IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す 作:proto
♢操真晴人
俺は思出堂に戻り、晩御飯の買い出しに出た。
その後晩御飯の時に志摩さんに悩みを聞いてもらう。そう思いながら、晩御飯の支度をした。
今晩は、ビーフシチューにした。
晩御飯が、始まって数分後に、話を始めた。
「志摩さん、ちょっと話を聞いてもらってもいいですか?」
「ん?あぁ、別に構わんよ」
「実はちょっと、相談がありまして。」
「なんでも言ってごらん。流石がに給料upは、無理だけどね、ハハハッ。」
「いえ、ちょっと悩み相談をして欲しいのですが。」
「あぁ、なんだい。悩むのは、十代の特権だからね。」
「実は、そのなんというか、今日、ファントムに襲われていたゲートの女の子を助けたのですが、その子の事を考えると、こうなんか、胸が苦しいというか、なんというか・・・。」
「うん。晴人、それは恋だねぇ〜。」
「これが恋ですか。そしたら、完全に一目惚れ・・・ですね。」
「で、その子、可愛いの?」
「すごく可愛いかったですね。おそらく
俺が今まで会った女性の中でもトップです。」
「もし、お付き合い出来たなら店に連れて
おいで。うちは、喫茶店では、無いがお茶でも用意しようじゃないか。」
「ありがとうございます。でも、また会えれば
ですけどね。」
「さぁ、ご飯を食べてしまおう。せっかくのビーフシチューが冷めかけているからね。」
「そうですね。」
そうか、俺は、恋をしていたのか。
♢更識楯無
私は、妹の簪ちゃんの部屋を訪れていた。
「ねぇ、簪ちゃん。ちょっといいかしら?」
「うん、何か用?お姉ちゃん。」
「実はちょっと相談が。」
「何?お姉ちゃんが相談?」
「うん、実はね、今日助けてもらった人に一目惚れしちゃったんだ。」
「へー、どんな人だったの?」
「うーん、なんというかその、物腰柔らかくて、正義感が強くて、魔法使いだったな。」
「お姉ちゃん。その魔法使いってのは、比喩的な表現?」
あっ、そういえば簪ちゃん、晴人君の事を知らなかったのか、気絶してたし。
「うん、まぁ、そんなとこかな。」
私は誤魔化してしまった。
「まぁ、お姉ちゃんが好きなら、その人見つけた時にでも、話しかけてみたら?向こうは、覚えてないかもだけど。」
簪ちゃん、何故かお姉ちゃんに冷たいです。反抗期でしょうか?お姉ちゃん悲しい。
♢操真晴人
俺は今日、ちょっとした休暇をもらった。
何故かと言うと、志摩さんの用事で店を開けるので今日は、臨時休業となっているのだ。
俺は、一通りの家事を終えた後、家を出た。
志摩さんは、給料まで、出してくれているので懐は、割と暖かい。そんな訳で大きめのショッピングモールに来ていた。俺は取り敢えず、プレーンシュガーのドーナツを買い食いしていた。そんな事をしつつ、今日の目的の場所、
服屋の前に来ていた。何故かというと、ここ数週間で、何着か、虫食いの被害にあったので、少しばかり服を買い足しに来ていた。
どんな服を買うか迷っていた時だった。
彼女に、また出会えたのは。
♢更識楯無
私は、今日こないだ襲われた気晴らしに
ショッピングモールに来ていた。
暇なので、ぶらぶらしていたら、
偶然にも、彼に、晴人君に出会う事が
出来た。それから彼に話しかけてみると、
服を買いに来ていたらしい、それでどんな服
がいいのか悩んでいて、私に選んで
くれと頼んで来た。まぁ、実際は、
もっと丁寧にだか。私は、それを快くOKした。そして、彼に、革ジャンとレッドとパープルのズボン、それにアイボリーとブルーのTシャツを勧め、彼は、それを買った。
楽しい時間を過ごしたが、しかし、
事件は、再び起こるのだった。
たまたまそこでやっていた。IS展示会で
事件は起こった。
はい、どうも、protoで、ございます。
さぁて、今回は、デート!?でございましたが、
また事件臭がする終わり方です。
さて次回あたり、IS学園にいけそうです。