アラガミ転生記2〜飛べ!!メイデン隊長!!!〜   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

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はえー.....すっごいストレート。(白目)
これは関係者に怒られますね。間違いない。


第10話 君の穴は。

あれから1ヶ月。

 

ここ最近、人間達の襲撃が多くなってきた。

 

現在、メカメイデンと一人の人間(男)が戦っている。

 

<キュイィィィン!!!!

 

メイデンは針を射出して人間を攻撃する。

 

「針か!!盾で防いで....!!」

 

人間も簡単には当たらず、バッチリ盾で防ぐ。しかし、

 

ガキィン!!

 

「なっ!?盾が弾かれただと!?」

 

先に付いたドリルを上手く回転させて弾いたらしい。

 

まぁ、俺には何が何だかわからないんだけど。

 

<ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!

 

どうやら終わったらしい。

 

関節のついたドリル針で持ち上げられ、入念にケツの穴にドリルをねじ込まれる。

 

人間の方は既に白目を向き泡を吹いているが、それでもメイデンは止めない。

 

針を振って放り投げた。ドシャア!!っとある程度の重量のある物が落ちる音がする。

 

......冷静に解説しているが、震えが止まらない。

 

俺だって元男だ。あんなのを見せつけられて平気でいられる男はドMのホモくらいだ。

 

いや、ドMのホモでもゴメンだろう。多分。

 

さっきも言ったが、人間側が俺達を脅威だと思ったのか最近になって襲撃が増えている。

 

襲撃は今日だけで4回目だ。

 

『隊長、最近ゴッドイーター共の襲撃が相次いで居ますが、如何しますか?』

 

ん?あー.....そうだねぇ......。

 

あの人間をいつもみたいに送っといてあげて。

 

『分かりました』

 

.....ん?今の誰かって?

 

メイデンだよ。メイデン。

 

いつの間にか普通の会話ができる様になっていた。

 

部下達はどこまで成長するのか......。

 

成長の底も天井も見えないな。

 

まぁ人間達は、部下がやってくれるし、そこまで深く考えなくても良いかなーなんて思っている。

 

.....流石に気楽すぎるかな?

 

 

side out

 

 

 

 

 

side:ゴッドイーター

 

 

「最近、男性のゴッドイーター達が次々と餌食になっている」

 

サカキ博士に集められた俺達は、あのコクーンメイデンのことを聞かされていた。

 

「その被害を出しているコクーンメイデンにはまだハッキリとした名称は付けられていない。なので、僕が個人的に『メイデンリーダー』という呼称を付けさせて貰った。酷く安直だがね。無いよりマシだろう」

 

メイデンリーダー......。それがとりあえずのあいつの名前か。

 

「君達ブラッドには、メイデンリーダーの討伐を頼みたい」

 

あの時のトラウマが蘇り、震えが止まらなくなる。

 

すぐさまポケットに入っている即効性の安定剤を飲んで落ち着く。

 

最近はこれがなきゃ安心できなくなっている。

 

「.....すまない。君達に頼むのは酷くかと思ったのだが、相手が感応種である以上、通常のゴッドイーターでは被害が出るばかりだ」

 

サカキ博士は、机に手を付き、頭を下げてきた。

 

「頼む、この依頼、引き受けてはくれないかい?」

 

少しの静寂。

 

ギルバートが前に出た。

 

「サカキさん。頭を上げてください」

 

そういうと、頭を上げてくれた。

 

「俺達だって、ずっと指咥えてあいつの事を見てたわけじゃない。確かにトラウマではあるが、それ以上にあいつを倒して被害を出さないようにしたいと思っている」

 

ギルバートの後に俺も続く。

 

「そうですよ。俺だって、あいつの事ぶっ倒して、男のプライドを取り戻したいと思っていた頃なんですよ」

 

ギルバートと顔を合わせて、頷く。

 

「「是非、引き受けさせてください!!」」

 

「君達.....!!ありがとう!!本当にありがとう!!」

 

サカキ博士と堅く握手し、誓う。

 

「あいつをぶっ倒して!!男を取り戻して来ますよ!!」

 

この時、サカキ博士との間に、男の友情を感じた気がした。

 

 

 

 

 

 

「ねぇシエルちゃん。これってさ、真面目に話してる様に見えるけど.....全部お、おしりの話.....なんだよね.....///」

 

「ナナさん。言わぬが花ですよ」




少しスランプ気味です。

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