IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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第39話 デートの前に・・・

♢操真晴人

 

新たなる力を手に入れた次の日。

俺と刀奈は、デートの前にやらねばならない

事を思い出した。

そう、デュノアの件だ。

「さて、さっさと、終わらせるか。」

「そうね。シャルロットちゃんの

身の安全は、IS学園特記事項の

第21項で保障されてるから・・・。

デュノア社の不正の証拠。よし、

こんなもんでしょう。」

「さてと、いくら対暗部用暗部

とは言え、二人でやるのは少し

ばかり、リスクが高い。」

「うーん、もう一人か、

二人くらいは欲しいわね。」

「虚さんは、どうだ?」

「多分協力してくれると思うわ。

そっちは、織斑先生とかは?」

「ありゃダメだ。俺からお願いすると、

もれなく、見返りを求められる。」

「そうね。それじゃあ・・・。」

そんな事を話していると

「証拠の整理は、終了ね。」

「やっぱり、ここから後の処理は先生

方に任せよう。これ以上は、

俺たち生徒が首を突っ込むのは、

面倒事が起きそうだし。」

「確かに、IS学園は、

教師より、生徒の方が優秀だ。

なんて、噂が立ったら責任取れないしね。」

「それじゃ、生徒会の書類に混ぜておこう。」

「それはいいわね。そしたら、

こっそり書類に忍ばせときましょ。」

 

後日

 

「おい、これは一体なんだ!?」

「なんです?騒がしい。」

「おお、操真か。これは。

なんなんだ?」

「何って、どれどれ・・・

ただのデュノア社の不正に関する

資料じゃないですか。」

「え?なんとも思わないのか?」

「先生、生徒会に生徒が悩みを

相談したら、解決に動くのは

普通じゃないですか。」

 

♢織斑千冬

 

「そ、それも、そうだよな。」

 

私は生徒会から提出された

書類に目を通していると、

デュノア社の不正に関する

資料を見つけた。

何事かと思い、この書類を

提出した生徒会に質問する為

生徒会室に来て、一夏に尋ねた。

すると当たり前の如く答えたので

私は自分がどうかしているのかと

思ってしまった。

「そ、そうだ。操真、後で私の部屋に来い。

き、拒否権は無いからな。」

こないだなの件で一夏と一部の人間に

バレてしまってからな。

 

♢操真晴人

 

さてさてさーて、面倒なのに

目をつけられたもんだ。

「刀奈、少し行ってくるわ。」

「う、うん。何も無いと思うけど気をつけて。」

「あぁ、すぐ帰ってくるから。」

現在夜10:30

 

俺はノックする。

「操真か?入れ。」

「全く、何なんだよ?」

「おい、一夏!こないだの・・・

「こないだの件は、あんたが

俺を一夏と呼ばなければ少しは

抑えられたはずなのだが。」うぐっ。」

「それに、一番暴走してたのは、

あんただったと思うんだけど?」

「だって、あんな18禁レベルの写真

見せられたら「あんなの冷静に見れば

アイコラだとわかるだろうが!」グスン。」

フッ、これで終わったな。

 

「ただいまぁ、今帰ったぞ。」

「・・・・・。」

「刀奈?何かあったのか?」

「スー、スー。」

寝てた。ぐっすり寝てた。

俺は時計を確認した

現在夜11:50

そっと寝顔の刀奈にキスをして、

俺も寝た。




どうも!protoです。

はぁはぁ、いやー、書いてる時に
落ちちゃって。本当に申し訳ない。
次はいつも通り投稿できると思います。

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