旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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400話行きましたー。

最近はめっきり、やる夫スレかツイッターで知り合った作者さんの小説を読んでます。

それで……、このハードオンは何も考えずに適当に書いているのですが、他の作者さん達は、表現方法だとかを考えながらお互いに高めあってるんですよね。偉い。

俺はこのss、点数をつけるなら落第点だと思ってます。点数よりも場外乱闘で無理矢理赤点を回避している、みたいな。

真面目に書いてる作者さん達にはマジで申し訳ないんですが、これからも適当にやらせてもらいます。


400話 黒井鎮守府すごろく

ん?

 

お、すごろくだ。

 

誰のだ?

 

まあ、休憩室にあるものだから、誰のものでもないか。備品だろう。

 

うん、よし、これで駆逐艦の子達と遊んであげようかな。

 

中身はどんな感じだ?

 

「………………はっ?!!」

 

すごろくを開いた瞬間、転移魔法が発動し、異次元空間に飛ばされてしまう。

 

『さあ始まりました、提督すごろく!』

 

明石の声がどこからともなく響いた。

 

「は、謀られた……?!」

 

『謀るなどと!私達は、提督が頑張る姿が好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで仕方ないのです!ですから提督!頑張ってゴールを目指して下さいね!』

 

あぁ、うん、はい……。

 

分かり、ましたぁ……。

 

「え、で、これ何?すごろく?」

 

『はい!艦これすごろくです!』

 

「え……、なにそれは。い、命の危険とか、ある感じ、かな?」

 

『………………』

 

「なんか言ってよぉ!!!」

 

死ぬの?また死ぬの俺?

 

『まあ……、その……、最悪、デッドスペースみたいになりますが、提督の知恵と勇気なら乗り越えられることでしょう!』

 

「ヤダーーー!!!バラバラになるやつじゃんそれーーー!!!」

 

一応痛いんだぞ!人の身体をソフビ人形か何かだと思ってない?!ねえ!!

 

 

 

さて、黒井鎮守府っぽい異次元空間。

 

目の前にはどうでしょうみたいな……、黄色いライオンが出てきそうなでかいサイコロ。

 

そして、マス。

 

つまり、俺自身が駒で、俺自身がサイコロ振って進めと言う……。

 

闇のゲームかな?

 

やりゃあ良いんだろ、やりゃあよぉ!!!

 

「そぉい!!!」

 

俺はサイコロを振る。

 

出目は……、4!

 

4マス進む。

 

すると、進んだ先のマスの地面から看板がにょきっと生える。

 

雑ゥ。

 

看板を見ると……。

 

『ドキドキ!鍵探し!このプールの中から鍵を探してね!』

 

「ははっ、水泳は得意だぞ」

 

プールを見る。

 

プールの中にはびっしりと注射器が。

 

「SAWじゃねーか!!!」

 

あーあーあー!

 

「クソ、これ、やらなきゃ駄目?」

 

『やって下さい』

 

「チキショーーー!!!」

 

俺は注射器の山にダイブ。

 

いてててててて。

 

あ、見つけた。

 

 

 

「畜生、あーあー、刺さってるよこれ……」

 

注射器を引っこ抜いて投げ捨てる。

 

「次だ」

 

サイコロを振る。

 

3!

 

3マス進む。

 

『Wおっぱい』

 

「Wおっぱい?!!!」

 

Wおっぱい!!!!!

 

「はーい、提督ー❤︎」

 

「おっぱいですよー❤︎」

 

高雄と愛宕が転移してくる。

 

しかもビキニ。

 

やったあ!ビキニだあ!

 

「「えーい❤︎」」

 

Wおっぱいに挟まれた!

 

「わあい」

 

とても楽しい!!!!

 

「はぁー、最高」

 

生きてて良かった。

 

しばらくWおっぱいを楽しんだ後に解放されて、またサイコロを振る。

 

2だ!

 

『ガトリングガン斉射』

 

「えっちょっ待っ……、ッッ!ナークティトの障壁!肉体の保護!」

 

魔術を唱えるや否や、四方八方に転移してきたガトリングガンが火を噴く。

 

「ぐおおおあああ!!!」

 

流石にガトリングは効くなあ!!!

 

三十秒程のガトリングの弾丸を受けきると、サイコロが出てきた。

 

進めってか。

 

よし6だ!

 

『ガンダムヴァサーゴチェストブレイク』

 

「ガンダムヴァサーゴチェストブレイクか!」

 

ガンダムヴァサーゴチェストブレイクが現れる。

 

やばい!トリプルメガソニック砲だ!

 

転移で回避。

 

ふう、危ねえ。

 

流石に防御力に自信ニキである俺もトリプルメガソニック砲が直撃したらバラバラになるからな。

 

バラバラってか焼き切れる感じ?

 

親子かめはめ波を喰らったセルみたいになる。

 

次、またサイコロを振る。

 

……3!

 

『鞭打ち』

 

「ええー、痛いのやだなぁ」

 

鞭は痛いからなあ。

 

「はーい、提督❤︎」

 

おや、鹿島じゃないか。

 

鹿島に鞭を手渡される。

 

……ん?

 

鹿島がヨツンヴァインになる。

 

………………ン?

 

「どうぞ!!」

 

「何が?」

 

「鞭打ちです!私が満足するまで、提督は先に進めません!」

 

「何それは」

 

「早くっ❤︎ぶって下さいっ❤︎」

 

あー。

 

うん。

 

「痛いよ、やめなよ」

 

「痛くして欲しいんですよ!!!」

 

そんなん言われましても……。

 

「じゃあはい、こう?」

 

「もっと強く!!!」

 

「はい」

 

「もっと真剣に!!!」

 

「あっはい」

 

 

 

鹿島は、満足するまでぶたれると帰っていった。

 

……なにこれ?

 

気を取り直してサイコロを振る。

 

5だ!

 

『おやつの時間』

 

おやつかー。

 

間宮が転移してくる。

 

「シュークリームですよー、お茶にしましょう?」

 

「うん、そうだね」

 

間宮と取り留めのない話をして30分くらいほのぼのとした時間を過ごす。

 

「その、シュークリーム、どうですか?洋菓子はやっぱり、提督の方が上手かなー、と」

 

「いやいや、そんなことないよ、間宮は凄く上手いよ。美味しいって。俺の味の好みも分かってるから、味はバッチリ」

 

「そうですか?やりました!」

 

さて、次のサイコロは、と。

 

あー、1だ!

 

『2マス進む』

 

わーい。

 

2マス進んだ先で。

 

『那珂ちゃんオンステージ』

 

「那珂ちゃんだよー!」

 

「キャー!那珂ちゃんー!!」

 

よく分からんが取り敢えず出来る限り沢山分身して観客になる。

 

「じゃあ、一曲目!いっくよー!」

 

「「「「うおおおおお!!!!」」」」

 

楽しんだ。

 

次、サイコロを振る。

 

4だ!

 

また看板がにょきっと。

 

『オススメのカップ麺とかあります?』

 

おおっと、急に私事だぞ?

 

「あー、ラ王と、すみれ、ねぎみその逸品とか」

 

『ありがとうございます』

 

なんなのこれ……。

 

ま、まあ、兎に角、ゴールしてしまえば解放されるだろう。

 

取り敢えず、サイコロを振れば進むんだ。

 

さあ、サイコロの出目は……。

 

初めてHした話!

 

「ちょ、ちょっと待って、サイコロ、これ、サイコロが」

 

『初めてHした話、どうぞ』

 

「いやこれおかしい、サイコロが壊れてる、振った時にはちゃんと数字だったよね?!ねえ?!!」

 

『初めてHした話、どうぞ』

 

あー!

 

分かりましたよ、しますよ!!

 

「つっても覚えてないんだけどなぁ……、あー、えーと、多分小学生くらいの頃だと思うよ?」

 

『えっ、早くないですか?』

 

「近所のショタコンお姉さんとした記憶がある」

 

『まさかのおねショタ』

 

「同級生を口説いてしたこともあるな……」

 

『イ ン ピ オ』

 

「まあ多少はね?」

 

 

 

さあ、そろそろゴールも見えてきたな。

 

サイコロを振る!

 

よーし、6だ!

 

『Nice boat.』

 

はえあ?

 

「こんにちは、提督」

 

「海風……」

 

「よろしいですか?」

 

「何が?」

 

すると、闇からぬるっと現れた江風と山風に腕を掴まれる。

 

「え?これは、その、スクールデイズ的な?」

 

「はい」

 

「待って、待って、早まらないで?ちょっと待って、そのノコギリ鉈置いて」

 

 

 

ぎこ、ぎこ、ぎこ……。

 

 

 

首だけになった俺。

 

どうすっかな……。

 

取り敢えずこうだ。

 

「ゆっくりしていってね!」

 

生首はグロいのでまんじゅうに化ける。

 

「えい」

 

サイコロに体当たりして転がす。

 

6だ。

 

「まあね、やっぱり、おれもしらがだからね。あーるてぃーえーみたいになるよね」

 

生首のまま跳ねて移動する。

 

『いただきます』

 

「んん?いただきますとは?」

 

「どうも、提督!美味しそうな見た目になっていますね!」

 

あっ……!!!

 

「あかぎーーー!!!た、たしかに、いまのおれはまんじゅうだけど、たべちゃだ、あああああああ!!!!」

 

「中身は……、がぶっ!わあ!カスタードクリームと生クリームなんですね!美味しいです!」

 

「ゆっくりしていってねーーー!!!」

 

 

 

ボロボロになりながらも、最後のサイコロを振る。

 

「これで……、じ・えんどだぁぁぁ!!!」

 

6っ!

 

ゴール!!!

 

 

 

『第2部に続く』

 

 

 

「うわああああああああ!!!!」

 

ゆっくり旅人、しめやかに爆発四散。

 




旅人
艦娘達からは必死になって足掻く姿が可愛いと評判。

ゆっくり旅人
旅人が最近生首のまま放置されてしまうことが多いので、グロくないように各方面へ配慮した形態。中身はカスタードと生クリーム。

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