IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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最近、サブタイトルをつけ忘れます。


第35話 ビーストの食事

♢似藤高介

 

IS学園の女子たちが、部屋で

待機している中、俺は宿の外に出ていた。そろそろ魔力を食わないと死ぬため、近くにファントムが居ねぇか探索に来て居た。しかし、その場で見たのは連携のとれた2機のISとただただ正面突破を試みる馬鹿の一つ覚えの様な行為をとっている1機のISだった。暴走しているのだろうと思われるISに向かい、2機のISの素晴らしい連携を取っていた。俺はその美しいとも言える連携に興味を覚え、少しばかり近づき観察をしていた。よく見てみると、1機は、ISらしくなかった。そして、そのISが使っている能力を、俺は知っている。あれは魔法だ。魔法陣を使って能力を発現させている。しかも俺と同じく、指輪を使う様だ。って事は、あいつも俺と同じで魔力を食わないと死ぬ体になっちまってるのか。そんな事を考えていると赤いファントムが乱入していたのであった。

「やっぱピンチは、チャンスだな。」

 

♢操真晴人

 

さて、銀の福音をグラビティで

拘束したのは良いものの、あの掃除用具が邪魔だ。

しかし、そんな事を考えている余裕はなかった。

銀の福音が光り始めたタイミングで、

赤いファントムの乱入があった。

「よう、お前が指輪の魔法使いだな。」

「全く、なんでこんなに面倒事が増える。

魔法を使うのは、結構疲れるんだ。」

「俺の名はフェニックス。

指輪の魔法使い、俺と戦え。」

銀の福音がセカンドシフトしてしまった。

「仕方ない、相手してやるよ。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ウォーター! ドラゴン!

ザバザババシャーン・ザブーン・ザバーン!』

「さぁ、改めて。ショータイムだ!」

「ちょーっと待った!」

「「はぁ?」」

おっと、フェニックスと被ったな。

「おい、操真。そいつは俺が戴く。」

「あぁ、好きにしろ。」

そりゃ、ありがたい。これで

銀の福音に、集中できる。

『バインド プリーズ』

水の鎖で銀の福音を、拘束。

「さぁ、フィナーレだ!」

俺は、ウィザーソードガンをガンモードで

取り出し、握り手(ハンドオーサー)を開く。

『キャモナシューティングシェイクハンズ!

キャモナシューティングシェイクハンズ!

ウォーター!シューティングストライク!

ザバザババシャーン!ザバザババシャーン!』

「ハァァァァァ、はぁ!』

技の威力を調整し、なんとかISを、停止させる。

「おい、篠ノ之!操縦者を連れて早く

旅館に戻れ!早く!」

「あぁ。わ、わかった。」

俺は、フライトの能力を切り、地上へ戻った。

「さて、おいビーストとやら、とっとと終わらせるぞ。」

「おう、でも魔力は、俺の物だからな。」

「何言ってんだ?まぁいい。」

《バッファ GO!バッ・バッ・バ・バ・バ バッファ!》

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!ブリザード!サイコー!』

「くっ、何だこれは!?」

俺は魔法で奴を凍らせる。

その間にビーストの方はマント?を装着した。

「さぁ、ファナーレだ!」

「さて、メインディッシュだ!」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』

俺にドラゴンの、尻尾が生えた。

その隣ではドラムロールが鳴っている。

《シックス!バッファ!セイバーストライク!》

「「うぉぉぉぉぉぉぉ、はぁ!」」

俺はドラゴンの尻尾で、ビーストは、

6つの魔法陣から6体のバッファローが、

出現し、フェニックス目掛けて突っ込んで行った。

「あれ?何でだ?魔力を食えてねぇ。」

「どうした?何かあったか?」

 




はい、今回は戦闘メインで書いてみた
protoです。偶にはこう言う回も入れないと。
そういえば、プランデットヒート使わずに
済みましたよ。

さて、次か、次のはなしで番外編。
今回はストーリーに若干関わっています。
そちらもお楽しみ。

それでは次回。また、お会いしましょう、

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