明久くん達が飛ばされて来たんだけど、他にも別の空間への扉も作っちゃって…あけみ屋はその先にあるお店の事なんだ」

 

ティーチ「いやー、あんなに同じ人物を沢山見るのは初めてでごじゃったなホント」

 

意外そうに言う雄二にそう返す明久のに首を傾げる刹那へと守理は説明してティーチが代表でそう言う。

 

刹那「へ~そっちは面白いね。こっちは今はもう忙しくて忙しくて」

 

雄二「そりゃまた、んで、なんで来たんだ?」

 

あははと苦笑する刹那に雄二はそう返してから明久に聞く。

 

明久「いやー、たむらさんが丁度ストレス発散時期だったんだけど…溜まってたのか人数を超える分を作っちゃったみたいで…こんなにお好み焼きが…」

 

そう言って被せていたのを取るとたっぷり作られたお好み焼きの箱が数100個もあった。

 

ティーチ「多すぎ!?たむら殿どんだけ変な世界に飛んだの!?」

 

刹那「凄いお好み焼きの匂いがするね;」

 

それにティーチは叫び、刹那はそう言うとアルトリア面々がガタッとなる。

 

明久「まぁ、とにかく持ったないから食べてくださいだってさ」

 

守理「これだけあると食べるのは大変だね」

 

刹那「え?別に大丈夫でしょ?」

 

秀吉「そうじゃのう」

 

そう言う明久に守理はそう言うと刹那があっけらかんに返し、秀吉も同意する。

 

刹那側エミヤ「大食いがこっちのカルデアには四人も居るからな」

 

ティーチ「うちもいますよ。特にバン殿とかエリオ殿とか…と言うか今も10個目を軽々と食べておりますし」

 

エリオ「美味しいですねバンさん!」

 

バン「そうだな!あけみ屋のはホント美味いな!」

 

そう言う刹那側エミヤのにティーチもそう言ってバクバク行ってる2人を見る。

 

刹那「へー、凄いねそっちも」

 

ティーチ「そうでごじゃりますな。普通に食べてるんだからこちらのアーチャー殿もたっぷり作りますし」

 

刹那側マシュ「先輩、私達も食べましょうか」

 

だねと刹那側のマシュの言葉に刹那は頷いてお好み焼きを食べ始める。

 

青アルトリア「もきゅもきゅ」

 

NRセイバー「美味しいですねマスター」

 

ヒロ「そうですね」

 

刹那「うん、美味い!」

 

各々にお好み焼きを食べる中で刹那は作った人凄いなと感心する。

 

ティーチ「いやさりげなく小さいアルトリア殿が食べている事にツッコミはなしでござるか刹那殿!?」

 

刹那「気にしない方向で」

 

肝っ玉つえぇ!とティーチは思った。

 

ティーチ「エミヤ殿、刹那殿って結構スルースキルも高いんですな」

 

刹那側エミヤ「まあそうだな。マスターいわく、ツッコミしていたらキリがないとの事だ」

 

そう言うティーチに刹那側のエミヤは肩を竦める。

 

離れた場所でウルトラマンティガとはしゃぐ刹那側のアステリオスや子供メンバーズ。

 

オーブニカを吹いて奏でるガイのを聞く者達。

 

様々な所で思い思いに年末を過ごす。

 

守理「お互いに頑張ろうね刹那」

 

刹那「うん、そうだね守理」

 

お互いに握手してそう言う。

 

その後、しばらく騒いだ後にそれぞれ別れた。

 

翌日、刹那側のイリヤの枕元にエクシードXとオーブオリジンなどが描かれたサーヴァントカードが置かれていた。

 

 

 

 

 

 




ゆっくり霊夢「ホント、お互いに頑張らないとね」

天龍(代理)「クロさん、来年もよろしくお願いします!!」

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