ダンまちの世界で怪獣の能力を使って生きていく 作:アルプスのラスカル
そしてお気に入りが急に増えた事にびっくりしてます!
「ドォォォン」
「わわわわ!ど、どうしましょうか黒!」
(とりあえず、レオお兄ちゃんを守らないと)
そうしてロキファミリアの背後に落ちて、バレてしまった様だ。
落ちて砂煙が巻き起こり数秒の時間で、元の姿に戻りマスクも掛けて戦闘体制に入る。
アヤメ達はもう戦闘体制に入っており、アヤメは槍と糸を構え、黒は針の様な羽を飛ばそうと準備している。
するとアイズが此方に向かって喋りかけてきた。
「貴方は…何者?」
「ん?俺か…うーん俺は魔物って言っても良いんじゃないかな?」
「貴方は、怪人って事?」
「アイズ!奴は多分、強敵だから注意してね!」
「アヤメ達は…援護を頼む」
「君はどっかであった気がするんだが」
そう言われると俺は一応バレない様に手だけを変化させ、彼女らに話しかける。
「さぁ始めようか!バレたんなら、しょうがない。一応自己紹介しますかね…俺の名前は怪獣って呼んでく…って!突然斬りかかって来るか!?」
「「「!?」」」
「斬れて…ない!?」
彼女がフライング気味に斬りかかって来るが、普通に手をクロスさせガードし難を逃れる。
良かった…流石は三式機龍である。
他の奴だったら手は完璧に斬られていた…アレだよオッタルとは比べないよ。あいつは誰かさんの所為で原作より強い気がするし。
「どういう事だァ!?アイズより速く動けるって」
「私達より強いかも!」
「じゃあこれでも喰らってな!ミサイル発射!」
背中にバックパックを装備して、人に当たらない位置にミサイルを一発だけ撃ち込み、ついでにゲリョスの能力の閃光もオマケに発生させて逃げる。
「今がチャンスだ逃げ…って逃げてるし!」
「レオさん、早く来てください!」
(逃げるが勝ち!)
背後から何か声が聞こえて来るが気にしない!
そうして自分達は派手に暴れるだけ暴れ逃げていった。
…因みに9階層の被害は凄い事になっていたらしい。
・・・・・・・・・・・
「さっきのは、人間?」
「あれを人間としたら、僕達はそれ以下だよ」
呆然としながら私が呟くと、フィンがため息をつきながら喋る。
最近ダンジョンでは、おかしな事ばかりだ。
「怪人と言いさっきの怪獣?って名乗る何か、しかもこんな風に戦闘能力も高いとは…もう何が何だか」
フィンと私以外はさっきの爆発に目を少しやられている感じである。
「あっ…ベルくん!」
「とりあえず、この子を避難させないと」
・・・・・・・・・・・
「もう疲れたよパトラッシュ〜」
「そうですねもうクタクタです。走りながらマスクしてるから、息がし辛いですし」
(もう眠いから寝るね?お休み!)
黒は眠たそうに目を擦りながらメモ帳に書いて、そのままベットに倒れる様にして寝てしまった。
うん今日は疲れたもんな…猛者に剣姫、勇者とかもう強い冒険者総当たりで遭遇したし。
何でこんなに自分の運が悪いのか気になるが…
次回は不定期!
お楽しみに…お気に入りにしてくれた皆さんありがとうございます!