旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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赤城の贅肉だらけの脇で脇コキしてもらいたい。


554話 催眠アプリ その2

赤城を洗脳する。

 

「おらっ!催眠!」

 

「……はい?ああ!何だか、そんなことを言っていましたね」

 

効かなくてワロタ。

 

悲しいなあ……。

 

私は悲しい……。

 

「あらあら、私に催眠術をかけて、どんなことをさせるんですか?」

 

にこやかにそう言う様は、まさに理想のお姉さん。

 

ちょっとやばいくらいのチョコの香りを無視すれば、エロゲの歳上キャラの攻略画面だ。

 

……いや、チョコ!

 

チェコレートファウンテン直飲みやめろ!!!

 

どうなってんのそれ????

 

何でストロー一本でチョコレートファウンテンが枯れるんですか?

 

ヂュッ!って音と共に、チョコレートが全て吸い尽くされる……。

 

グリンパーチみたいになってる。

 

いいのか?そういう態度だと、某所にある人を食うチョコレートファウンテンに……。

 

いや、赤城なら勝つわな。

 

収容されたものを破壊すると怒られるからやめておこう。

 

「とにかく催眠だ!催眠にかけろ!」

 

ポワワ……!

 

「うふふ、もう!提督ったら!そういうの好きですねえ……。はい、分かりました。なんでも聞いちゃいますよー」

 

「じゃあダイエット」

 

「ダメです」

 

「ああああああああああ!!!!」

 

……俺が旅人でよかったな。

 

弁護士だったら漏らしてたぞ。

 

「ダ、ダイエット……」

 

「ダメです」

 

「ああああああああああ!!!!」

 

二回死んだので終わりです。

 

これはいけません。

 

回生ゲージがもうない。

 

義手に爆竹仕込むしか……。

 

「ダイエットはしませんけど、他のことならいくらでも……」

 

「じゃあ一緒にマラソンしない?」

 

「ダメです」

 

「ああああああああああ!!!!」

 

ドチクショウ!

 

「そうじゃなくて……、ほら!淫らなことをですね」

 

淫らなこと……?

 

「いやぁ……、催眠とか卑劣な真似はしたくないんだよなあ」

 

「じゃあ何で催眠アプリを使ってるんですかー?!」

 

君らが使えってアピールしてきたからだよ。

 

俺は悪くねぇ!嵌められたんだ!

 

まあ、今晩は多分、色んな艦娘とハメることになるだろうけどね。

 

ハメハメ。

 

いやこれはハーメルンのことだから。

 

ハーメルンだから問題ないよ。

 

むしろハニハニだから。

 

たまらなーいぜハニハニ。

 

「心かけーめぐるービー↑トー↓」

 

「?」

 

「チョコ塗れのお口を拭きなさい」

 

「あ、はい。……折角なら、提督が拭いてくれますか?」

 

ふむふむ。

 

ペロッ。

 

これは青酸カリ!

 

いや、チョコですね。

 

赤城の口の周りを舐める。

 

「うふふ……、えいっ!」

 

うお、赤城が口付けしてきた。

 

あっ……まい!

 

えっ、なにこの舌?

 

チョコレートでできてるの?

 

「ちゅぱ……、れろ……♡オヤツのお裾分けですよー♡」

 

唾液甘っ……。

 

えっ、なにこれ?

 

砂糖水?

 

唾液が甘いんだけどこれ、大丈夫なやつ?

 

アマアマの実の能力者とかじゃない?

 

全身甘みの砂糖人間とかじゃないよねこれ?

 

糖尿とかになってないといいんだけど……。

 

「赤城、おしっこは甘くなってないよな?」

 

「糖尿じゃありませんっ!」

 

ほんとかなあ?(ゴロリ)

 

「それに……」

 

「それに?」

 

「私の一番好きなものは、提督なんですから!」

 

ほえー。

 

可愛いこと言うじゃん。

 

やっぱり赤城は美女だったんだね。

 

「と言う訳でいただきまーす♡」

 

「救命阿!!!」

 

なるほど、一番好きなもの(食べ物的な意味で)ってことか。

 

「……一人の女としても、貴方を愛していますよ♡」

 

グロ描写防止用に、ゆっくりまんじゅうになった俺の耳に届いた最後の言葉はそれだった。

 

 

 

さて、鎮守府の裏庭の篝火から、俺は復活した。

 

「太陽万歳!」

 

Y字ポーズで太陽に祈りを。

 

後で血痕からソウルとか血の意志とかを回収しなくては。

 

「提督」

 

おや?

 

何者かに呼び止められた。

 

「やっぱりここにいましたね」

 

「はっちゃん」

 

潜水艦のはっちゃんだ。

 

こぉーんなムチムチのエロボディでスク水とか許されざるよ。

 

おっぱいタプンタプン。

 

とは言え、流石に普段着がスク水って訳じゃない。だんだん肌寒くなってきたこの秋口に、スク水を普段着として生活していたら、それはイカレポンチだ。

 

……いや、艦娘は基本的にイカレポンチだが、チンポは付いてないからセーフ。

 

となると俺はイカレチンポということになるのか……?

 

まあ良いや。

 

はっちゃんは、今は、トップスの装飾感を控えめにしてスカートのシルエットを強調した形のクラシカルなファッションでまとめているようだ。

 

足元はパンプスで、初秋にマッチしたスタイル。今年流行している組み合わせで可愛らしい。

 

いやぁ、こうしてちゃんとお洒落している艦娘を見ると心が安らぐなあ!

 

明石や夕張みたいに通年ツナギなのはどうかと思うし、いっつもジャージな長門や武蔵もアレだしなあ……。可愛いんだからお洒落しなさいよまったくもう。

 

一方で、常にパンツを穿いてない大淀や、表面的には嫌味じゃない程度にブランドものを着こなすが下着はシースルーか穴空きエロパンツしか持ってない鹿島など、問題児が大杉内。

 

はっちゃんはまともでありがてぇ……。

 

で、何の用だろうか?

 

「はい、これ」

 

おや、俺のスマンホホだ。

 

「拾ってくれたのか、ありがとう」

 

「……かけないんです?」

 

「え?」

 

「はっちゃんに、エッチな催眠をかけないんですか?」

 

ほむ。

 

誘惑……!そういうのもあるのか!

 

求められたなら応えなきゃならないな。

 

「おらっ!催眠!」

 

「えへへ……♡」

 

催眠、ヨシ!(良くない)

 

「提督ー♡」

 

はっちゃんは、ペタッと俺にひっついてきた。

 

おっぱいがポヨン!

 

oh yes……!

 

「提督、ギュって、してください」

 

「エー?服にシワができちゃうよん?」

 

「服なんてどうでもいいです。はっちゃんのことをたくさんたくさん束縛して欲しいな……♡」

 

ふむ。

 

「いやぁ、自由主義だからなあ。はっちゃんにははっちゃんの人生がある訳で」

 

「嫌です、束縛してください。鎖に繋いで、自由を奪って……、最後には、貴方の手で締め殺されたい……♡」

 

わぁいヤンデレ。

 

旅人ヤンデレだいすき。

 

「すっごーい!はっちゃんは男に束縛されたいタイプのヤンデレなんだね!」

 

「はいっ♡大好きな提督に都合の良い女扱いされて、自由なんて一切なく、心身を支配されたいんですっ♡はっちゃんをたくさん可愛がって、ギュってしてぇ♡」

 

「ンモー、しょうがない子だナァ!ほれ、ギューっと」

 

「んー♡」

 

あー、カワヨ。

 

「何でも差し出すからね♡お金も、時間も、仲間もぜーんぶ、全部あげるから♡プライドも命も、全部捧げるから、受け取って♡」

 

重い重い。

 

「俺は、はっちゃんの『好き』って気持ちを少しもらえれば満足なんだけどなあ」

 

「そうなの?はっちゃんは要らない子……?」

 

「必要だよ。けど、そうだな……、はっちゃんには、俺に渡し切れないほどのたくさんのものを持って欲しいな。色んな経験をして、色んな知り合いを作って……」

 

「それが貴方の望みなら……」

 

重い女はとても可愛いので可愛い。

 

エクセレント。

 

「それはそれとしてはっちゃんのモチモチをいただくのだー!」

 

「きゃん♡」

 

ほあー!

 

もちもちだ!もちもちだぞ!

 

 




赤城
ぷよぷよフィーバー!(贅肉が)

はっちゃん
とてもいいこです。

旅人
ゲロカス。死んだ方がいい。

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