IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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中学生の方(一部かもしれんが)卒業おめでとう。


第94話 動くワイズマン

♢ワイズマン

 

そろそろ、魔法使い達も仕上がった頃だろう。

念のため・・・試してみるか。

「メドゥーサ、IS学園にいる魔法使い達を

残り全員で始末せよ。」

「仰せのままに、ワイズマン。」

(さて、僕もそろそろ動く頃合いかなぁ。)

 

メドゥーサが、IS学園に向かってすぐのことだ。

「何か用か?グレムリン。」

「ワイズマンに質問しに来ただけだよ。」

「なんだ?何を疑問に思う?」

「疑問っていうか、教えてもらいたいことが

あるんだ。賢者の石について・・・。」

「それをどこで知った?」

賢者の石は私の目的の物だ。

「まぁ、いろいろとね。」

「ふん、まぁいい。早くIS学園に向かえ。

そしてファントム達を指揮しろ。」

「はぁ〜い。」

「計画をもう一段階進めるか。

賢者の石と、万能の願望機を融合させる。

あの計画は知らないはずだ。」

私は準備を始めた。

 

♢操真晴人

 

街の状況を確認させてたプラモンスター達が、

俺の元へ急に戻って来た。

「・・・マズイな。」

「どうしたの、晴人君。」

「ファントムがIS学園に向かっている。

70体以上はいるそうだ。」

「真耶に生徒の避難を開始させる。」

「街の人達の避難は更識でやります。」

「残りの魔法使いは、俺の分身と行動しろ!」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム ドラゴン!

ボー!・ボー!・ボーボーボー!

コネクト プリーズ!

ドラゴタイム! セットアップ スタート

ウォータードラゴン ハリケーンドラゴン

ランドドラゴン ファイナルタイム

ドラゴンフォーメーション!」

「簪は、俺たち(フレイム&ランド)と

一緒に来い。」

「先輩、お供させていただきます。」

「英国は、俺(ウォーター)と来い。」

「わかりましたわ。」

「似藤は、俺(ハリケーン)とだな。」

「まぁ、しゃあねぇか。」

「刀奈は、後で俺(フレイム)と合流してくれ。」

「わかったわ。無茶しないでね。」

「わかってる。刀奈と簪を残して死ねないからな。」

「「晴人君(先輩)は、私の最高の

旦那様だわ♡(先輩です)。」

「あぁ、二人とも息ぴったりになったな。

それじゃあ、先に行ってる。」

作戦はこうなっている。

俺と似藤は、先行して最前線へ。

俺とセシリアは、少々遠距離から。

俺たちと簪は中間で狩りこぼしのファントムを

片っ端から狩っていく。

 

♢似藤高介

 

「さぁ、ショータイムだ!」

「こっちは、ランチタイムだ!!」

たくさんファントムがいるな。

しばらく魔力には困らなさそうだな。

キマイラも満足してくれるだろう。

 

♢織斑千冬

 

・・・彼氏・・・なんだよな。

でも、あいつの方が魔力も高い。

私は足手まといなのか。たかだか、

ISで世界最強になったからって・・・。

ふっ、らしくないな。こんな事考えるなんて。

私にできる事。それは生徒の避難を完了させ、

いち早く戦場へ駆けつける事。

そう考えた時、岩が・・・正確には

岩に刺さった剣が見えた。私を・・・

呼んでいるかのように輝いていた。

 




はい、だんだんクライマックスへと
駆け上がってるのかな?protoです。
エグゼイドの方もクライマックスへと
駆け上がってますね。みなさん、見てます?

さて、次回は千冬の覚醒になるかな?

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