案の定MP足りなかったです。
杖によるインファイトですよ。
相手は、インファイトに切り替えてちょっとすると、棍棒捨てて殴りに来てます。
ねえねえ、君、ちょっと強過ぎじゃない?
逐一ポイズンを掛けて、あと杖で二~三十発殴れば勝てる、多分、きっと、おそらく!
***
「ガア…」
ドサッ
「た、倒せた…?死ぬかと思った…。」
(レベルが上がりました。)
(スキルポイントを手に入れました。残り1です。)
(闇魔法のレベルが上がりました。)
(毒魔法のレベルが上がりました。)
(杖のレベルが上がりました。)
(鑑定のレベルが上がりました。)
(ステータスを振り分けて下さい。)
ステ振り?後でね。
今はこのこんちくしょうをゾンビ化ですよ…。
「反魂。」
<ゾンビ化に成功しました。>
<名前を付けますか?>
せっかくだから、名前を付けてみよう!
***
Name.しょーぐん Lv.1
ゴブリンゾンビ・ソルジャー
HP:― MP:19
STR:13
VIT:16
INT:10
AGI:17
EXT:19
LUC:10
スキル
棍Lv.3 格闘Lv.2 噛みつきLv.7 採集Lv.2
***
「え、強っ!」
なんで勝てたのか不思議でたまらないよ!
僕もステ振りしないと。
2つに振れるみたいだ。
***
STR:7
VIT:5
INT:16+1
AGI:8
EXT:14+1
LUC:10
***
こんなもんかな。
今日はもう帰ろう。
MPが危ないし、いざとなったらしょーぐんに守ってもらえる。
帰ったら錬金術しよう。帰る頃にはMPも回復してるよね?
***
しょーぐんが居てくれてホントによかった!
帰り道にはたくさんウルフが出てきた!しかし、それを難なく倒すしょーぐん、正直惚れ直しました。
ウルフのゾンビ化に成功したため、新たに、ゾンビウルフが増えました。数は6匹、死んだのに結構毛の肌触りは良かった。
街に帰って来ました。
錬金術をしよう思って、錬金術の機材を買おうと思ったんですが、高くて買えない。
今の所持金は2000G、機材の値段は3000G。
しょうがないので、ゲーム内の生産施設を使おう…。
人がたくさん居るんだろうな…。
***
姉さんと散歩しといて良かったです。
外見は、石作りのビルみたいです。多分、5階位はある、何か所々で煙が出てる。鍛冶とかかな?
とりあえず、入ってみます。
受付のNPCに話掛けられました。人間じゃなければ大丈夫なんですね、初めて知った。
「いらっしゃい。今日はなにしに?」
「錬金術をしに来ました。」
「はいはい、一時間で500Gだよ。錬金術の部屋は三階ね。」
500Gか…結構キツイけど、先行投資だよね?
階段を登って三階に着くと、やっぱりと言うか、うんまあ、プレイヤーが居ました。ざっと50人かな?外から見たのと面積が噛み合わない気がするような…。まあ、ゲームだし、いっか。
とりあえず、空いていた席に座って、今作れるリストを見てみる。
***
ポーション
解毒ポーション
毒薬
回復タブレット
魂の器(無機物)
魂の器(有機物)
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一際異彩を放つのが在るね。
勿論確認します。
・魂の器(無機物)
・スライム
・ゴーレム
・パペット
・リビングアーマー
・アンティークドール
・魂の器(有機物)
・フレッシュゴーレム
・ホムンクルス
・キメラ
うーん…これは…今作って良いんだろうか?強そうなモンスターばかり居るけども。
今はスライムすら作れないから、これらは後でいいか。
しょーぐんが採集した薬草でポーション作ろう。
薬草を鍋に入れてー
中身が緑色になったら濾過してー
冷ましてビンに入れればー
はい、完成。
……………………………。
何か…簡単過ぎて空しい…。
効力は?
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ポーション 品質E+
HP+10
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使えないから!
NPCの店に売ってるポーションの方が使えるよ!
はあ、今日はもう止めよう。明日は今日より楽に狩りができるさ。
………多分。