IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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皆さん、遂に50話達成です。
読者の皆様のおかげです。
ありがとうございます!

あと、前話のジョジョネタ・・・では、
無いですね。メインタイトルにつく
サブタイトル的なのわかる人いたかな?


第50話 分裂の晴人

♢更識簪

 

倒した。ファントムを。

現行兵器中最強と言われていた、

ISでも倒せなかった相手を・・・。

それは、ともかくリングを確認

の前に、お姉ちゃんの確認しないと。

「お姉ちゃ・・・ん?どうしたの?」

何があったかと言いますと、

泣いてた。そりゃお姉ちゃんも

人間だから泣くけどここまで泣いたのは、

生まれて初めて見た気がする。

「いや、なんか、お姉ちゃん・・・グスッ、

面目無い・・・グスッ、と思って。」

要は、お姉ちゃんは、私一人に戦わせて、

何もできなかった事を悔やんでいる様だ。

「で、でも、お姉ちゃんのお陰で希望を

取り戻せたんだよ。」

「うん。そう言ってもらえたら、

お姉ちゃん、居て良かったよ。」

「お姉ちゃん、戻ろ。部屋に。」

「う、うん。」

 

さて、リングがあまり無いなぁ、

確か、お姉ちゃんの知り合いに

指輪を作る人が居るとか居ないとか。

私は、お姉ちゃんと部屋に戻り、

落ち着いたタイミングで話をすることにした。

 

♢操真晴人

 

うぅ、刀奈。

俺はアンダーワールドで、

縛られていた。刀奈との生活の中で、

織斑一夏としての存在は消え失せ、

完全に操真晴人としての、人生を歩み

初めていた。それにより、織斑一夏は、

俺の根底から、姿を消しかけていた。

確かに俺は操真晴人であり、

織斑一夏であったが、魔法使いになり、

刀奈に出会い、様々な事をしていた。

それにより、織斑一夏は、存在ごと

無かった事になりかけていった。

織斑一夏としての記憶より、

操真晴人としての記憶の方が、

より良い思い出が、強く多かったのだろう。

しかし、こないだの件で、ドラゴンは一度死に、

俺の悪運か、力を願ったせいか、ドラゴンは蘇った。

しかし、俺の負の感情も、次第に増幅していったの

だろう。あの、掃除用具と掃除用具と掃除用具の

せいだな。これは、間違い無い。

 

今、俺の体を支配して居るのは、負の感情。

()()()()としての俺だ。

まぁ、つまりダークネスリングが、操真晴人

としての俺と、織斑一夏としての俺を分け、

織斑一夏の方に負の感情を与えた。

そうする事で、奴は個体としての意識を持ってしまった。

 

そして、今居るのは、

()()()の近くだった。

 

♢更識刀奈

 

そう言えばもうすぐ、

晴人君の誕生日だったな。

プレゼント・・・買わないとな。

何がいいかな。

それまでに何とか見つけ出さないと。

「ねぇ、お姉ちゃん。」

ん?簪ちゃんか。

「どうしたの、簪ちゃん?」

「私ね、魔法使いになったのは、

いいんだけど、指輪があんまり無いんだ。」

「あぁ、それなら、志摩さんの

所に・・・明日行ける?」

「おk」

ついでに晴人君の事、話しておこうかな、

 

 




はい、どうもprotoです。

私は、今ヲタ恋という作品にハマっております。
凄く面白くて、凄い共感できる作品なんですよねぇ、

さて、次回タグを一つ追加させていただきます。

それでは、また次回!

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