東方記憶録~思い出が織り成す物語~   作:高麗

3 / 6
第3話 弾幕とスペカ

今回からは視点がコロコロ変わります!!

 

 

 

御了承ください…(泣)

 

では本編

 

――――――――――――――――――――――

~前回は~

 

「何で弾幕とスペカを使わなかったの?」

 

 

「なにそれ…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side剣斗

 

 

 

パチェに昨日弾幕とスペカを教えてもらうことになり図書館に来てと言われたので向かっていたのだが…

 

 

そこでは咲夜が倒れていた。

 

 

 

 

 

「なぜッ!!!!!!!!!」

 

 

 

取り敢えず駆け寄った。

 

 

 

その瞬間なぜ倒れているか分かった。

 

 

 

 

「こいつか…。咲夜をやったのは…。」

 

 

 

 

そいつの名前は

 

 

 

「Gィィーーーーーーッ!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

ゴキブリだった。

 

 

 

毎日掃除しているのに出るゴキブリも不思議だが咲夜がゴキブリで倒れる方が不思議だ。

 

 

「いつもはあんなにしっかりしてるのに…。」

 

 

取り敢えずゴキブリを倒そう!!

 

 

 

 

バッチィーン

 

 

ドゴォーーーーーーーン!!!!!!!

 

 

 

 

「あ、、、ヤバ、、、。」

 

 

 

 

床が抜けていた。

 

 

 

 

 

そのあとレミリアに叱られ修理させられたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

「あーあ。時間とっちゃったなー…。」

 

 

 

 

ガチャッキィー

 

 

すごい音のなるドアノブだ。

 

 

 

「ごめんパチェー。遅くなっちゃったー。」

 

 

 

 

返事はない。

 

 

 

「パチェー?」

 

 

 

「はーい。」

 

 

 

あっいた。

 

 

本棚からひょこっと顔を出した。

 

 

 

こんな人が何百年も生きてるんだよなー。

 

 

なんかすごい。

 

 

 

そもそも人なのかもわかんないけど、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideパチュリー

 

 

「弾幕ごっこは殺傷能力のない弾幕戦うことで、何かを賭けているときは負けた方がそれをしないといけないの。」

 

 

「なるほど。じゃんけんみたいな感じ?」

 

 

「そうね。イメージ的にはそんな感じかしらね。」

 

 

我ながら完璧な説明ね…。

 

 

 

「で?その弾幕ってどうやってだすの?」

 

 

 

「まずは手のひらに自分の中にある力を溜めて…。」

 

 

「なるほど。」

 

 

 

シュンッ

 

 

剣斗の髪のいろと瞳の色が変わったわね。なぜか研究してみないとね。

 

 

「そうしたら、この力を具現化するイメージでフッ!!」

 

 

ポゥン

 

 

 

「おおー…。」

 

 

「さぁ。やってみて。」

 

 

 

「ハァッ!!」

 

 

ボォン

 

 

 

「よしっできたぜ?」

 

 

 

「それを私に撃ってみて。」

 

 

 

「いくぜっ!!どりゃぁーーーーッ!!!!!!!!!」

 

 

 

「魔法壁!!」

 

 

 

 

ドンドンドンドゴォーン

 

 

 

「なかなかの威力ね…。」

 

 

 

すごいわね…。あれだけの説明ですべて成し遂げるなんて。次はスペカについて教えようかしら。

 

 

 

 

「オッケーよ。次はスペカについて教えてあげるわ。」

 

 

 

「おう。頼むぜ。」

 

 

「まずスペカがどんなものか教えるわ。」

 

 

「スペカとは、スペルカードの略称で弾幕で戦う弾幕ごっこの必殺技みたいな感じね。」

 

 

「なるほど。」

 

 

 

「その効果は色々で攻撃系や回復系、強化系など色々あるわ。」

 

 

 

「フムフム…。」

 

 

 

「じゃあここに紙があるからスペカを作ってみましょうか。」

 

 

「フムフム…ってえええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!スペカって作れるの!!??」

 

 

 

「ええ。作れるわよ。しかも可能性は無限大なのよ。常識にとらわれないことがコツね。」

 

 

 

「なるほど。」

 

 

 

「作り方は?」

 

 

 

「まずスペカに向かって自分の想像を送り込むの…。そしたら出来上がるわよ。」

 

 

 

「説明雑だな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side剣斗

 

「できたぁ!」

 

 

パチェの教えがあって僕は弾幕とスペカを理解することができた。多分もう実戦もできるはずだ。

 

 

「分かったわ。じゃあ試しに私と戦ってみましょう。」

 

 

 

 

なぜそうなった。

 

 

よく分からないけどパチェと戦うことになった。

 

 

 

 

「じゃあいくわよ!!!!!!!ハァッ!!」

 

パチェの後ろに大きな魔方陣が現れてたくさんの弾幕がこっちに向かって飛んできた。ギリギリ全部よけれたけど危なかったぁー。

 

 

「じゃあこっちも行くぜッ!!オオオオオッ!!!!!!!!!」

 

 

 

自分の後ろにかなり巨大な魔方陣が生成されそこから色々な色の弾幕が打ち出された。これにはパチェもさすがに対応しきれず何発か当たった。

 

 

 

そんなとき、俺たちは外にいたのに急に図書館の方で何かが壊れたような音がした。

 

「なんだなんだ?」

 

 

「“奴”ね…」

 

「奴?って誰?」

 

 

取り敢えず図書館にいってみた。そしたらドアが破壊されていた。

 

「誰だこんなことしたのは!?」

 

「これも奴の仕業よ。」

 

「だから奴って誰?」

 

奥からガサゴソとなにやら音が聞こえた。

 

目を凝らすとそこには白黒の服を着て箒を持っているいかにも魔女or魔法使いですよーみたいな感じの金髪の女子が立っていた。

 

 

そうしたらパチェに

 

「剣斗!!あいつ!あいつを倒して!!」と言われた。

 

「ええーっ。」

 

「おっ。やんのか兄ちゃん。」

 

と言いながらジリジリとよってくる金髪女子。

 

 

あーもうやけくそだ。

 

「やってやる!!お前名前は!!」

 

「私は霧雨魔理沙だ。お前は…?」

 

「俺は神威剣斗!!」

 

「それじゃあ」

 

「「いくぜッ!!!!!!!!!」」

 

 

最初に攻撃してきたのは魔理沙だった。

 

箒に乗りカラフルな星を振り撒きながら突っ込んできた。

 

 

「あぶなっ!!」

 

「当たれよ!!」

 

「当たらねーよッ!!」

 

「もういっちょいくぜッ!!」

 

「ハァッ!!」

 

魔理沙が箒に乗ったまま俺に殴ってきた。

 

たとえ女子の貧弱パンチとはいえ箒に乗ったままなのでそれなりの勢いはついている。

 

せめて俺の内臓を痛め付けるぐらいの力はある。

 

 

「ガハァッ!!」

 

俺は口から血を吐き出してしまった。

 

 

俺はちょっとキレた。本気で弾幕を撃とうと思った。

 

「オラァァッ!!!!!!!!!」

 

 

俺の魔方陣は魔理沙を取り囲むようにして配置され、回りから無数の強力な弾幕が飛んで行った。もはや蜂の巣状態だ

 

これには魔理沙も慌てたらしくスペカを使ってきた。

 

「スペルカード発動!!!!!!!!!」

 

「恋符 マスタースパーク!!!!!!!!!」

 

 

俺も黙ってはいない。

 

「スペルカード発動!!!!!!!!!」

 

「真似符 白紙!!!!!!!!!」

 

「何も起きないぜ!!お前の敗けだ!!剣斗!!」

 

マスタースパークは俺の目の前まで来ていた。

 

「どうかな?」

 

冷静にそういった。

 

その瞬間俺の何も起きなかったスペカが光だしマスタースパークを吸収した。

 

これにはパチェも魔理沙もびっくりした顔をしていた。

 

そして俺はこう説明した。

 

「このスペカは相手のスペカのカードを吸収して自分のものにし、始めての発動する技なら倍の威力で、二回目以降なら普通の威力で発動する!!つまり俺が使ったこのスペカはマスタースパークに上書きされたってことだ!!!!!!!!!」

 

「ウソだろッ!!??」

 

「残念だったな。俺の勝ちだ。」

 

「恋符 マスタースパーク!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ドゴォーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「強かったよ、君は。」

 

「お前髪のいろと瞳の色が…」

 

「あぁ、うん。なんか変わるっぽい」

 

そんなことを話しているとパチェが駆け寄ってきた。

 

 

「すごいわね…。今のスペカは思いつかなかったわ。」

 

「ありがとーね。」

 

取り敢えず魔理沙を自宅まで送り届けて紅魔館に帰った。

 

咲夜が

 

「図書館のドアを壊したのって剣斗よね。直しといてね。」

 

「え?何々?どゆこと?」

 

レミリアには

 

「あなた自分が何をしたかわかってるの?」とか聞かれ

 

「分かりません」と言いたいのを我慢して取り敢えず謝りドアを修理した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってかこれしたのって魔理沙だしぃぃぃぃぃぃぃッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

暗闇の空間…二人の男が話している

 

 

 

「まだ力は早いか?」

 

 

「ああ。まだだな。しかしもうそろそろだな。」

 

 

「刀はまだか?」

 

 

「刀はもうそろそろいいだろう。」

 

 

「分かった。」

――――――――――――――――――――――

 

どうも!!!!!!!高麗です!!!!!!!

 

剣「やぁ剣斗だよ」

 

今回はこの方に来ていただきましたーっ!!

 

パ「パチュリーよ」

 

 

 

 

はい。では今回剣斗君が初めてスペカ使いましたけど、どうでしたか?

 

パ「そうねぇ。はっきり言ってとても強いと思うわ。あれって吸収した後に放つと威力二倍になるんでしょ?そんなの強すぎよ。」

 

ですよね~。でもこれが剣斗君ですから。

 

剣斗君は魔理沙と戦ってどう思った?

 

剣「強いと思ったよ。マスタースパークは特にね。でもやっぱり僕には勝てないね☆」

 

あんたが負けたら困るから勝たせてるんだよ。でもまぁ剣斗君は強いけどね。

 

剣「ありがとー!!」

 

そろそろ次回予告しちゃおっかー

 

剣「そうだね。」

 

パ「ええ。」

 

 

~次回 第4話 宴会~ です。

 

 

それでは

 

 

 

「「「お楽しみにー!!!!!!!!!」」」


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。