IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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ハッピーバァースデイ トゥ メイジ
(鴻上さん風)
ん?鴻上さんが、わからない?
OOO(オーズ)を見よう!


第49話 覚醒の簪

♢更識簪

 

希望を捨てない。か・・・。

お姉ちゃん、無理だよ。

私の希望は、もう砕けちゃう。

「簪ちゃん!ダメだよ。

もうこれ以上何も失いたくない。」

お姉・・・ちゃん?

そっか、なら頑張ら・・・ない・・とね。

「私の希望の硬さは、ダイヤモンド!

だから、私の希望(ダイヤモンド)は砕けない!」

「何!?まさか、一度絶望した者が。ありえん!」

「ありがとう、お姉ちゃん。

お姉ちゃんのお陰で希望を取り戻せたよ。」

「簪ちゃん・・・。」

「私は、私の希望(家族の笑顔)を守る!」

私の体から光が発せられ、

腰にドライバーが、手には指輪が存在していた。

一度、お姉ちゃんから彼の変身を見せられた事がある。

右手に手形の付いたリングを、左手に宝石の様な

物が付いたリングを付ける、

そして私は、お手本通り、右手をベルトの

バックル部分にかざす。

すると、ドライバーが、彼のと似た様な形に

なった。そして、レバーを操作し、ハンドオーサーを

左手側にする。すると

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!』

と、彼のとは音声が同じでも、音程が低い。

私は、「へ、変身!」と言い、

ベルトに左手をかざした。すると、

『チェンジ ナウ』

と低い音声で音が鳴る。その瞬間

私の意識は、真っ白い空間へと誘われた。

 

「こ、ここは?」

「やぁ、私の事は、うーんそうだね。

よし、ランサーとでも呼びたまえ。」

「なんか、普通だね。」

「んー、まぁそれは、置いといて。

取り敢えず、君は、魔法使いとして、

力を身につけた。」

「私が魔法使い。」

「うん、そして私は、槍を扱う予定だった

ファントム。これからは、あなたの魔力の源に

なるわ。」

「うん、それで?」

「この力は、危険。使うのには、

覚悟が必要。」

「大丈夫。覚悟なら絶望を振り切った時に

決めてあるから。」

「そう、なら戦いなさい!」

 

そうして、私は、魔法使い

《仮面ライダーメイジ/ランサースタイル》

となった。

 

♢更識刀奈

 

よかったのかしら、簪ちゃんを

戦わせることになってしまった。

また、失いたくは、ないけど、

妹だけを戦わせるのは、

気がひける。

何か、ファントム達と、まずは、グール

から、戦える様にしなくては・・・。

刀奈も新たな決意を胸に、

戦いの覚悟を改めて決めた。

 

♢更識簪

 

この槍・・・と言うより薙刀か。

凄く扱いやすい。まるで私の為にある様な武器。

薙刀の持ち手部分には、握り手(ハンドオーサー)が付いて居る。

確か、親指のレバーを操作して、手を開かせる。

そして、左手を握り手と握手する様にかざして、

必殺技!『キャモナ スラスト シェイクハンズ!

キャモナ スラスト シェイクハンズ!

チェンジ スラスト ストライク!』

「ハァァァァァ、セイハァァ!」

決着は、付いた。




はい、簪を魔法使い
仮面ライダーメイジ/ランサースタイル
へと覚醒させたprotoです。

さて、いつになったら、晴人君の
話を書くのかと気になる方も多いかな?
多くないな、最近読者数減ってるし笑笑。

さて、それではまた次回

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