IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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第60話 最悪の決闘

♢操真晴人

 

約束の日。俺が更識の屋敷に

挨拶に行く日・・・だ。

右隣には、俺と腕を組んでいる刀奈、

左隣には、簪がいる。

因みに、年末前の普通の休みです。

更識の屋敷の、大広間に従者さんたちが、

集まってくれていた。

「「「「おかえりなさいませ。楯無様、簪様。」」」」

「簪さん?これ毎回やられてるの?」

「いえ、毎回では、ないですよ、先輩。

今回は、お客様が来ましたからね。」

「俺が来たからか・・・。」

「さて、みんな。仕事に戻って・・・

と、言いたいところだけど、

今日、戻ってきた理由は、私の旦那様の紹介と、

それに伴うことについての相談。」

「「「「畏まりました」」」」

そんな感じになったところで、

誰かが、入ってきた。

「おぉ、お嬢様方。ご機嫌麗しゅう。」

2人の顔を確認するとだ・・・

顔を歪ませていたよ。

「「あ、あはは。どうも、蘇豪(すごう)さん!」」

お、流石姉妹。見事に苦笑いからハモったな。

『刀奈、現状刀奈をなんて呼べばいい?』

俺は、愛用してる試作型IS通信機を使い、

刀奈にコンタクトを取ると、

『この場では、楯無って呼んでくれると助かる。』

「楯無さん?この方は?」

「この人は、蘇豪 明(すごう あきら)さん。

元許婚らしいわ。」

「それで、彼は、誰なんだい?

か・た・なちゃん。」

「刀奈、こいつ潰してもいいかな?」

少し怒気の強めな声で俺は、そう聞いた。

「へぇ、ガキの分際で、この僕に刃向かうきかい?」

「なるほど、刀奈もしもの時は、

俺を止めてくれ。この際、メロンエナジーを

使っても構わないから。」

「わ、わかった。」

「じゃあ、格技場にでも移動しようか。」

「あぁ、いいぜ。」

俺は、半分キレたまま格技場

へと、移動を始めた。

「さて、ルールは?」

「どちらかが、降参したらでいいだろう?」

「そのルールで行こうじゃないか!

もちろん!君が負けたら、彼女は、僕の

物だ!」

「俺が勝ったら、二度と彼女達に顔を向けるな!」

「晴人君、落ち着いてね。」

軽くキスをしてくれた刀奈の為に、

全力で、こいつを潰す!

「それでは、操真晴人vs蘇豪明の

決闘を開始します!」

その瞬間、周りから沢山人が飛び出してきた。

刃物やら、鈍器やら何やら、色々持った連中。

「別に!タイマンと言った覚えは無いぜ!」

「わかってる。変身。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム ドラゴン!

ボー!・ボー!・ボーボーボー!」

ドラゴタイム セットアップ スタート

ウォーター ハリケーン ランド

ドラゴン

ドラゴンフォーメーション

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

コピー プリーズ』

圧倒的な力の差の決闘が、

今始まろうとしていた。




はい、protoデス!

今回は決闘ということです。
因みに、蘇豪明の名前は、
SAOのクズ野郎と
暗殺教室のクズ教官の混じり?です。

それでは、また次回!

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