ダンまちの世界で怪獣の能力を使って生きていく 作:アルプスのラスカル
(ふぁ〜よく寝た)
ここはダンジョンの25階層である。
どう寝ていたかと言うと、身体をビオランテに変えてダンジョンの隅っこに縮こまって、アヤメ達を囲って寝ていた。
だってこの前もそう寝ていたら襲われなかったし。
なんかダンジョンに来て何かにずっと見られている気がする。
ベルもこんな感じだったのか、確かに気分が悪くなるな。
でも寝ていたのに攻撃をしてこないなら敵じゃないと思う。
念のために今日は警戒するか。
「今日はそのまま下の階層で魔石を取りに行きたいと思う」
「わかりました」
(了解。了解)
「グガァー」
「じゃあ決まりだ。今の階層は25階層だが30階層ぐらいまで行くか」
じゃあ行きますか。
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フェルズsid
「あいつらは何なんだ!?」
人間がモンスターになれるなんて聞いた事がない。
どうするんだ、あれはどう考えても化け物だ。
まるで自分の様に、人からモンスターになるなんて。
これはクロノスに言っておくが、前にあいつと戦ったが本気を出されたら一瞬で粉々だろう。
「しかもあいつの仲間のゼノス達もおかしいぐらいに強いはず、リド、あいつらは何をしている」
「今は下の階層に行っている…て!何をしてるんだ?モンスターを生み出しているのか?」
もう知らない…自分のせいじゃないそう思わないと、無いはずの胃の部分に痛みが…
「薬作るか…その前にクロノスに報告か、あの男がこっちの味方になれば、悩みも消えるのに」
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「ヘックション!うーん、誰か噂してるのか?」
(ただのくしゃみだよ)
25階層はそこまで毒や麻痺を使うモンスターがあまりおらず、戦闘能力が高いモンスターが出てくるみたいだ。
名前は分からないが足が異常に発達した鳥がいる。
「ピョー!」
「うわ、キモい!」
その鳥は自分達を見つけると化け物の様に走ってくる姿が必死すぎて近づいた瞬間に手をイリスに変えプラズマ火球を打ってしまった。
「ピギャー!」
「避けたのか?」
鳥はプラズマ火球を避けたらしい。
とりあえず攻撃を受けてみるか。
「ピョー!」
「ぐっ!?」
あいつは攻撃をしたんだ。
足で蹴ってくると思ったら、まロケット頭突きをかまして来た。
流石に予想してなかった。
鳥が飛んで行った方向を見ると、またロケット頭突きをする為にか構えていた。
「危ない!」
「ピキョ!」
イリスの触手で絞め殺した。
しかしこんなモンスターがダンまちにいたか?
「ここの敵はユニークだな」
「そうですね。ここ25階層ぐらいの敵は大体おかしなモンスターが出るらしいですよ」
(やろうと思った時に既に行動は終わっているんだ!)
「ガゥー」
黒は気付かれる前に敵の脚を切り裂いている。
言っている通りにやってるな。
しかし黒は何処でその言葉を覚えてくるんだ?
そんなこんなで鳥を狩っていった。
今回の怪獣紹介なし
まぁー関係ない話ですが、新しい小説を息抜きに書いて見ましたので、良ければ見てください。
次回は一週間ぐらいになるかもです。