コンパチヒーローズ・ザ・グランドオーダー   作:鳴神 ソラ

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様々な事があった中、戦士達を悪意が襲う。


第4節:襲撃

 

前回、牛若丸が召喚された事で起こった騒動はひとまず収まった。

 

牛若丸「そんなに変でしょうか?」

 

マオ「年頃の女の子として言わせて貰うと普通に変だね;」

 

スイレン「うんうん」

 

リーリエ「(す、スイレンさんも下が水着なのは指摘しない方が良いのでしょうか;)」

 

首を傾げる牛若丸にマオはそう言い、頷くスイレンにリーリエは内心冷や汗を掻いて思ったが口には出さなかった。

 

カキ「そう言えば、お前たち、なんで悲鳴をあげてたんだ?」

 

丈「そう言えばそうだね」

 

レイジ「まーた、なんかに追っかけられてたのか?」

 

ひとまず収まったから気になったので聞く3人にロケット団はハッ!となる。

 

コジロウ「そうだった!!」

 

ムサシ「そうよ!私達追いかけられてた!」

 

ニャース「先端が鎌の様な槍を持った物騒な女性でニャース!」

 

ソーナンス「ソーナンス!」

 

大地「物騒な女性?」

 

慌てた様子で言うロケット団のに大地は首を傾げ…

 

???「その物騒な女は私ですよ」

 

誰でもない声に戦えるメンバーはすぐさま声のした方を見る。

 

壊れたビルの上に立っているその人物は服装が違い、ボロボロのフードをかぶってはいたが葉月やジャック、アーチャーには見覚えのある人物であった。

 

葉月「メドゥーサお姉ちゃん!」

 

ジャック「メドゥーサも来てたんだ!けど、なんか服が違う?」

 

メドゥーサ?「おや?そこの可愛い女の子たちは私を知ってるみたいですね」

 

オルガマリー「め、メドゥーサですって!?」

 

ふふふと笑い舌なめずりする女性にオルガマリーが驚く隣でカキは咄嗟に葉月とジャックの前に出ると同時にアーチャーも駆け出し、その手に干将・莫耶を投影して飛び上がると女性へと向けて振り下ろす。

 

ガキン!

 

アーチャー「っ!」

 

メドゥーサ?「おや?なぜあなたがここにいるのですかアーチャー?確かあなたはセイバーの護衛になっていたのではないのですか?」

 

持っていた槍で防ぎながら不思議そうに呟く女性の言葉にやはりそうか…とアーチャーは呟きながら距離を取る。

 

アーチャー「全員戦闘態勢を取れ!このメドゥーサは…敵だ!!」

 

その言葉と共に全員の周囲に骸骨がまた現れる

 

マーマネ「また出た!?」

 

レイジ「またこいつ等かよ!」

 

守理「と言うかどう言う事!?」

 

オルガマリー「それはこっちが聞きたいわよ!だけど分かる事はあのアーチャーの言う通り、あいつが敵なのは確実よ!」

 

誰もが驚く中でオルガマリーはアーチャーとぶつかり合っているメドゥーサ?を見て言う。

 

デンジ「サトシ君!行こう!」

 

サトシ「はい!ピカチュウ、皆を頼む!」

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

それにデンジはサトシに呼びかけ、サトシも頷く。

 

骸骨を蹴り飛ばした後にデンジは懐からハンバーガーを模したアイテム、忍者スターバーガーと忍シュリケンを取り出す。

 

マーマネ「ハンバーガーみたいなのを取り出した!?」

 

マオ「な、何するの?」

 

スターニンジャーシュリケン!

 

音声が鳴り響いた後に忍者スターバーガーに忍シュリケンをセットしてからボタンを押す。

 

ザ・チェンジ!

 

デンジ「シュリケンチェンジ」

 

音楽が流れる中でデンジはセットした忍シュリケンを回転させる。

 

スターニンジャー!!

 

その後にデンジの体を金色のスーツが包み込んで顔もマスクに覆われる。

 

変身完了と共にエレキギターを模した専用武器、スターソードガンを手に取る。

 

デンジ→スターニンジャー「彩の星!スターニンジャー!」

 

マオ「え、忍者!?」

 

マーマネ「なんと言うかカウボーイにも見えるんだけど?」

 

ユリーカ「見えるね」

 

守理「さっきの音楽聞いてたらハンバーガーとポテトを食いたくなった」

 

マシュ「先輩!?」

 

名乗りあげるスターニンジャーにマオ達が驚き、守理のにマシュは驚く。

 

マイティアクションX

 

永夢「俺達も行こう!丈!」

 

ダイバーオーシャン!

 

丈「はい!」

 

パーフェクトパズル!

 

What’s the next stage?

 

パラド「俺の心を滾らせるなよ」

 

ゴーグル「ようし俺も!」

 

シシキュータマ!

 

それに永夢達も変身しようとしてゴーグルから聞こえた音声のにえ?となって本人を見る。

 

ゴーグルは右手に天球儀を模した赤い宝珠のような形状のアイテムを持ち、左腕に銃のような形状をした篭手の中央部にある四角形の穴が開いた星型のエンブレムへとセットして前方に倒す

 

セイザチェンジ!

 

ゴーグル「スターチェンジ!」

 

そう叫びながら、篭手にある銃把を倒して安全装置を解除してから腕を大きく回してポーズを取り、地面に向かってトリガーを弾く。

 

その後に星型のエネルギーフィールドが展開されてからゴーグルの前に獅子座が現れてゴーグルの体に通り抜けるとゴーグルの姿が胸の星型のマークがある赤いスーツにV字のバイザーの上に獅子が刻まれたマスクを装着した姿となる。

 

ゴーグル→シシレッド「スーパースター!シシレッド!」

 

コジロウ&デュオ&エリオ&バン「いやいやいやいやいやいや!」

 

名乗りあげたシシレッドに思わず数人がツッコミを入れる。

 

シシレッド「ん?」

 

コジロウ「いや、ん?じゃないだろ!なんで別!?」

 

デュオ「展開的に永夢と一緒に変身でWエグゼイドじゃね!?」

 

エリオ「と言うかもう1つあったんですか!?」

 

バン「なんでそっち!?」

 

どうしたの?と首を傾げるシシレッドに上記4人は各々にツッコミを入れる。

 

シシレッド「まだ変身してなかったのと気分!」

 

リーリエ「気分ですか!?」

 

サトシ「まぁ、ゴーグルだしな;」

 

ピカチュウ「ピーカ;」

 

パラド「はははははは!ホントお前は面白いな!変身!」

 

デュアルアップ!

 

Get the glory in the chain! PERFECT PUZZLE!

 

答えたシシレッドのにサトシは苦笑してピカチュウが呆れる中でパラドは笑いながら変身してパラドクスになる。

 

永夢「気を取り直して変身!」

 

丈「変身!」

 

ガシャット!

 

レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?

 

その後に永夢と丈も自身の腰に装着したベルト、ゲーマドライバーにライダーガシャットをセットすると音声と共に永夢と丈の周囲に複数のパネルが現れ、2人はその中にあったパネル1つにタッチする。

 

アイム ア カメンライダー!

 

音声と共にタッチしたパネルから現れたゲートを潜り抜けて永夢は2頭身のエグゼイドレベル1となる。

 

丈は顔がゴマモンが進化した姿のイッカクモンを模して口部分がダイビングなどで使われるレギュレーターみたいな感じになった頭のカラーリングが灰色の2頭身の仮面ライダーになる。

 

永夢→エグゼイド「行くぜシンシアー!」

 

丈→シンシアー「はい!」

 

頷いた後にそれぞれ駆け出して骸骨兵と戦っていき、パラドクスもシシレッドと共に迎え撃つ。

 

バン「俺達も行くぞエリオ!チェンジ!」

 

エリオ「はい!チェンジ!」

 

それにバンもダ・ガーンXになり、エリオは左手首に装着したカイザーブレスの下のボタンを押すと中央が反転してライオンの顔が出た後にライオンの目が光り、エリオは白いライダースーツを装着、その上に勇者エクスカイザーのキングエクスカイザーを模したアーマーが装着されて行き、最後に顔にキングエクスカイザーの顔を模した仮面を装着する。

 

そして身長も成人男性になる。

 

バン→ダ・ガーンX「ブレイブアースナイト!ダ・ガーンX!」

 

エリオ→エクスカイザー「ブレイブナイト!エクスカイザー!!」

 

名乗り上げると共にエクスカイザーの胸のライオンが咆哮する。

 

ダ・ガーンX「エリオもブレイブナイトに変身したのか?」

 

エクスカイザー「これからのを考えてこっちの方が守り易いと思うからです」

 

そう返した後にエクスカイザーはストラーダで骸骨兵を貫き、ダ・ガーンXも納得して援護に回る。

 

サトシ「俺も!行くぜセイリュウケン!」

 

セイリュウケン「ああ!」

 

続いてサトシも右手首に装着されているセイリュウケンへとそう言った後にセイリュウケンはキバとクロ―展開した魔弾戦士共通の武器『マダンナックル』を少し大きくして篭手の様な感じに変更した感じのに変わる。

 

その後にセイリュウケンの龍の顔を後ろにスライドさせる。

 

サトシ「リュウセイキー!」

 

スライドさせた事で現れた鍵穴にマダンキーを差し込んで回転させた後に…

 

サトシ「発動!」

 

スライドさせていた龍の顔を戻して被せる。

 

セイリュウケン「チェンジ!リュウセイオー!」

 

サトシ「星龍変身!」

 

音声が流れた後にサトシはセイリュウケンを装着した右腕を突きあげるとセイリュウケンから赤い龍が現れて吠えた後にサトシへと向けて急降下してサトシは龍に包み込まれて姿を変える。

 

顔はリュウケンドーで鎧の部分はリュウケンドーとリュウジンオーを混ぜた感じでスーツの色は赤の魔弾戦士

 

サトシ→リュウセイオー「魔弾拳士リュウセイオー!ライジン!!」

 

マオ「サトシも変身した!」

 

マーマネ「と言うか普通に喋るブレスレットじゃなかったの!?」

 

名乗りあげるリュウセイオーにマオ達は驚く。

 

レイジ「んじゃあ俺達も行くか!」

 

デント「だね!イッツ、チェンジタイム!」

 

Wベルトさん「「OK!スタート!ユア・エンジン!」」

 

デントもドライブドライバーのイグニッションキー・アドバンスドイグニッションを捻ってエンジンを始動させ、レバーモードに変形したシフトスピードをシフトブレスの中央部のシフトランディングパネルに装填する。

 

レイジ&デント「変身!!」

 

デントとレイジは一定のポーズを取った後にシフトブレスにセットされたシフトスピードを引く。

 

ドライブ!タイプ・スピード!!

 

音声の後にレイジとデントは腕をバッと広げると2人の周囲にスーツ・赤い装甲が生成され、装着するとどこからともなく2つのタイヤが飛んで来てそれぞれレイジとデントのボディに装着されて仮面ライダードライブに変身する。

 

Rドライブ「ひとっ走り…」

 

Dドライブ「付き合って貰うよ!」

 

そう言ってドア銃とハンドル剣をそれぞれ握って走り出す。

 

デュオ「んじゃあ俺も命燃やして行きますか!」

 

そう言ってデュオは腰にベルト、ゴーストドライバーを出現させた後に眼魂を取り出してセットする。

 

アーイ!

 

バッチリミナー!バッチリミナー!

 

セットするとパーカーゴーストが出現してデュオに迫る骸骨兵を倒しながら空中で踊る。

 

デュオ「変身!」

 

祈祷の様な一定の動作をした後にベルトのレバーを引く。

 

カイガン!オレ!

 

レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!

 

その後にトランジェントという素体状態になってからパーカーゴーストを身に纏い、仮面ライダーゴーストになる。

 

デュオ→ゴースト「そんじゃあレイの様にじゃないが行くぜ行くぜ行くぜ!」

 

そう言ってガンガンブレードを取り出して駆け出す。

 

ガイ「俺達も行きますか!」

 

大地「ええ!」

 

エクスバックルを取り出して腰に装着するとエクスデバイザーをセットする。

 

その後にUXサイバーカードをベルトにセットしたエクスデバイザーに装填する。

 

仮面ライダーUXにトランスします!

 

大地「KAMENRIDE!!」

 

音声の後に言いながらエクスデバイザーの上部のスイッチを押す事でエクスバイザーの側面パーツがX字に展開すると共に大地が光りに包まれ、光りが晴れた後に大地の姿がUXへと変わる。

 

UX、ライダーアップ

 

変身完了するUXの隣でガイは上部のリングと下部のグリップが無く、中央が大きいカラータイマーを模した透明な球体になり、上部分に横にボタンが配置された輪で出来たカードをディケイドライバーの様に2枚挿入する挿入口が前後に配置されて、左側にゴーストドライバーのレバーと同じポンプ式のレバーをセットしたオーブリング、オーブドライバーを腰に装着する。

 

ガイ「ジャックさん!」

 

1枚のカードを取り出してベルトの上部分の挿入口に入れる。

 

ウルトラマンジャック!

 

ドライバーから光が飛び出してガイの左にウルトラマンジャックが現れる。

 

ジャック「シュアッ!」

 

ガイ「Xライダーさん!」

 

その次に別のカードを装填する。

 

仮面ライダーX!

 

今度はガイの右に別の光が行くとXライダーとなる。

 

X「セタップ!」

 

Xライダー「おお!?」

 

ユリーカ「さっきと違う!」

 

ガイ「大海の唸りの如く!お願いします!KAMENRIDE!」

 

ジャックとXと共にXライダーの大変身での変身ポーズを取った後に左腕を上に突き出した後に右手でベルト上部の挿入口の横にあるボタンを押す。

 

ライダーフュージョンアップ!!

 

音楽と共にガイの姿は顔はウルトラマンオーブとなり、体は眩い光で包まれるとジャックとXライダーがガイと重なる。

 

仮面ライダーオーブ!ブレスレットライドル!!

 

音声が鳴り響くと共に光りが弾け飛んで姿が現れる。

 

カラーリングが顔を除いてハリケーンスラッシュの青い所を灰色にし、胸の模様部分もXライダーの胸の赤い部分に近い感じになっている姿のオーブへと…

 

オーブBR「激流にて、闇を打ち砕く!」

 

そう口上を述べてから出現したライドルスティックの両端をウルトラスパークにした感じの武器を握り締めた後にUXと共に駆け出す。

 

負けてられないとXライダーも続く。

 

マシュ「す、凄い…」

 

骸骨兵と戦いを繰り広げる戦士達にマシュはそう漏らす。

 

さっきデミ・サーヴァントになったばかりのマシュにとって彼らは自分が勉強した英霊達と同じ位の戦士と思えた。

 

牛若丸「マシュ殿!我々はマスター達を守りましょう!」

 

DX「俺も手伝うぜ」

 

マシュ「あ、はい!分かりました!」

 

声をかけた牛若丸とDXのにマシュは我に返ってから頷いて気を引き締める。

 

そんなメンバーを離れた場所である人物が見ていた。

 

???「おうおう…何やら凄い状態だな…魔導師やサーヴァントじゃねえ奴らもいるし…さて、様子見と洒落こみますか」

 

そう呟いてから人物はじっくりと見る。

 

人物は一体…

 

 

 


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