IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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第27話 臨海学校前日の暴走

♢操真晴人

 

明日から、臨海学校・・・と言う名の校外実習だ。

別に嫌な気はしない。正確には、今はしてない。

なんせ、警備・・・と言うかなんと言うか。

まぁ、堅苦しい名目上ではあるが、

刀奈もくるのなら嫌な気が起こるわけもない。

実際、俺が臨海学校に行きたくなかったのは、

刀奈が、いないからだからな。

そんな訳で、何かとアホ教師にこき使われた

ので、帰りが遅くなった。故に!現在部屋の前である。

「ただいま、刀奈。」

「お帰りなさい。ご飯にします?

お風呂にします?それとも・・・わ・た・し?」

うん、わかっててやってるんだろうな。

しかも、裸エプロン。だがな、いいかお前ら!

俺は、刀奈が可愛いから許すぜ!

「それじゃあ、か・た・な。」

「え///」

「え///、じゃないでしょ。

自分で聞いたんじゃないか。」

「う、うん。そ、そうよね///」

「俺は刀奈がしたいならいつでもしてあげるよ。

と、今すぐ言いたいところだけど・・・」

と、俺はドアの方へ進み、ドン!

と、勢いよくドアを開け放った。

「人の部屋の前で何してんだ!」

そこには、アホ教師こと

織斑千冬。掃除用具こと

篠ノ之箒。金髪縦ロールこと、

セシリア・オルコット。

銀髪ストレートこと、

ラウラ・ボーデヴィッヒ

がドアにへばり付く様に居た。

そして、少し離れたところに

シャルロット・デュノア。

 

♢織斑千冬

 

あいつらが、普段からイチャイチャ

していると言う情報を入手し、部屋の前で

張り込みを2週間前から開始した。

もし、不純異性交友しているのなら、

奴から一夏を取り戻せると踏んだからだ。

今日は、張り込みの前に帰りの時間を

遅くさせるため、少々こき使った。

弟を取り戻す為とは言え、胸が痛い。

張り込みを開始する前に問題が発生した。

一夏が、部屋に入った途端何処からともなく

女子どもがドアにへばり付居ているではないか。

しかも、驚いている。

「ええい、こうなったら。」

私も彼女たちと同じ様にドアにへばり付いた。

そして、現在に至る。

 

♢シャルロット・デュノア

 

私は、例の件。晴人が僕の

最後の希望になってくれる件について

話をしに来た。だけど、何故か部屋の前には

織斑先生達がドアにへばり付いている。

そして、ドアが、開け放たれ、

先生方は、顔が青ざめている。

そして、急に・・・意識が・とお・・・

のい・・・・て・・・。

 

♢操真晴人

 

俺と刀奈の特別な時間を邪魔しに来た奴らを

粛清する為、俺は少しばかり心が痛い。

 

『バインド プリーズ』

 

かなり強めのバインドを使い、奴らを拘束する。

その後、掃除用具と同じ様に、スリープで眠らせ、

全員を部屋にバインドしたまま入れる。

 

「さて、刀奈。こいつらどうする?」

「うーん、そうねぇ。あっ、そうだ。」

「ん?何かいい案ある?」

と刀奈は、手招きをした。

可愛い。死ぬ!死ぬほど可愛い。

「そっか、それは良さそうだ。」

俺は多分凄く悪い顔をしているのだろう。そんな訳で、

「えーと、ポッキー残ってたかな?・・・おっ、あったあった。」

「さて、レディースアンドジェントルマン。

って、ジェントルマンは、いないのか。テヘッ。」

うん、この場に男は俺1人。

でも、「テヘッ」は可愛い。

「ん、ん。これより晴人君と

私のポッキーゲームを開始します。

「「イェーーーイ!!」」

俺と刀奈だけが盛り上がるが

それでいいのだ。

「それじゃあ、ゲームスタート。」

俺は前回はチョコ側からだったので、

今回はクッキー側からだ。

そんな訳で段々と近づき・・・、

そして、キスの状態になった。しかし!ここからが本番。

そこからたっぷり5分間、

濃厚キスを見せつける様に楽しみました。その後、

追い討ちをかけるかの様に手を組んで、みんなの周りを

そのあと、手を恋人握りの状態で、もう一周回り、

確実に彼女たちにトドメを刺しました。

すると、専用機持ち達はISを使用しようと

しました。目の前に教師がいるのに。

だが、そのアホ教師は、

「やれ、やってしまえ!」

と言ったのです。まぁ、録音してたので、

「せんせ!これを校長にでも、

聞かせればどうなりますかね?」

「狙いはなんだ。」

「じゃあ、明日の臨海学校の部屋は

刀奈と一緒の部屋で・・・アー、

気絶しちゃったか。」

超威圧したせいか、刀奈以外の全員が気絶した。

 

そして、ベットに上で避難させていた

シャルロットに関してはもうすぐ準備は、

終わる。恐らく臨海学校中に、

証拠は出揃うだろう。それまでの辛抱だ。

と、言い部屋にラウラを連れて帰ってもらった。

 

その後、彼女たちは、職員室の前で発見された様だ。




はい、臨海学校まで、もうそろそろな
protoです,

今回は全員の前でイチャイチャさせました。
因みに本編では書かなかったことですが、

セ(口の中が、甘ったるいですわ。)
箒(なんなんだ。この異常な口の甘さは!)
ラ(私の嫁とあの様な事を・・・!)
千(う、警戒して無かった訳では
ないが、コーヒーを忘れた。)

となっていた様です。
それではまた次回。お楽しみに

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