IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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第89話 スコール

♢操真晴人

 

とある雨の日・・・。俺と刀奈は、

デートに出かけていたのだが・・・。

ゲリラ豪雨にあってしまい雨宿りしようとしていた。

「とりあえずそこのカフェにでも入ろう。」

「そうね、そうしましょ。」

近場にあったカフェに入ると、

「初めまして・・・かしら?」

「あんた・・・亡国企業だろ?」

「亡国企業!?」

「おそらく・・・スコール。」

「へぇ、流石織斑一夏。」

「やめろ、その名は捨てたんだ。」

「蘇合を使った時から感じてたけど、

やっぱりすごい魔力ね。」

「・・・ホムンクルスか?」

「うーん、半分正解ってとこかしら。」

「つまり、機械人・・・間?」

「流石、更識暗部の大将なだけあるわね。」

「それはどうも。」

「で、何か用か?」

「ここのコーヒーが好きなの。悪い?」

「いや、マスター。コーヒー2つ。」

さらっと注文すると、スコールの眼の前に座る。

「で、実際のところは?」

「あなたに協力してもらいたいことがあるの。」

「断る。お前の頼みを聞く義理はない。」

「最初から聞く気ないじゃないの。」

「あ、ほんとね。」

「はぁ、話だけは聞いてやる。」

「ありがとう。頼みたいことって

いうのは、サバトの阻止よ。」

「サバト?なんだそれは。オカルトか何かか?」

「今居るファントムは、大体がサバトに

よって生み出されたのよ。」

「な、なんだって?」

「一年くらい前、たくさんの人が失踪している。

その原因が、ワイズマンが行ったサバト。」

「その話、信じていいんだな?」

「えぇ、サバトに関しては・・・ね。」

「それで、サバト阻止してお前らは、

一体何がしたい?」

「亡国企業のトップが賢者の石を

狙ってるの。それを奪って破壊する。」

「賢者の石。伝説にある奇跡の石か?」

「その力でトップは不死身の体を得ようとしてる。」

「不死身の体。それを得てなにしようとしてんだ?」

「さぁ?トップがなに考えてるのか、

私が知るわけないじゃない。」

「そうか。まぁ、考えといてやるよ。

こちらとしても、ファントムタスクを

消すチャンスだからな。」

「そうね。まぁいい返答を期待するわ。」

そう言うと、スコールは店から出た。

「刀奈は、今回の件どう思う?」

「そうね、サバトに関しては信用していいと思う。

実際にファントムなんて未確認の生物を

生み出せるとしたらサバトぐらいだもの。」

「刀奈がそう思うなら、そうなんだろうな。」

窓を見たら雨は病んでいた・・・。

間違えたな、止んでいた。

「でも、サバトって日食の日にしかできないはずだ。」

そう呟きIS学園への帰路をバイクで走った。




はい、protoです。えーと、皆さん。
あのアンケートならついては、忘れてください。
5票の状態で投票が止まっているのでこのままいくと、
そうなりますね。そうなった場合は、
別のアンケートやります。本当すみません。

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