IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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第71話 年越しの終わり

♢操真晴人

 

「エクスカリバープロト!」

対IS用に開発していた束さんの

最終兵器とも言える剣。

実質的なところ、魔法石を使って

ゲームを作る際の実験のために作った剣

・・・・・要は、副産物だな。

「さて、プロトタイプか。

試させてもらいますよ!」

突っ込んで来る全ての人間の波長を合わせ、

エクスカリバープロトを、構え・・・・

全力で回し切りをする。多少魔力を

刀身に纏わせる事ができる様で、

切った後には、魔力による斬撃波が生まれた。

「セイヤァァァァ!!」

何処かの、明日のパンツと少しの

お金で生きていける人の様な叫びを上げ

ISの半分以上の訓練機は、落とせたが。

やはり、専用機だけは、落ちなかった。

さらには、訓練機を使用していた筈の

織斑千冬(あのアホ)も残っていた。

こうなったら、使ってみるか。俺は残った

全員を誘導する。そして、

『バインド プリーズ』

全員を縛る!!

「「「きゃぁ!」」」

「一夏!貴様ぁぁ!!」

「うっ、酷いですわ、晴人さん。」

「離してよ、晴人。」

「くっ、嫁よ!私もヤるのか?」

「一夏、甘いぃ!」

なんと中国が、龍砲を撃って来た。

「早く決めるかな。」

俺は、感覚を研ぎ澄まし、魔力を

剣の先端に集め、刀身に魔力を満たさせる。

これ以上は、集まらないと限界値に達した

ところで、発動する。

「魔力充填完了!エクス・・・

 

 

 

カリバーァァァァァァァァ!!」

エクスカリバープロトから膨大な光が

溢れ出し、専用機達のSEを奪っていく。

しかし、力には、代償が付き物。

バギィン!と言う音を立て、

エクスカリバープロトは、折れてしまった。

「あちゃー、折れた・・・か。」

「晴人君、それ・・・。」

「ん?あぁ、俺の武器はあくまで対

ファントム用だからな。正直、手加減しながら

あの連中とやるのは、面倒だったからな。

束さんに言って魔力で使える対IS用の、

武器を作ってもらった・・・ってのは建前。

実際は・・・ん?刀奈?」

「晴人君、私と模擬戦するときも

手加減してたの?」

「・・・・まさか。俺が

刀奈相手に手加減してら、

秒殺されちまうよ。」

本心だった。

「晴人君、ごめんね。変なこと聞いて。」

「いいさ、俺も言い方が悪かった。」

そんなこんなで、終わったのだった。

 

現代

「懐かしいわね。」

あぁ、懐かしいな。

「そうですね。この頃は、

特段先輩とは、話とかも

してませんでしたし。」

「最近になってからだもんな。」

「そう言えば晴人君。あの後、

篠ノ之博士のゲームと、エクスカリバー

プロトは、どうなったの?」

「エクスカリバーの方は、データを元に、

実戦で使えるレベルにまで、パワーアップ中。

ゲームは、7、8割完成してるらしいぞ。」

「そうなんだね。」

「先輩!そのゲーム。私にも、

プレイさせてください!!」

「わかった。頼んでみるよ。」

「ありがとうございます。」

「じゃ、じゃあ私も!」

「わかったよ。」

そんな訳で、年が明けた。




はい、protoです。
いやー、もうすぐバレンタイン。
やりますよ!バレンタインイベント!
さて、FGOでも、バレンタインイベントが
発生中。でも!アルトリアが出てないから
ガチャを回します。
今回は、解説おやすみ

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