一発ネタ集   作:ザルバ

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ワールドトリガーの二次創作を少し読んでいるとFateや仮面ライダーはあってもスーパー戦隊はないって気づきました。
そんな光景を見て書きたい衝動に駆られて書きました。
出来ればだれかゴーバスターズとワールドトリガーのクロスオーバー作ってください。
ゴーバスターズの細かい設定がワールドトリガーとかの設定で生きて行けるって思うんで。


ワールドトリガー×ゴーバスターズ

 28万人もの人が住む三門市。そこは(ゲート)が唯一開く場所であった。

 つい昨日転校してきた空閑 遊真が近界民(ネイバー)であると知った三雲修は屋上でこちらの世界での常識をある程度遊真に教えていた。

 そんな徳昼食を取っている屋上で三バカが来てシャバ代を要求、遊真の足技によって黙らせるとその場は収まることはなく、教室でも遊真への質問があった。

「そういやさ、近界民もそうだけど去年確か消滅したんだよな?ヴァグラスって奴。」

 ある生徒が言った言葉に修は反応した。

「ヴァグラス?なんなんだそれは?」

「うそ!そのことも知らないなんてよっぽど紛争地帯だったんだね!

 あのね、メサイヤってのは近界民とはまた別の侵略者なの。確かアレは12年も前の話だったかな?エネトロン転送研究所てのがメサイヤの攻撃を受けたの。12月25日のクリスマスに。その時の研究者が亜空間ってところに転送して一時しのぎをしたらしいんだけど去年突然急激に活発的に行動してエネトロンを奪いに来たってわけ。そんでそのためにメガゾードとゴーバスターズって組織が作られてヴァグラスを完全に倒したって話らしいよ。隊員の名前とか詳しいことに関しては生存者にかかわることだから開示されてないんだけどでもスーパー戦隊ってのは間違いないね!}

「スーパー戦隊?」

「うん!地球を宇宙や異世界、いろんな悪の組織から救った人たちのことだよ!」

「ほほー。」

 遊真が興味を持つと突如警報が鳴り響いた。

 同時刻。修の家で一体のバディーロイドが通信を聞いて驚いていた。

「なんだって!アイツ等全部シャットダウンしたはずだろ!ああ、わかった。修にはトランスポッドを持たせてる!じゃあ俺学校に行くからな!」

 バディロイドはそう言うとバイクに変形し急いで修のいる学校へと向かった。

 一方そのころ修は廊下でモールモッドをイチガンバスターで応戦していた。

「先生たちの避難も完了したし、空閑には大丈夫って言ってある。ルールを破ってないし、やるか!」

《transport!》

 修の手にソウガンブレードが転送されと修は一気に超加速しモールモッドの弱点である目を切った。

「これで一体!もう一体は!」

 修は急いでもう一体がいる方へ向かう。

 少し時間が経ち、嵐山隊が到着した。

「嵐山隊到着。すみませんが現状を教えてください。」

「は、はい!」

 教師が現状を説明しようとした時であった。後者を壊してモールモッドが三回から後ろ向きに落ちて来たのだ。

「なんだ?」

 嵐山が三階の方を見るとそこには修の姿があった。

「これで止めだ!」

 修は三階からモールモッドへ向かい飛び降りると弱点である目をソウガンブレードで突き刺した。モールモッドは活動を停止する。

「ふぅ・・・・・・・・・ん?あ、嵐山隊長ですか!お疲れ様です!」

 修は嵐山に気づくと深くお辞儀をする。

「あ、ああ・・・・・これは君が片付けたのかい?」

「はい!C級隊員の三雲修です!」

 そのことを聞いて嵐山はまず修の服装を見た。服装はどう見てもトリガー発動時の姿ではなくただの制服姿。しかも手には見慣れない武器を持っていた。

「すごいな君は。どうやって倒したのかぜひ・・・・・」

 嵐山が聞こうとした時であった。バイク音と共に修を呼ぶ声が聞こえて来た。

「修―!」

 無人のバイクがいきなり学校に入ってきたことに一同パニックを起こす。

 バイクはロボットへと変形する。

「ニック!なんで学校に来てるんだよ!」

「そんな話はどうだっていい!それよりメタロイドはどこだ!」

「ちょっと待て!メサイヤもエンターもシャットダウンしただろ!なんでメタロイドが・・・・」

「俺にもよくわかんねーんだけど指令室から俺に通信があったんだ!しかもエネトロンを狙ってるって!01は今こっちに向かってるって話だ!それより早くメタロイドを・・・・」

「ちょっと待って!」

 そこへ木虎が割って入ってきた。

「三雲君と言ったかしら?何がどういう状況なのか説明してもらえるかしら?」

「いや、俺にもわからないです!第一ニック、メガゾードの転送時時間はあとどれくらいなんだ?」

「俺が聞いた話じゃ20分だって・・・・・」

「だとしたらあと14分くらいか・・・・・」

 修は腕時計を見る。するとニックは思い出したかのようにトランクを出す。

「そうだこれ!必要だろ?」

「ああ。」

 修はトランクの中に入っているモーフィンブレスを時計と入れ替えて装着する。

 その直後、倒したトリオン兵の中から1と0のデータが集合しモールモッドロイド」が出現する。

「新手のトリオン兵!」

 木虎は銃で応戦するが全く効いてはいなかった。

「効いてない!」

「下がってください。ここからは俺の仕事です。」

 修が前に出る。

「ちょっと!C級隊員が勝てる相手じゃないわよ!」

「こいつはトリオン兵じゃない、ヴァグラスです。」

 修はそう言うとダイヤルを回す。

《It’s Morphin’ time !》

 修の体にバスタースーツが転送される。

「Let’s Morphin !」

 モーフィンブレスのボタンを押すとヘルメットが転送され、修はレッドバスターへ変身する。

「バグラー!」

 モールモッドロイドがそう言うと多くのバグラ―が出現する。

 すると学校に一台の車が入ってきた。そして中からブルーバスターとイエローバスターが姿を現した。

「遅れてごめん。」

「いや、ナイスタイミングですよ。」

「さっさと片付けてボーダーに事情説明しないといけないんだから。」

 三人はそう話すと一斉に宣言する。

「レッドバスター!」

「ブルーバスター!」

「イエローバスター!」

『特命戦隊ゴーバスターズ!』

《transport!》

 二人は手にソウガンソードに転送する。

「バスターズ!レディ――――――――・・・・・」

『ゴー!』

 




余談ですが実家規制の時に書きたかったのに今住んでいるところにノートパソコンの電源コンセントを置いてきてしまって結局ヒロアカの方一話仕掛けなかったという情けない話ですよ、これが。

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