IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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えー、もし101話を読まずにこちらに来てしまった方、
先に101話を読んでいただきたいです。


第102話 デュエルスタート!

さて、この全く関係のないSAO要素が

なぜこの世界に入り込んだのか、説明

しようではないか。まずこの作品は

……なんて説明いいから単刀直入に言えよ!

って方もいると思うんで、単刀直入に言うと

「私の趣味だ(プロフェッサー凌馬風)」

って感じです。本当に個人的な趣味で、

だけどタイマンデュエルさせるにはもってこい

なんで、読者の皆様……許してニャン。

はいそこー、「おぇ」とか言わない。

 

 

♢操真晴人

 

さっきの一体なんだったんだ。

まあいい、とにかく今は笛木との

デュエルに集中だ。奴も相当な手練れ。

でも、この世界は変身用指輪以外ほとんど指輪が使えない。

つまり、素の戦闘力(・・・・・)で勝負することになる。

「来い!ドラゴン!」

俺はアックスカリバーを呼び出して剣を構え、

奴はもともと出していた笛のような剣を下段で構えた。

カウントが始まる。何故か1分も時間があるのは

束さんの配慮だろうか。それとも、上の地文と

なにか関係があるのだろうか。

「操真晴人、なにやらメタイ事を考えている

素ぶりを見せているが、私は手加減せぬぞ。」

「あぁ、俺だって手加減しないさ。」

カウントがようやく15秒を切った。

改めて気合を入れ直し、臨戦態勢になる。

そして、カウントが0になった瞬間、

『インフィ二ティ』

と高速移動を開始し、奴の頭にアックスカリバーを

叩きつけようとした。それはさながら剣道で

面を取るように見えた。確実に決まったと思った

時だった。奴は俺がインフィ二ティリングをかざした

時点で防御態勢に切り替えていたのだ。

「あんた、なかなかやるな。」

「そちらもな、操真晴人!」

アックスカリバーは押し返され、奴の

反撃が俺の頬をかすった。

「スタイルチェンジが可能なら。」

「させると思ったか!」

俺は高速で指輪を変えようとするが、

奴もまた変えさせまいと連撃を繰り出してくる。

俺はなんとかリングを変えることには成功したが、

それをドライバーにかざしたくとも、

奴の凄まじい連撃がそれを許さない。

斜め下からの斬り上げがきたと思ったら、

すぐさま真横からの払い斬り。

己が剣を自在に操り俺にリングをかざす

隙をも与えてくれない。だが、そんな時だった。

二つの声が聞こえた。とても聞き慣れた二つの声援が。

「晴人君!絶対に勝って!パパになるんでしょ?」

「なにぃ!一夏がもうパパになるだと!」

ん?今余計なのも聞こえたな。でもそれを

「先輩!私は信じてます!先輩なら笛木の

野望を止められると!」

簪の声が覆い尽くした。

そうだ!俺には守るべき家族がいる。

家族を守るために、俺はこの男を〇す!




はい、protoです。

えーと、最後の最後の晴人君の
セリフで〇が入っていましたが
自主規制です。あと、パパになるのは
もう少し先ですので、どうかご心配なく。

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