旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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最近はオルフェンズの影響で三日月に焦点が。

なるべく満遍なく出してるつもりですけど、俺が好きな艦娘ばっか出てる感は否めないなーって。

あと、スケベばっかやると怒られそうで怖い。


143話 ミカネキ、丸洗いされるの巻

『ゼ、全滅……?!1300体ノ深海棲艦ガ全滅?!!三時間モ経タズニカ?!!……バ、化物メ!!』

 

「いや、ここはネティクスだろ。ν系にしろS系にしろ、まずはここじゃね?」

 

「やっぱν系はスタメンだよねー。……今作はネオジオングがクソ強いって聞いたよ?」

 

「そうなん?ま、ネオジオングならどうせシナンジュから行けるだろうし……、先ずはサザビーじゃね?掻っ攫ってきたギラドーガから行けるっしょ」

 

『……何ヲシテイル』

 

「「Gジェネ」」

 

望月と一緒にGジェネである。敵が全滅したんで。

 

「DLCのホットスクランブルマジでヤバイ」

 

「うーんこのバランスブレイカー」

 

「どーせクリア後に黒歴史ターンエーとかもっとヤバイの出てくるんでしょ知ってる」

 

『ナ、舐メヤガッテ……!!』

 

「舐めるも何も、貴女にはもう何もできないでしょう?」

 

集積地棲姫を倒した大和はガチャガチャと艤装の調子を確かめながらもそう言った。事実、深海棲艦は全滅、姫クラスも全員戦闘能力を喪失している。

 

「降伏しなさい。勝ち目はありません」

 

 

 

『ソウカシラ?』

 

「!!、戦艦棲姫……!!」

 

『チッ、遅イゾ、戦艦棲姫……!』

 

あー、はいはい、増援か。

 

こりゃちょっとキツイか?艦娘だって疲労している訳だし。だが、ここで姫クラスを潰せるなら……。

 

『オット、貴方達ノ相手ハコイツラヨ!!!』

 

『『『『………………!!!』』』』

 

ほー、成る程、成る程。

 

「姫クラス……?!量産に成功していたなんて!!」

 

大和が驚くのも無理はない。うちの艦娘にも対抗しうる、姫クラスの量産はかなりのヤバさ。ヤバみある。数は数体だが、量産出来ていると言う事実が不味い。

 

『コ、コノ馬鹿!!折角ノ隠シ球ヲココデ使ウカ?!!コノ、馬鹿!!コノ馬鹿!!!』

 

『ナ?!助ケニ来テヤッタノニ、何ヨソノ態度?!!』

 

『シカモコレ、昨日ワタシガコッソリ逃シタ奴ジャナイカ?!!』

 

『ソコラヘンニイタカラ使ッテルダケヨ!!悪イノ?!!』

 

『悪イワ!!!』

 

と、口論しながらも、後退していく姫クラス。ちゃっかり撃破した他の姫クラスも回収して行った。

 

「はー、しょうがない。姫クラスの追撃はいい!そこらで暴れてる深海棲艦を撃破してくれ!」

 

「「「「はっ!!」」」」

 

「さてと……」

 

おう、もっちーよ、なーにGジェネ再開しとるんや。さてと、じゃねーよ。

 

「えー、だってだるいし……。皆んないるから、一人くらいサボっても……」

 

うーん、一理ある。

 

「……じゃあさ、もしも周辺国家に被害を出さないで深海棲艦を全滅させたら、何でも言うこと聞いてあげ」

 

「望月!駆逐艦!行きまーーーす!!!!」

 

はっや。

 

 

 

 

 

「と、まあ。あとはダイジェスト化するまでもなく」

 

駆逐艦が駆逐して終わりって言うね。

 

戦艦が戦って従順な重巡が頑張って……。もう何も言うことはない。完璧以上に殺戮をして下さった。

 

後は帰還するだけだ。前線基地の撤退準備を済ませると、旅人号を発進。アクセル全開インド人を右に。

 

地中海を軽く見回りしたら、鎮守府に帰るんだよ。

 

一瞬、取引の関係でギャング関係の人等に会っていくべきかと思ったが、やめた。

 

今は鎮守府の提督として来ている以上、裏との繋がりはNGなのだ。二度手間だが、地中海の奪還についての話は、また今度お話ししに行こう。

 

さあ、見回り、見回り、と。

 

まあ、殆どの深海棲艦は潰したし……、見回りってか買い出しだわな。

 

よーし、ワイン良し、チーズ良し、香草良し、肉良し!!!帰って宴会だ!!!

 

 

 

 

 

「なーんか、忘れてない?」

 

「何かなもっちーよ」

 

「とぼけないでよ、司令官。出撃の時言ったよね?周囲の国々に被害を出さなかったら何でもしてくれるって」

 

あ。

 

「い、言ったよーな、言ってないよーな……」

 

「言ったよね?(迫真)」

 

ひ、ひぇえ……。

 

「言いました……(自白)」

 

「よ、よし、それじゃああたしとセッ」

 

「ストーップ!!!!」

 

何を言い出すんだこの子は!!!カミーユかな?!!!

 

「ゴム有りで良いから!お願い!!」

 

「女の子の台詞じゃない?!!」

 

「司令官の前で格好付けるのはもう諦めたし!後はもう押して押して押しまくるしかないの!!」

 

なんでや!

 

もうちょっと、こう、取り繕ってくれ!

 

「少なくとも、司令官の《サテライトキャノン!》の盗撮写真をやり取りしてるシーンを見られてるから。もう取り繕ってもどうしようもなくない?」

 

確かに、望月(と漣)は俺の《サテライトキャノン!》が《月は出ているか?》の時の写真を盗撮した前科があるが……。

 

「いかんいかん!表現の限界!ToLOVEる的にボカして、運営と戦っていると言うのに!!これ以上エロいことしたら怒られちゃうだろ!!!」

 

「大丈夫大丈夫!マガジン的な、青年誌的な感じで誤魔化せば行けるって!!ねっとりとした描写が無ければ怒られないって聞いた!!!」

 

「むぅーりぃー(もりくぼ感)!!」

 

「何ならいっそ漫画ゴラク的な感じとかでも割とどうにかなりそうな気がする!!さ、パパッと、ね!ね!!」

 

何がそこまで君を駆り立てるのかね?私には理解に苦しむね(鬼畜)。

 

大体にして漫画ゴラクは駄目だろ!一番駄目だろ!!うれしょんが作者の性癖に響きました!!あれは青年誌ってか成年誌だから!!

 

「はいはい、新しいグラボ買ってあげるから!それで我慢して、どうぞ。じゃ、俺、ミカを風呂に入れてくるから。サヨナラ!」

 

三日月は現在、出撃時の暴走モード(任意)で両足と右腕、右眼が麻痺している。入渠すれば直ぐに治るが、その前に風呂に入れなくては。返り血を落とさねばドックの修繕液が赤く染まる。入渠前の入浴は基本。

 

「待てぇい!!!!」

 

「お、おう」

 

何なの?さっきから何なの?怖いよ望月。

 

「あたしも」

 

「うん?」

 

 

 

「あたしもお風呂に入れて!」

 

 

 

「………………うん?」

 

うん?

 

 

 

×××××××××××××××

 

っはー!

 

緊張する興奮する!

 

よくやったあたし!

 

司令官とお風呂!お風呂!!

 

「さーやって参りました艦娘逆ソープランド。俺のソープとか誰得」

 

「茶化さないでよもー!」

 

ギャグ空間の形成でエロじゃないですと言い張るつもりだ!させるか!

 

……って言うか。

 

「どうだミカ、こんな感じか」

 

「んっ❤︎……はい、助かります」

 

ミカェ……!!

 

うわ、凄い……。今、三日月は両足の感覚がないから、座ることすら難しい。だから、必然的に、司令官が全身で三日月を支えながら身体を洗う感じに……。流石ミカネキ、私には出来ないことを平然とやってのける。そこに痺れる憧れる。

 

「おお、凄えな、髪から返り血がこんなに」

 

うおお、何だあれ!三日月を胸に抱きつかせながらの洗髪……?!もう良いよ、十分エロいよ!あたしにもはよ!

 

「おっと、これじゃ苦しいか。ほら」

 

「いえ、お構いなく」

 

かっ、身体を抱き上げて、三日月の顎を肩の上に……。呼吸は出来るだろうけど、密着度がより……!!

 

「流すぞー」

 

「はい」

 

今度は膝に乗せて髪を洗い流す?!そんな、あの体制だと司令官の《サテライトキャノン!》がお尻の辺りに……!!

 

「次は身体ねー」

 

「分かりました」

 

おおお、おおおおお!司令官の手が!遠慮なく、されど優しげに三日月の身体に触れて……!!見るからに手慣れた手付き……!!あの鉄面皮の三日月が気持ち良さそうに目を細めると言うことは相当……!!

 

「よく泡立てて……、心臓から遠い所から優しく洗って行くんだ」

 

「んっ❤︎成る程です」

 

泡立てて、の下りで、石鹸を付けた司令官の大きな手が、三日月の女の子にしては少し大きめな手に重ねられ、ゆっくりと泡立てられる!決して擦るような感じではなく、撫でるような感じでもない……、正に洗うと言った手付きで!

 

あの触れ方……、いつもの壊れ物を扱うような手付きよりは力強い!汚れをしっかりと落とすための強さだ!

 

「脚、感覚あるの?」

 

「はい、少しは。触られてるのは分かります」

 

産毛一つない、健康的な三日月の脚を優しく洗ってる……。

 

あ、前は三日月自身が自分で洗ってはいるけど……。流石三日月、恥じらわないっ!!!

 

こうして裸で向き合ってる時点であたしは結構ギリギリだと言うのに……。三日月、恐ろしい子……!

 

「ん、動く方の腕出して」

 

「はい」

 

「よし、脇んとこ、くすぐったいだろ。ごめんな」

 

「いえ、問題ありません」

 

そんなっ!膝に乗せられ、泡で滑らないようがっちり掴まれて、その上で神経の塊である指先に入念なタッチ?!あんなことされたら気絶するよ?!

 

「あ、あんっ❤︎」

 

あの三日月ですらあんな艶かしい声を出すくらいだもん、あたしなら倒れてるだろうな、あれ。強力過ぎる。

 

「ほい、最後に背中。ミカは筋肉あるなぁ」

 

「すみません、女らしくなくて」

 

「いや、カッコ良くって素敵だ。それと、女らしくあることよりも三日月らしくある方がより素晴らしいんだよ」

 

「そう、ですか」

 

「そうさ!俺は三日月が好きなんだよ。いつもカッコ良い三日月がね」

 

「……はい❤︎了解、です❤︎」

 

髪を洗い流した時と同じ要領で、抱き締めるような体勢のまま背中を洗う……。問題は、がっちりと抱き締めたあの状態で、あの台詞を言い放つところ……。大らかな性格の司令官は、平気な顔して「好きだ、愛してる」とか言うから……。

 

耳元で好きだなんて言われたら嬉しさのあまり卒倒するね、あたしなら。確実に足腰立たなくなる。

 

「はーい、じゃ、湯船に浸かろうなー」

 

「はい」

 

そして、お姫様抱っこで湯船へ……。あれ、身体の正面、ばっちり見られちゃうじゃん!恥ずかしくないの?!

 

「おおー、腹筋、綺麗に割れてんなぁ。良い身体してんねぇ〜!」

 

「あ……、くすぐったいです、司令官❤︎」

 

乳繰り合いおって……!ぐぬぬ!完全に事後だよあれ!幸せなキスをして終了しそう!

 

「んー」

 

「んっ❤︎」

 

実際にした!!!キスした!!!!

 

 

 

「さて……」

 

お、あたしの番?!あたしの番かな?!これは期待出来ますねぇ……!!三日月と違って動けるというアドバンテージを最大限に活かしてラッキースケベをガンガン、

 

「上がるか」

 

「待てぇぇぇい!!!!」

 




姫クラス
無事撤退。しかし、新造の量産型の大半を失う。

望月
旅人の身体に興味深々。

三日月
良く丸洗いされる。ボディタッチされて嬉しい。

旅人
専科百般A+++。女の子を入浴させるのも得意なマルチチート。

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