早くネタを投げてくれ!もう待ちきれないよ!
「えー、では皆さん!南太平洋の再奪還を祝して!」
「「「「乾杯ー!!!」」」」
大淀の音頭の下、艦娘達は一斉に乾杯した。
南太平洋での大乱闘により、ソロモン諸島を奪還したお祝いをしている。
そして、今、俺は……。
「はっ、はあっ、す、すごいでありますな……♡流石は閣下♡逞しくて素敵でありますよ……♡」
戦闘後で猛りの残った神州丸ちゃんの「お相手」をしている。
「治まったかい?」
「はい……、ありがとうございます。にしても、面目ないであります……。殺し合いの後は血が滾ってしまって……」
「いや、いいよ、大丈夫」
「いえ……、提督閣下側が寝所へとお誘いくださいましたが、その実、愉しんでいたのは自分の方……。気を遣わせてしまったようで、申し訳ないであります……」
「気にしなくて良いよ、よくあることだから」
実際、血が滾って性欲を持て余すタイプの艦娘って割と多いからな。
ムラムラしてる女の子はほっとけないぜ。
そして俺は、気を遣った……、って訳じゃないが、基本的に自分から誘うタイプだ。相手に誘われるのを待っているようなのは男じゃない。
俺と神州丸は、軽く服を着て、宴会場となっている食堂へ向かう。
その最中、神州丸は手を繋ぎたそうにしてたので、ぐっと手を絡めてやる。
「あっ……♡いけません、こんな、恋人のような……♡」
「良いだろ〜?俺の恋人になっちゃえよ〜」
「そんなっ!光栄であります!」
カラメルのようにトロトロでホイップクリームのように甘々な恋する女の子の目をしている神州丸。
かわいいね。
「自分は、提督閣下の下僕でありますから、恋人など、身に余る光栄でありますよ!」
「何言ってんの、恋人でしょ?対等な立場だよ」
「い、いけません!閣下は自分などより遥かに尊き御方であります!こうして、閣下の情婦になれただけ光栄極まりないと言うのに……!」
「情婦だなんて、そんな寂しいこと言わないでよ!俺は君を心から愛しているよ」
「ああ、そんな……、誠に、身に余るお言葉を賜り……、自分はっ!自分はあっ……!」
えぇ……。
感動のあまり泣き出した神州丸。
怖……。
「閣下!!!」
「え、あ、はい」
「不肖、神州丸!今後も、全身全霊をかけてお仕えします!!!」
わー。
コールタールのようにドロドロで魔獣のようにギラギラな心酔した忠臣の目をしている神州丸。
か、かわいい、ね?
さて、会場に到着。
酒。
酒を飲んで辛いことを忘れよう。
ま、俺、辛いことなんてここ最近全くないんですけどね〜!
「デン!一番のやつ〜!美味すぎて馬になったわね……」
などと俺がふざけていると……。
「確かに馬並みでありましたな……♡」
何言ってんの神州丸????
「ほう、優しくしてもらったでありますか?」
とあきつ丸。
「もちろんだ。閣下は、私の身を丁寧に解して……」
いやいや……、プレイの内容を知り合いに話すの?
これって普通のことなの?
「やはり、提督殿と床に入るのであれば、もっと甘えた方が良いでありますよ?」
「し、しかし、閣下に奉仕せねば……」
「提督殿は、女が弱い部分を見せてくるのが愛いものだと仰っておられたであります。情婦というよりも、少々子供っぽく甘えた方が……」
「ふむ、なるほど……」
「そうして、提督殿の『雄』の部分に、自分の『雌』の部分を委ねると……」
「そ、そこまで良いのか……!」
猥談。
よろしいのかこれは。
UNEIに消されてしまうのでは……?
まあ、その時は、「ひっさつまえば」ならぬ、「ひっさつどげざ」で切り抜ければ良い。
俺は格闘技が使えるし、猛虎落地勢については極めたと言って良い。
必殺の猛虎落地勢でUNEIも黙らせてやる。
「いやあ、羨ましい限りでありますなあ。自分も提督殿からの『お情け』が欲しくありますよ」
おっと、ここであきつ丸からの露骨な秋波。
「もちろん良いよ、おいで」
俺は受け入れる。
「では……」
するする。
布が擦れる音。
すとん。
布が落ちる音。
「え……?こ、ここでするの?」
動揺した俺は……。
「長門殿」
「おう」
長門に捕らえられた。
周囲を見渡す。
艦娘達は完全に出来上がっていて、服を脱ぎ始めていた。
「なるほど」
もう慣れた。
逆レは基本。
旅人
艦娘の餌。
艦娘
捕食者。