俺、実は弁護士バッチ持ってるんだよね。
でさ、知り合いの青いツンツン弁護士がさ、問い詰めるのが上手くてさあ。
そんなことをふと思い出したんだけどね、その時に俺は気づいちゃったのだよ。
アイデアロールクリティカルなのよ。
艦娘を問い詰めたらどうなるか?!
艦娘を問い詰めて、秘密を知りたい!
レディの秘密を暴くのは紳士的ではないが、今日の俺は紳士ではなくkenshiなのでOKです。
風の噂によると、サウナに入るとパワーアップできるとかなんだとか……。
まあそんなことはどうでも良い。
いいから詰問だ!
まず執務室に呼び出したのは……、加賀!
「加賀」
「はい」
「怒らないから、何をやったか言ってくれるかな」
「え……?私は何か粗相をしたかしら?」
「思い出してごらん?」
「も、もしや……、体重のこと……?」
「体重は何キロあるんだ?」
「きゅ……、九十二キロよ……」
おっふ。
「で、ですが!赤城さんは三桁行っています!私はまだマシな方ではないかしら?!」
おっふ。
加賀を抱っこしてみる。
……ずっしり。
加賀の上着をめくってみる。
……二段腹。
加賀パンツをめくってみる。
……もじゃ。
なるほどね、完全に理解した。
「こーれはいけません」
「うう……」
「何ですかこのずっしりむちむちはー」
「ご飯が……、ご飯が美味しくて……」
「おけけも臍下まで来てますねぇ……」
「剃ってもすぐ伸びてしまって……」
「脇も剃ってないですねえ……?」
「すみません……、冬なので油断していたのよ……」
「あーいけませんいけません、これはいけませんよーいけません」
俺は、加賀脇の匂いを嗅いでおいた。
あーーー、これはいけませんねーーー。
あーーー、いけませんねーーー!
堪能したので、もうちょい痩せなさいと言いつけてリリース。
次は、睦月を呼び出した。
「にゃしい」
「この世界線では言ってないよ」
「はい」
「で?なぁに?」
「睦月……、お前、俺に言ってないことがあるんじゃないか?」
「えっ……?」
「お前が何をしたか……、分かってるのか?!」
「も、もしかして……」
おっ?何だ何だ?
「睦月の、ア◯ル開発グッズ、見たの……?」
おーーーっとぉ?
これは……、おーーーっとぉ????
「えへへ、バレちゃった?最近、あっちの穴を開発してて……、提督のおっきいのを受け入れる為に色々と……」
「あえぇあ……、いやその……、うん!が、頑張れ!」
「もう一番太いの入るようになったんだー!早く提督に、後ろの処女をもらってほしいにゃ〜♡」
あおおん……、おおん……。
「因みに、誰の発案?」
「そんなの、睦月型一のド淫乱、如月ちゃんに決まってるよ!」
許されませんなぁこれは。
如月は後でお尻ぺんぺんだ!
……多分悦んじゃうと思うけど。
今度は、古鷹を呼び出した。
「古鷹」
「はいっ♡」
「何か俺に隠していることがあるだろ?」
「?」
「分かってるんだぞ!」
「ええと……、何のことでしょうか?」
「隠しているんだろ?!」
「す、すみません……、本当に何も思い浮かびません……」
あらまあ。
本気で裏表ないんだね、古鷹は。
やっぱり天使じゃないか!
大天使フルタカエル!
……だが、この世界の天使はカスなので、天使に例えるのはなんか嫌だな。
奴らは極LAWだもんげ。碌なことせんぞ。
その点、フルタカエルってすげえよな。最後まで愛たっぷりだもん。
やっぱこれだね、黒井鎮守府の古鷹。
「本当に隠していることはないのか?」
「はい、ありません。提督には何でも話しています」
んーーー。
「ごめんねえ古鷹ーーー!」
俺は、古鷹に抱きついた。
「きゃん♡」
「ごめんなあ、ごめんなあ。艦娘の隠し事とか暴いてからかおう!みたいなノリだったんだよ」
「そうなんですか?」
「古鷹は良い子だな、隠し事なんかない良い子なんだなあ!」
「そんな、私なんてまだまだです」
「んまーーー!良い子や……、天使や……」
「えへへ……」
やっぱり天使やったんや……。
天使に触れてふわふわタイムを堪能した。ご飯はおかずにはならない。
さて次は、明石を呼び出した。
「明石ィ!」
「ひゃあい?!」
「隠してるよな?」
「な、何故それを?!隠蔽は完璧だったのに?!」
明石君ボロ出すの早いよ!
「言え!」
「ど、どの件ですか?!」
「全部わかってるんだぞ!言え!」
「予備予算使って勝手に新しいロボット作った件ですか?!」
「言え!」
「じゃ、じゃあ、東京のガンダムを本物とすり替えた件ですか?!」
なーにやってんだこいつぅ!
「言え!」
「もしかして、寝てる提督の乳首を舐めていたのバレましたか?!」
なーーーにやってんだマジで?!
「でも、チ◯ポは当番制ですし……」
えっ何それこわい。
寝てる間の俺、何されてんの????
寝てても敵意には気付ける自信はあるけど、寝てる間にセクハラされてたら多分分からんぞ……。
毎日艦娘と添い寝してるし……。
「言え!」
「それなら、アダルトゲームと偽って、マグネタイト収集機を売り捌いてることとか?」
「言え!」
「まさか、大規模異界を確保して、そこで悪魔相手の商売をやっていることもバレましたか?!」
ほうほう、なるほどなるほど……。
「明石はそんなことをしていたのか……」
「えっ……?あーっ!提督!ハメましたねーっ?!ハメるならこっちをハメてくれれば良いものを!」
そう言って、明石はスカートを捲って股を開く。
「そっちもハメるが、まずはお仕置きからだ!」
「な、なんですか?!お尻ぺんぺんですか?!私はマゾ寄りなので、提督にお尻ぺんぺんされたらかなり興奮しますよ!」
「お仕置き担当、長門さーん」
「え"っ」
「呼んだか、提督」
長門が執務室に現れる。
「明石君にお仕置きをしてあげたまえ」
「了解した」
「う、うわあああああ!!!」
悪は滅びた……。
明石
悪。
旅人
悪。