アラガミ転生記2〜飛べ!!メイデン隊長!!!〜   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

9 / 10
お、おおおお久しぶりです.......。(震え声)

すいませんでしたァァァァァ!!!!!

他の小説が楽し過ぎて進めませんでしたぁぁあああ!!!!


第9話 それぞれの進歩

あの異様に強い人間達と戦って2週間。

 

『訓練!!』『鍛錬!!』『修行!!』

 

周りのメイデン達が何故か特訓(?)を始めた。

 

あれかな?あの人間達になす術が無かったから強くなろうとしたのかな?

 

俺を守ろうと?やばい。急にメイデン達に愛着が湧いてきた。

 

修行するのは良いのだ。

 

しかし.....。一つ問題が出た。

 

『『『『『訓練鍛錬修行!!』』』』』

 

数が多すぎる。

 

ここ一帯はもはやタケノコ畑である。

 

どんな修行かと言うと、例えば....。

 

片方が砲撃を放つ。それを対面しているもう片方が砲撃で消し飛ばす。これを繰り返すとか。

 

5対1での多人数からの弾幕を潜らずに避けるとか。

 

内蔵された針での接近戦とか。

 

ひたすら永遠に潜ったり出たりを繰り返すとか。

 

とにかく、それぞれがバリエーション豊かな特訓を行っている。

 

その影響か、食事まで変わった。

 

俺は、今まで通り献上品を貰っているので変わりはないのだが.....。

 

メイデン達は、どこから取ってきたのか機械類などの金属を多く食べるようになった。

 

カルシウム的な役割でもするのだろうか。

 

よくわからない。

 

関係ないかもしれないが、最近献上品の質が上がった気がする。

 

非常に美味しいのだ。

 

今日も、人っぽい顔をした虎っぽい何かを串刺しにしていた。

 

あの虎は雰囲気的にメチャクチャ強い気がするんだが.....。

 

というか、俺はそろそろ串刺し公とか呼ばれるんじゃないだろうか。

 

いやいや、誰が極〇王(カズィ〇ルベイン)だ。

 

俺はバーサーカーでもランサーでもねぇ。

 

1人で自分に突っ込むのは寂しいのでもう止める。

 

話が逸れたな。

 

特訓や食事制限のおかげか、メイデン達の体が段々メカメカしい感じになってきた。

 

思い出せば仕掛け自体は極刑〇にそっくりな内蔵された針は.....。

 

<ギュイィィィィン!!!

 

先っぽにドリルの様なものが付いた。

 

これのせいで犠牲者となるイヌ科生物等の死体が以前にも増してスプラッタになった。

 

それとメカメカしいと言えば外せないのが.....。

 

<キュイン.....キュイン......

 

目が赤く光る様になった。

 

モノアイに変化したメイデンも居れば、両目が赤く光るだけに留まったメイデンも居た。

 

なんだかカッコイイ。

 

体もなんだか鉄っぽい質感と色になった。

 

砲台も、見た目レールガンの様な近未来な物になった。

 

防御力も、攻撃力も、以前の比にならない

 

ここまでが、僅か2週間の出来事である。

 

いやぁ、この2週間でメイデン達が見事に魔改造された。

 

だが、ここで話は終わらないぞ。

 

最近献上品の質が上がったせいか、俺の体にも変化が起きた。

 

何かと言うと.......あれだ。

 

緊急脱出装置が付いた。

 

何を言っているのかわからないと思うが、簡単に言うとロケットの様に飛んで、危ない時に脱出できるようになったのだ。

 

オラクル細胞のエネルギーで熱を起こし、一気に爆発させることにより打ち上がり、あとはロケットの様に熱エネルギーを放出して逃げるのだ。

 

.....ん?なんで知ってるかって?

 

試したからだ。

 

上空に打ち上げられたが、腕で着地をしたので問題ない。

 

黒ひげ危機一発の黒ひげになった気分だった。

 

でも、自爆装置とかじゃなくて良かったよ。

 

いざという時の逃走手段の確保が図らずも得ることが出来た。

 

おい、ショボイって言うな。

 

ヘタレって言うな!!

 

俺が望んだわけじゃねぇからな!!

 

嬉しかったけど.....。

 

とまぁ、これが2週間での俺たちメイデンの成長だ。

 

主にメイデン達の成長が著しいな。

 

「お、おい.....本当に大丈夫か?」

 

ん?これは......。

 

「大丈夫だよ。たかがメイデンだろ」

 

『隊長!!』

 

あぁ、そうだな。

 

なんとなく言いたいことはわかった。

 

 

 

 

 

獲 物 だ

 

 

 

 

 

本日もこの街には、男の悲惨な悲鳴が響き渡る。




部下強化週間。

RPGあるあるの魔王より左右の側近が強いの法則です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。