やはり猫が可愛いのは間違っていない。   作:如月の夢

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亀投稿と言ったな、それどころのレベルでない!


猫は大抵、昼寝する

昼休み、それは、リア充による、リア充のための、リア充の時間だ(迷言)。

あのリア充の

「一緒にご飯たべよー」

と言いながら、他人の席に勝手に座る事は未だに理解出来ん。

昼休みになった瞬間に、無言の『そこどけよ』というアイコンタクトは尚更わからない。

と言うか、アイコンタクト出来てる俺って実はあの子と友達なのだろうか?いや、それはないね、うん。

 

 

 

さて、冒頭から『わけがわからないよ』と言いたくなるような内容を語った理由だが。

俺は、普段からベストプレイスなる、購買裏にて昼食を摂っている。

そこは人通りがほとんどない場所であり、基本ここで1人、戸塚の天使の舞(何も間違っていない)を見るのが日課なのだが…

「んーー、ここは風が気持ちいいにゃー、ねぇ、比企谷くん!」

どうしてこうなった……

 

 

前川が寝落ちしてた!!的なことがあってから1週間経ち、

え?あれから何も無かったのかって?ある訳ない。

とにかく、あれから前川とは関わっていなかった。

だって、友達ならともかく、知り合いですらない彼女に自ずから関わりに行くなんてことあるわけないだろうが、寧ろ、友達すらいないからな。

そして、そんな崇高なる俺の考えを他所に、前川がやってきて、先程の言葉を述べた。

 

 

もう一度言おう、どうしてこうなった

 

 

 

 

 

 

「なぜお前がここに来るんだ」

「何か問題でも?」

「いや、問題は無いんだがな」

「ならいいでしょ」

あ、これ、何言ってもダメなパターンですね。

諦めた俺は、昼食を再開する

諦め肝心、これ社会で生きてくことの鉄則。

ちなみに、俺は、超諦めまくってる。

ほら?友達作ることとか?

諦めてなくてもダメでしたね、知ってました。

 

 

そうして数分、俺の飯が終わると同時に、前川が待っていました!、と言わんばかりに話し始めた。

「ねえ、比企谷くん?話聞くのって得意?」

「まぁ、一般的な会話技術なんてあったら、ぼっちじゃねーよ」

「んー、そうじゃなくてさー、まぁいいや、」

いいのかよ……

「まぁ、相談を受けるのは出来るぞ、聞くだけだが」

「本当?じゃあちょっとだけ聞いて?」

 

 

 

どれ位経っただろう、5分なのか10分なのか、

ともかく、前川の話をまとめると

アイドルとして活動しているが、あまり知名度が上がらない。

学校で、形としての変装でメガネをしているものの、ちっとも気づかれない。

このままでいいのだろうか、いや良くない。

だそうだ。

 

「で?結局の所校内での認知度を上げたいってことか?」

「まぁ、そんな所だけど、学業に支障が出るのはちょっと……」

「なんつーか、無理だな」

「だよね……」

と、うなだれている彼女……

悩んでいる彼女を見ていると、何故かほっておけない。

気づいたら、いつものような、奉仕部でしか言わないようなことを語り出していた。

 

 

「ある、俺の知り合いの話なんだが、

そいつはな、最初周りの悪ふざけで、人前に出される事になったらしい。

最初はなんにも仕事が出来なくて、同じ役員にも頼られない程の酷さでな?

しかも最初の仕事が、大掛かりなこともあって、

どんどん追い込まれて。

やばいですよ、とか泣きついてくるもんでさ、

まぁ、それはなんやかんやで成功を収めて、

それから自信がついたのが、すごく頑張るようになって、

頑張っているって事は以外に周りに伝わるもんでな?

頑張れば頑張るほど。周りに人が集まるらしい。

だから、あいつの周りは、今はちゃんと認めてくれる人が多いらしい。

何故か、俺が呼び出し食らう回数が増えたがな。」

「ふふ、」

俺の話を少し笑をこぼしながら聞いてくれる前川

「まぁ、なんだつまりは、頑張っていればいつか何とかなるんじゃねーの?」

「そっか……、うん、何かやる気が出たかも。」

「そりゃ、良かったな」

「ねぇ、比企谷くん?」

「あ?」

「またなんかあったらさ、お話聞いてくれる?」

「気が向いたらな、」

「何か、嫌そうだなー」

当たり前だろ、と答えようと振り向いた瞬間、体が固まる。

そして、目に入った人物が俺の代わりに答える。

「先輩は、なんだかんだ言って聞いてくれますよ、絶対」

 

うわ、終わった




上手くいかないもんですねー、
なんとなくの流れは決まってるんですけど、文に起こす作業……

まぁ、頑張っていきます!

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