Persona4 second challenge   作:やってらんねーとか思ってる未成年

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連続で書き込み、結構疲れる(ノ-_-)ノ~┻━┻
でも書き込みたいφ(..)


出会い
八十稲羽に帰還


ここは何処だろう?霧で何も見えない。

「あ…な…………たもど…………た…………」

誰かの声が聴こえるようだ。

「…の…………に………こと…きな………………」

聞き取れない、でもこの声を何処かで・・・

 

 

>・・・・・・うぅ

 

どうやら熟睡していたらしい。寝起きのせいで頭がフラフラする。夢でも見ていたのだろうか?窓に目をやると外の景色は田園(でんえん)が広がっていて、まだ八十稲羽の近くということがわかる。

 

>あまり時間が経っていなかったみたいだ。

 

そろそろ荷物を上から降ろそうかと思ったがその必要はなかったようだ。しかも、向かいの席では薄い茶髪の女性が眠りについているし、わざわざ今降ろして目を覚まさせるのも悪い。今更気づいたが彼女は八高の制服を着ている。髪を染めているのでエビみたいな子なのだろうか?なんて柄にもなく推察する。さて、特にやることもないし窓から見える景色でも眺めて時間を潰そうか・・・

 

少しして異変に気がついた。この列車から見る窓の景色が少しずつ馴染み深いものへと変わっていく。

それは、つまり

 

「え~、次は

 

 

 

 

八十稲羽、八十稲羽です。」

 

運転手のアナウンスで確信に変わった。何かがおかしい。まず八十稲羽は終点もしくは始発の駅である。つまり八十稲羽から乗って八十稲羽に戻って来るなんて事はあり得ない。万が一、回送列車だとしても乗客が寝ているようなら起こしてくれる筈だ。なのに何故こんな事が起きているんだ。わざわざ乗り換えて戻るなんて真似もしていない。

あれこれと考える内に八十稲羽へと戻ろうとしている。

 

コレはまずい。非常にまずい。あんな別れ方をした後に

 

>元気か、みんな?

 

「「「「「「「・・・・・」」」」」」」

 

なんて恥ずかしいことは極力避けたい。

 

>・・・・はぁ

 

この状況では今まで(つちか)った伝達力を用いて説明したとしても6人と1匹に会わせる顔がないな。堂島さんにダメ元で迎えに来てもらえるか聞いてみよう。そう思い立って、電話帳から堂島さんの番号に掛けるとすぐに繋がった。

 

「おう。もう着きそうか?」

 

>・・・はい

 

「そうか。なら迎えに行くから待ってろ」

 

>えっ、もしかしてもう八十稲羽に着きそうなのわかりました?

 

「あぁ、まぁな」

 

>そうですか・・・助かります

 

「もしかしたら少し待たせるかもしれん」

 

>大丈夫です 隠れてますから

 

「いや、隠れたら見つけられんだろう・・・」

 

>大丈夫です 俺が声かけますから

 

「あ、あぁでもお前は俺の顔覚えてるのか?」

 

>?はい

 

「そうか、ならいい・・・」

何か怪訝そうに電話口から聞こえたが、やはり流石は堂島さんだ。刑事の長年の勘からくるのだろうか?確かに一年一緒に暮らしたが、ここまで気配りができるとは思わなかった。やっぱり頼りになる。

 

 

「八十稲羽~。八十稲羽です」

 

 

そうこうしてる内に八十稲羽へと着いたようだ。

念のため、向かいの席の八高生にも着いたことを知らせておこうか。

 

>八十稲羽だが、起きなくてもいいのか?

 

「・・・うぅ、もうそんな時間?」

 

寝起きのせいでどうやら意識がはっきりしていないようだ。

 

 

「お客さ~ん、ドア閉めるよ~?」

 

>立てるか?

 

「う、うぅ」

 

フラフラとおぼつかないので肩を貸して降ろし、自分の荷物も外に出すことができた。

 

>目は覚めたか?

 

荷物が重いので、後ろに居る彼女に顔も向けられずに尋ねた。

 

「うん、ありがとね」

 

>いや、礼には及ば

 

振り返って彼女の顔を見た時、俺の思考は停止した。

だって彼女は

 

「?」

 

 

小西早紀、マヨナカテレビの第2の被害者として殺された筈だったから

 




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って読んでる人おらんか・・・・

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